創業50年の老舗の居酒屋で鯨料理を楽しむ、というお誘いを受けて訪問です。新宿区役所の斜め前にあるビルの地下1階にあります。エントランスがなかなか凝っていて雰囲気があります。 日本酒も豊富にあるとのことでアラカルトで楽しむことにしました。お通しは 海鮮溜まり醤油 という海苔を固めたものにホタテと海老が添えられた変わった小鉢で海苔の香りが磯を感じさせます。前菜がわりに肉味噌をくるんでいただく手巻きサラダ 860円を経て早速鯨をいただくことにし、鯨の刺身 五種盛り 4700円、大和煮 760円、竜田揚げ 1620円 です。刺身は部位によって食べ方があり、本皮は塩、ベーコンは辛子醤油、赤身、さえずり、百ひろは生姜醤油 でいただきます。本皮はねっとりと絡みつく脂ですが塩で脂っこい後味は口の中に残らず、ベーコンは思ったよりもスモーキーなもの、赤身はとろけるほど繊細なものでこれには驚きました。初めていただく百ひろは腸を輪切りにしたもので、全く臭みがなく食感も歯ごたえがあり、珍しいものをいただけました。大和煮は肉の繊維を楽しむソボロ状のもので日本酒のアテにぴったり、竜田揚げは香りの良い漬けダレと思われ、赤身なのにジューシーでクセのない肉が懐かしさを呼び起こします。 ここで店長のおすすめの ごぼう唐揚げ 670円、揚げ出し豆腐 650円 で鯨モードからスイッチ、ゴボウを大胆にカットした唐揚げは土の香りがする豪快なスティックでこれは美味しい‼︎最近めっきり食べる機会が減ったほっけがメニューにあったので、ほっけの塩焼き 1580円もいただきます。ホクホクの脂の乗った身が日本酒を進ませます。 そろそろ〆ということで、鯨寿司(2カン) 1200円、まっくろおにぎり 320円でご飯ものをお願いしました。初めていただく鯨寿司ですが、牛の肉寿司よりもクセがなく口の中でとろける鯨のさっぱりした甘みは絶品ですね。最後の甘味でいただいたずんだ餅はお店で枝豆をすりつぶして手作りのもの、枝豆の風味そのまま楽しめるこちらはお店のお薦めとなるのも納得でした。 刺身盛りを始め様々な鯨料理をいただいて感じたのは、鯨を知り、鯨を愛し、その美味しさを最大限引き出す料理を供するという店長の熱い想いでした。そして私にとっては、「鯨を食す」という行為で、昨今の政治、文化、生態系などの様々な問題を考えさせられる良い機会になりました。素晴らしい料理となった鯨とスタッフに感謝しつつ、再訪を心に決めて店を後にしました。 老舗の居酒屋 鯨料理
Mihoko Kumagaiさんの行ったお店
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欧風カレー ボンディ 神保町本店
神保町駅 / カレー
- ~2000円
- ~2000円
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ミート矢澤 五反田本店
五反田駅 / ステーキ
- ~3000円
- ~3000円
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カフェ アリヤ
新宿三丁目駅 / カフェ
- ~1000円
- ~1000円
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本家 第一旭 本店
京都駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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中華麺店 喜楽
神泉駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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肉の大山 上野店
上野駅 / 洋食
- ~1000円
- ~2000円
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らぁめん 満来
新宿駅 / ラーメン
- ~2000円
- ~2000円
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カリーライス専門店エチオピア 本店
神保町駅 / カレー
- ~1000円
- ~1000円
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麺屋 ひょっとこ 交通会館店
日比谷駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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酒彩蕎麦 初代 恵比寿
恵比寿駅 / そば(蕎麦)
- ~2000円
- ~2000円
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新橋 纏
新橋駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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ジャッキー ステーキハウス
旭橋駅 / ステーキ
- ~3000円
- ~3000円
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インデアンカレー 東京丸の内店
東京駅 / カレー
- ~1000円
- ~1000円
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博多一双
博多駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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ジャポネ
銀座一丁目駅 / パスタ
- ~1000円
- ~1000円
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中国料理 歓迎 本店
蒲田駅 / 餃子
- ~1000円
- ~2000円
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えびそば一幻 新千歳空港店
新千歳空港駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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共栄堂
神保町駅 / カレー
- ~2000円
- ~2000円
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むさしや
新橋駅 / 洋食
- ~1000円
- ~1000円
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鶏ポタ ラーメン THANK
大門駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円