関東流儀でシンプルに寿司だけを提供する ∴ 鮨駒 食べログより
店内はかなり冷えましたので、寒い日の防寒対策は必須かも知れません。
黒電話が、カウンターから見える場所に載せられていて、35年以上続けている寿司屋さんだけあって、昭和感を醸し出して味のある雰囲気のお店でした。
カウンター自体年季を感じさせる見た目でしたが、清潔に整えられた店内は、雑然とした店の雰囲気や気の緩みは感じさせられません。
店内に入って、ドアを開け閉めする音はそれなりにしているものと思われますが、こちらの存在にしばらく気が付きませんでした。
最近このケースよくあるように思いますw
本州出身で、関東では、揚物とか寿司以外余計なものをやらないのが、お寿司屋のスタイルとの事で、それで長く続けられたと、北海道は何屋か分からないところもあるようなお話をされてましたが、なるほど確かに美味しくないそばや、茶碗蒸しが不要と言う場合にそれらをランチのセットメニューで付けられるより、寿司一本勝負でやっているスタイルも良いかと思います。
いろいろやると、ロスも出るとも言ってましたが、鮨駒は、このスタイルで地域に密着して安定している様子なので、寿司職人としては、信頼出来ると感じました。(発寒の他のお店とついつい比較してしまいました^^;)
ランチメニューは無いとの事で、セットメニューは、以下の通りでした。
特上駒すし 2300円
駒すし 2100円
上生すし 1700円
子供すし 1000円
生チラシ 2200円
そして、握り寿司を食べる目的だったので、上生すしと駒すしとの金額差が微妙でしたが、やはりここは、店の名前が入っているほうにします!
と言う事で、駒すしを注文しました。
赤貝
カニ
中トロ
タラ
ホタテ
ボタンエビ
春子
イカ
ウニ
イクラ
全10貫で、汁物無しでした。
汁物無し、寿司のみは、浜鮨と共通していました。
春子は鯛の子を酢〆したもので、さっぱりあっさりとしていて美味しかったです。
無添加生うには、ロシア産とあるものを使っているようですが、甘くてとろける食感で、美味しかったです。
粒感もしっかり残っていて、新鮮で苦味など感じない上物だったと感じました。
昆布〆したタラは、味わい深い白身魚で、旨みも感じながら、食感も楽しめてあっさり食べられました。
イクラはまろやかなで甘みと旨みを感じ、いい塩加減でおいしかったです。
赤貝は、しっかりした処理されたクセを感じさせないネタで、触感も楽しみつつ、ワサビと醤油とシャリとの融合を十分味わい楽しむことができました。
カニの質も良くて、ふっくらみずみずしい感じで、甘みとカニの濃いうまみを堪能しました。
中トロは、これまた極上な味わいで、味も濃く、本マグロの脂の旨みや味を楽しむことができました。
これはもう一貫追加してでも食べたいと思いましたが、流石に高過ぎます。
ホタテは、ねっとりまったりした味わいと、プリッとした新鮮なホタテの食感と共に、ホタテの味わいを楽しみました。
シャリはほどけるように握られていて、美味しく味わうことができましたが、一貫だけ硬く握られていたのが気になりました。
握りにばらつきがあるんでしょうか?妙に気になりました。
全体的にワサビの効きがいい握りでした。
ネタやシャリ、ワサビの効き等良いところを多く感じましたが、ランチメニューが無く、ネタのグレードで考えて、かなり割高に感じました。
☆☆☆次回予告編☆☆☆
今のところ発寒エリアではここが回らない寿司屋の中で一番いい感じでした。
http://ameblo.jp/expectationfuture/entry-12044342577.html