フレンチ出身シェフが手がける、少量多皿の創作イタリアン。 フレンチで7〜8年の経験を積んだ後、イタリアンへ転向。 確かな技術と自由な発想を融合させた全13〜14皿のコースを提供する。 鎌倉・御成通りから路地に入った、静かな一角にひっそりと佇む小さなレストラン。 看板を掲げない、まさに隠れ家。 非日常的な特別な時間を与えてくれる。 ベリーウッドの一枚板が印象的なカウンターを中心に、温かみのあるナチュラルな空間が広がる。 シェフの調理を目の前で楽しみながら、ゆったりと料理を味わえるカウンター6席と、大きめのテーブル席1卓のみの特別な空間。 料理はイタリアンをベースに、テンポよく少量ずつ提供される構成。 鎌倉や三浦の旬の食材をふんだんに使い、内容は2か月ごとに更新される。 器、家具、装飾、空間のすべてに“MADE IN JAPAN”を貫き、シェフの遊び心と美意識が感じられる。 ドリンクは日本ワインやナチュラルワイン、各国のワインや蒸留酒、グラッパなど。 料理に寄り添いながら、広がりのあるペアリングを楽しめる。 オーナーシェフ・芝先康一氏はヨーロッパで研鑽を積んだ後、七里ヶ浜に「リストランテ シーヴァ」を開店。 2021年に現在の鎌倉の地に移転。 コンセプトや細部にまでシェフのこだわりが行き届いた空間で、今のスタイルを確立した。 ⸻ 《コース概要》 ・価格:18,700円(税込・サービス料なし) ・料理:13〜14品 ・ミネラルウォーター/スパークリングウォーター込み ・アルコールペアリング(7杯):9,400円 シャンパーニュ100ml+6杯 各50ml ※量により価格差あり ・カウンター6席/テーブル1卓(2〜4名) ・ペアリング込み計:28,100円 ⸻ 〇 San-Lurins Malvazija Istriana 北イタリア、フリウリ=ヴェネツィア・ジュリア州の白ワイン。 土着品種マルヴァジア・イストリアーナから造られる。 白い花や熟したリンゴの香りに、ハーブやミネラルのニュアンスが重なる。 やわらかな果実味と引き締まった酸が調和した一本。 ▪️タルト 豚肉のリエットにキャビアとミントをあしらった一口サイズのタルト。 程よい酸味が立ち、軽やかなスタートを演出。 ▪️エビ 赤エビと和梨、くるみを使ったサラダ仕立て。 豚肉と唐辛子のペーストとエシャロット、フェンネルシードがアクセントとなり、甘みとコク、スパイス感が調和する。 南イタリアでよく見られる唐辛子を使った味付けを彷彿とさせる。 ▪️自家製フォカッチャ 焼き立ての丸いフォカッチャ。 表面はカリッと香ばしく、中はもっちりと小麦の香りが豊か。 料理の合間に嬉しい一品。 ▪️たこ 赤ワインでやわらかく煮込まれた蛸に、里芋のソースを合わせる。 にんにくとアンチョビ、イタリアンパセリの風味が効いており、素朴ながら印象的な一皿。 里芋のざらりとした舌触りも心地よい。 ビネガーで程よく締められ、味に深みがある。 〇 sleep of the moon Crafts man 多田 焼酎に吉野杉の香りを付けた、穏やかで甘やかな木の香りがふわりと広がる。 麦焼酎らしい大麦のコクとともに、蒸留酒のキレもあり、重すぎず食中酒としても優秀。 ▪️イカ 細かく刻んだ烏賊のタルタル。 魚介の旨味を凝縮したソースが全体を包み、イカの甘みと繊細な食感が引き立つ。 海の風味が広がる濃厚な一皿。 〇 Due Terre Frappato 2022 シチリアの土着品種フラッパートから造られる赤ワイン。 完熟いちごのような甘やかなベリーの香りに、軽やかなスパイスのニュアンスが重なる。 果実味が豊かで、柔らかな酸が心地よい。 ▪️赤身 神経締めされた長井漁港で採れたキハダマグロのグリル。 中には獅子唐ソテー、ビーツのマリネ。 ペコリーノチーズ、昆布のオイル、グリンピースの苗、ドライイチジクのバルサミコ漬けを添える。 魚と野菜、チーズと果実の組み合わせが斬新。力強さと繊細さのバランスが絶妙。 〇 PISCO PORTON マスカット品種のみから造られた蒸留酒。 1本あたり13~14kgのマスカットを使用したリッチなお酒。 樽熟成をしていないため、無色透明でフルーティーな香り。爽やかな飲み口。 次のスプーン、ホタテの料理と合わせて、特にホタテとは第2のソースのような感覚で楽しむ。 ▪️スプーン マジョラム香るサガリ(上ハラミ)に、青リンゴのジャム、ヘーゼルナッツ、赤玉葱ビネガー漬け、トレビス、生胡椒を合わせる。 ひと口で含み、シェフの説明を聞きながら20回噛んで味の変化を楽しむ。 香り・甘み・酸味・肉の旨味が複雑に絡み合い、口内で完成する体験型の一品。 -コメント欄へ
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