Nori.K
横浜駅
中華
伝統的な広東料理をベースに、和やフレンチの技法を柔軟に取り入れた創作中華が楽しめる人気店。 王道の中華をベースにしながらも固定観念にとらわれず、一皿ごとに新しい驚きを感じさせてくれる。 フカヒレや山形牛など上質な食材を惜しみなく使用し、ワインを中心としたフリーフローとともに味わえるコースは満足度も非常に高い。 場所は横浜駅西口から徒歩約8分。 ビルの2階に店を構え、店内はライブ感のあるカウンター席を中心とした落ち着いた空間。 目の前で料理が仕上がっていく様子を眺めながら食事を楽しめる。 ───── 今回はグルメ仲間にご予約いただきディナーでの訪問。 《鳳凰コース 15,000円+フリーフロー 4,000円+サービス料10%(合計20,900円)》 フリーフローはワインを中心に、ビール、紹興酒、焼酎、ウイスキーなど幅広く揃う。 まずはエビス樽生で乾杯。 きめ細かな泡と心地よい喉越し。 これから始まるコースへの期待を高めてくれる。 ▪️フカヒレカルパッチョ 気仙沼産ヨシキリザメのフカヒレを低温調理し、カルパッチョ仕立てに。 しゃぶしゃぶのような絶妙な火入れで、フカヒレならではの繊細な食感が際立つ。 エゴマの葉で包むことで爽やかな香りが加わり、コースの幕開けにふさわしい一皿。 ▪️米沢牛ザブトン ヨダレ牛 軽く炙ってレアに仕上げた米沢牛ザブトン。 たっぷりとかかったヨダレソースは花椒の香りが心地よく、辛味よりも旨味をしっかり感じる味わい。 柔らかな肉質と濃厚なソースが見事に調和し、濃い味付けにも負けない米沢牛の存在感はさすが。 ▪️香港麺 銘柄卵黄 有東木山椒 ヨダレ牛のソースを活かした二段活用。 極細の香港麺に相模原産、鳳凰卵の卵黄を絡め、さらに静岡県産のすりたてわさびを加えることで爽やかな香りが広がる。 残ったソースまで無駄なく楽しませてくれる。 〇 Vega Cristina Cava Brut Nature ▪️皮蛋豆腐 ピータンを再構築した冷製茶碗蒸し風。 東北出身のシェフらしく、甘じょっぱいずんだソースを合わせる独創的な一皿。 ピータンのコクとずんだの優しい甘みが意外なほど調和していた。 ▪️スペシャリテ 大根餅 店を代表するスペシャリテ。 大根とこんにゃくを使った大根餅は、お好み焼きから着想を得た独創的な仕立て。 上には山形牛(ニュールー)と、ピーマンを使った青椒肉絲風ソースを重ねている。 焼きたて熱々のため半分に割っていただくと、外は香ばしく、中は驚くほどもっちり。 大根の優しい甘みと牛肉の旨味、青椒肉絲風ソースの香りが一体となり、この店らしい自由な発想を象徴するような一皿だった。 ▪️北京ダック 香ばしく焼き上げた北京ダックを、きゅうりとともに薄餅(ポーピン)で包んでいただく。 もちもちとした皮の食感と、ダックの香ばしさの組み合わせは王道ながら完成度が高い。 ▪️上湯 ヨシキリザメフカヒレ 広東料理で「ショントン」と呼ばれる上湯。 系列店でもある桜木町の「焼鳥 感呼鶏」から取り寄せた比内地鶏の鶏ガラを2日間かけて炊き上げ、金華ハムの旨味を重ねた澄んだスープに、ほぐしたフカヒレ(散翅)をたっぷり加えている。 一口含むと鶏の旨味が幾重にも重なり、金華ハムのコクが余韻として広がる。 派手さではないが、丁寧に積み重ねた出汁の奥深さを存分に味わえる一杯だった。 〇 Clos Canos Corbières 2024 ▪️八色椎茸 新潟県南魚沼・八色原産の肉厚な椎茸。 ショントンに丸一日漬け込んでから蒸し焼きにすることで、椎茸の中まで旨味がしっかり染み込んでいる。 中華風七味を添えると、香りと辛味が加わり印象が変わる。 〇 Château Mercian 甲州 2023 ▪️春巻 真鯛を主役に、ズッキーニ、ドラゴンフルーツ、バジル、セミドライトマトを合わせた春巻。 通常より薄い皮を使うことで軽やかな食感に仕上げられている。 ライムや山椒塩で味の変化も楽しめた。 〇 Robert Mondavi Winery Chardonnay 2024 ▪️蝦夷アワビ 麻婆 鉄板で焼いた豆腐を揚げ出し豆腐風に仕立て、その上へ山形牛を使った贅沢な麻婆を合わせた一皿。 蝦夷アワビの食感も良く、麻婆の旨味と辛味が絶妙なバランス。 お願いして添えてもらった一口ご飯にのせれば、小さな贅沢麻婆丼として最後まで楽しめる。 ~コメント欄へ続く~















