東京背脂醤油の源流に近い味。吉祥寺よりマイルドでバランス良し
No.1655「阿佐谷ホープ軒」で「チャーシューメン」を頂く! ≪着丼前情報≫ ◆現着時刻:13時8分 ◆並び:無し ◆オーダー方法:注文制 料金引き換え制(着丼時に支払い) ◆オーダー:「チャーシューメン」1050円 ◆着丼時間:13時11分(3分待ち) 東京のご当地ラーメンの一角、ホープ軒の系譜。 まずは簡単におさらいをば。 ホープ軒の歴史は、1933年に苦学生の風体でラーメンを売った難波二三夫氏の「貧乏軒」によって幕を開けます。戦争を経て、戦後すぐ「盛華公司」というラーメン店をバラックで開店。その後「ホームラン軒」と屋号を変更した後には最大34店舗の支店を開店。1954年、株式会社ホープ軒本舗として法人化した後には店舗以外にも、貸家屋台業もはじめ事業は大成功。自らも屋台を引く傍ら、貸し屋台は103に増え、後にその103の屋台の中から、「千駄ヶ谷ホープ軒」などを輩出。「ホープ軒本舗」の本流は、現在の「ホープ軒本舗 吉祥寺店」に繋がっていきます。 派生した「千駄ヶ谷ホープ軒」さんが、実は東京背脂チャッチャ系の始祖のようなお店。「ホープ軒本舗」自身は東京背脂醤油の始祖ではありながらも、背脂チャッチャと言われる程背脂の雨は降っておらず、「千駄ヶ谷ホープ軒」が背脂チャッチャを始め、そのラーメンが派生した堀切の「弁慶」、恵比寿の「香月」、そして「土佐っ子」などに受け継がれ、エスカレートしていったと言われています。 「背脂」という観点(どんな観点?)からまとめると以下の3つに大別できます。 「ホープ軒本舗 吉祥寺店」を始めとする『東京背脂醤油』 「千駄ヶ谷 ホープ軒」を始めとする『東京背脂チャッチャ』 「土佐っ子」「下頭橋ラーメン」などを始めとする『環七背脂チャッチャ』 で、ここ「阿佐谷ホープ軒」はどこに分類されるのよ?!という話なのですが、こちらは紛れもなく『東京背脂醤油』に分類されるお店。というのもこちら「阿佐ヶ谷ホープ軒」はホープ軒の始祖、難波二三夫氏の次女が元々あった「ホープ軒本舗 阿佐ヶ谷店」を事業継承して引き継いだお店で、同じく長女が事業継承した「村山ホープ軒」と同様に「ホープ軒本舗 吉祥寺店」の流れを汲んでいます。 ただ、今回訪問してみて思ったのですが、吉祥寺店とは味は微妙に異なるため、大枠としては『東京背脂醤油』ではありますが、独自の進化を遂げているようです。以上、ホープ軒の歴史クイックレビューでした(笑)ん?ラーメンじゃなくて情報を食べてるみたいだって?はいはい、そうです、私はラーメンも情報も美味しく食べるタイプなんです( ˊ̱˂˃ˋ̱ ) さて、阿佐ヶ谷駅から徒歩1分程の超駅近の店舗に昼時に現着。並びこそないですが席はほぼ埋まっている状況で、ギリギリカウンターの端っこに滑り込みます。注文は口頭制。支払いは着丼時に引き換えにするシステムのようですので、「チャーシューメン」を注文し代金1050円を用意してしばし待機。雰囲気としては吉祥寺の「ホープ軒本舗」に似た店内で待つ事凡そ3分程、着丼でございまーす♪ ≪着丼後情報≫ 吉祥寺の「ホープ軒本舗」の黄色いビビッドな丼とは異なり、なんともかわいらしい丼で着丼です。早速スープから。見た目通り背脂は控えめ。吉祥寺よりもあっさりしている印象です。バキッと効いた化調のはっきりとした輪郭の旨味というよりも、分かりやすい旨味もありつつ出汁感も強く、しっかり豚骨を感じるスープという感じ。塩味も吉祥寺と比べて程よく、全体的に優しくバランスが取れたホープ軒という感じですね。個人的にはかなり好き! 麺はウェーブがかったプルンとした細麺。加水率は高めかな。スープとの絡みも良く麺量もしっかりあって満足度高し! チャーシューは肩ロース。醤油がしっかり入って脂は控えめのギュチッとした煮豚は、肉々しく比較的マイルドなスープに並走する感じで相性が良かったです。 目がチカチカするような、食べ慣れた「ホープ軒本舗 吉祥寺店」も大好きで、定期的に摂取したくなる味ではあるのですが、個人的にはこのバランスの取れた「阿佐ヶ谷ホープ」の味、相当好みでしたね。無茶苦茶美味しかったです♪阿佐ヶ谷は本当にいいラーメン店多いっすねぇ。羨ましい! 美味しかったです。また阿佐ヶ谷来ます!ご馳走様でした♪
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