今年最後の投稿です。 高槻の知人と合流し、年越しの計画を練っていたらSNSに飛び込んできたロクパさんの情報。なんと大晦日の日でもカレーを提供してるとの事。日本の風習とは縁遠いインネパ料理店なら珍しくはないですが日本人が経営するカレー屋で大晦日も開けてくれるお店はかなり限定的。以前から一度は行ってみたかったカレー屋さんでしたので行ってきました。 阪急・武庫之荘から徒歩10分ほどの場所にあり大晦日という事もあってか周囲は非常に静かで、開店直後に行ったら店内は1人だけで余裕のイン。このお店のランチタイムは3種あいがけをメインに提供しており1皿1000円と兵庫でありながらもなかなかの破格。 着皿まで20分ほどと厨房を見るにかなり丁寧に作ってる感。バランス良く盛られたカレーは見た目も良さげながら3種のカレーもなかなかのボリューム。 カスリメティや野菜で彩られたチキンカレー、花山椒が香るビーフカレー、大量のレンズ豆の上にヒヨコ豆を添えたダルカレーと一品一品がしっかり作り上げられてます。全体的にオイリーさが漂いますがそこにセット品の温泉玉子を溶かし込む事でマイルドになりスパイス感の強いカレーが苦手な人でも食べられるよう工夫がされてます。 どれも想像以上にしっかりした作り込みですが私が一番驚いたのがパパドです。このパパドには一手間加えられており2種類の油を溶かし込んでパパドの底に溜めてます。これは「冷めても美味しく」という店主さんのアイデアらしくこれが実に功を奏す。添え付けのパパドはなんだかんだと食感を楽しむだけの存在で割ってカレーに混ぜたり、切り取ってカレーを乗せて食べる物だったりとあくまで脇役。しかしこのパパドはそのままでも美味しいのです。 もっとパパドに力を入れる店が出てくれたらいいなぁ。 総評です。今年の最後の最後にいいお店に出会えました。知名度はまだそれほどでもないようですがカレー事情聴取にもよく出してるようで少しずつ、だが確実に頭角を現しつつある感があります。精悍で野生的な顔立ちの店主ですが愛嬌のある笑顔とカレーを語る際の熱い眼差しがパパド一つに一手間かけるほどのストイックさを雄弁に語ります。 全体的に辛さは控え目で尖ったスパイシーさはないですが徐々に熱が蓄積していく程良いスパイス感は幅広い層への強いアピールとなるでしょう。何よりこれ(3種盛り)が一皿1000円なら感謝の気持ちすら沸いてきます。ただ量的には女性に丁度いいくらいの調整っぽいので男性ならライス大盛りするくらいでいいかもです(できるかどうかは不明)。ごちそうさまでした。 そして皆様、今年一年ありがとうございました。来年もまたよろしくお願いします。良いお年を(^_^) スパイスカレー
Nobuhiro Itouさんの行ったお店
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出町ふたば
出町柳駅 / 和菓子
- ~1000円
- 営業時間外
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道頓堀 今井 本店
なんば駅 / うどん
- ~2000円
- ~2000円
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旧ヤム邸
谷町六丁目駅 / カレー
- ~1000円
- ~2000円
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とんかつ マンジェ
八尾駅 / とんかつ
- ~2000円
- ~2000円
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世界一暇なラーメン屋
渡辺橋駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~2000円
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Cafe FREUNDLIEB
新神戸駅 / カフェ
- ~2000円
- ~2000円
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中国菜 オイル
大阪駅 / 四川料理
- ~1000円
- ~4000円
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Brasserie VIRON 渋谷店
神泉駅 / フランス料理
- ~2000円
- ~8000円
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キルフェボン グランフロント大阪店
大阪駅 / ケーキ屋
- ~2000円
- ~2000円
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らーめん 弥七
中津駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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味処 叶
栄駅 / とんかつ
- ~2000円
- ~2000円
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阪神名物 いか焼き 阪神百貨店梅田本店
東梅田駅 / お好み焼き
- ~1000円
- ~1000円
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コム・シノワ本店
三宮・花時計前駅 / カフェ
- ~2000円
- ~2000円
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ニューアストリア
千里中央駅 / 喫茶店
- ~1000円
- ~1000円
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551蓬莱 本店
なんば駅 / 中華料理
- ~2000円
- ~3000円
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セアブラノ神 壬生本店
四条大宮駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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パネ ポルチーニ
新福島駅 / パン屋
- ~1000円
- ~1000円
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大衆食堂 スタンド そのだ
谷町六丁目駅 / 居酒屋
- ~1000円
- ~3000円
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コロンビア エイト 北浜本店
北浜駅 / カレー
- ~1000円
- ~1000円
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渡邊咖喱 梅田本店
西梅田駅 / カレー
- ~2000円
- ~2000円