有限会社山阪屋 針中野店

ゆうげんがいしゃやまさかや はりなかのてん

予算
~1000円
~1000円
最寄駅
近鉄南大阪線 / 針中野駅 徒歩3分(180m)
ジャンル
スイーツ お土産
06-6706-9870

子どもの頃から赤飯が苦手でした…。 まず第一に、ご飯に色が付いていることが許せなかった(しかも赤色!)。 なぜ、純粋な白米にあえて毒々しい色を付ける必要があるのかと疑問に思ってました…。 第二に、もち米を使った独特のネチネチ食感(モチモチ感ではなく!)が苦手でした。 口の中がネチャついて食べにくいったらありゃしない…。 第三に、小豆が入っていることに大きな疑問を感じていました。 そもそも、パンでもレーズンパンのようにつぶつぶと余計なものが入っているのが苦手な方で(今だにレーズンパンは苦手です…^^)、しかも、その小豆のザラザラ食感と苦みが駄目だったのです。 「オレ、赤飯いらんで、白い普通のご飯食べるから!」 子供の頃から生意気にも母親にそう繰り返し抵抗するうち、「オレハ赤飯ガダイキライ」と、自分自身でマインドコントロールしてしまっていたようです。 そして、いつの日からか赤飯を食べる機会が日常からすっかり消え去り、何十年という歳月が過ぎ去っていました…。 しかし、ここ数年、自分では苦手意識のあったはずの赤飯に奇妙な魅力を感じ始めていました。不思議なことに知らず知らずのうち赤飯に惹かれていたようです。 そして、それをハッキリと自覚させてくれたのが野添さんのご投稿でした。ご投稿の赤飯の写真に目が釘付けになり、「オレハコノ赤飯ナルタベモノヲタベタイ」という衝動に近いようなものがこみ上げてきました。 体が欲していると言うのはこういうことを言うんでしょうね…。 それから、居ても立っても居られなくなり、帰り道、引き寄せられるように『山阪屋』さんへと車を走らせていました…。 最初に訪れたときは定休日。そして、その数日後に訪れたとき、ようやく念願の赤飯をゲットしたのでした。 「こ、これが夢にまで見た赤飯か…!」 さっそく家に帰り一口食してみると、これが実に美味かった! 少年時代、忌み嫌っていた朱色は、食欲中枢を刺激する色艶をたたえ、口の中にまとわり付くネチネチ感は、モチモチ食感へと変貌していました。小豆のざらつくような食感や苦みも実にいいアクセントになるではありませんか。微妙な塩加減がたまらなく後を引き、次々に箸が進むではありませんか! 赤飯ってこんなにも美味しいものだったんですね…。 何十年間も自分自身が掛けた呪縛から解き放たれたような清々しい気持ち…。 少年マンガで主人公が敵キャラといつしか友情が芽生えるという話しがよくありますが、丁度そんな感じでしょうか。^^ 野添さん、ありがとうございます。<(_ _)> 今日もまた帰り道に立ち寄り、夕飯に美味しくいただきました。^^ 眠れる森のおっさんを開放してくれたのは貴方でした!(笑) 呪縛からの解放

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有限会社山阪屋 針中野店の店舗情報

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予約・問い合わせ 06-6706-9870
ジャンル
  • スイーツ
  • お土産
予算
ランチ
~1000円
ディナー
~1000円

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                近鉄南大阪線 / 針中野駅 徒歩3分(180m)
大阪メトロ谷町線 / 駒川中野駅 徒歩7分(560m)
近鉄南大阪線 / 今川駅 徒歩15分(1.1km)                        

                        

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