お昼は、だし工房 絹と小麦@武蔵新城へ。 本日5/14オープン、ケータリングサービスのビアン クレールの店舗を間借りして土日のみ昼営業。 立地は武蔵新城駅から徒歩5分、麺小屋てちへ向かい、店先を左に曲がって二つ目の右小道。 12:30着で外待ち2人、少し待って店内へ。 間借りというと、家主の知り合いのツテで貸し借りしている印象ですが。 こちらは、吉野家ホールディングスグループの株式会社シェアレストランが仲介されています。 平日夜17:00-22:30は、汁と創作逸品の店「Le 樂し Le(ル・タノシ・ル)」が、4/20にオープン。 Le 樂し Leの営業時間外を、だし工房 絹と小麦が営業する形態になります。 店内に入ると空いているテーブル席に案内され、口頭注文後会計。 メニューはラーメンが淡麗醤油900円、香味しそ(白醤油)900円、ミニ素ラーメン400円、和え玉200円。 ※値段はオープン初日価格、二日目からは100円増とのこと。 サイドメニューにチャーシュー盛り合わせ500円、ソーセージ盛り合わせ400円など。 ご飯ものは豚バラ炙りチャーシュー丼500円、ラーメンスープの炊き込みご飯400円など。 ビールやソフトドリンクも用意されています。 店内はラーメン店に特化しておらず、カウンター2席に4人掛けテーブルが3卓。 スペースに比べて席がかなり少なく感じます。 卓上に調味料は用意されておらず、メニュー、割り箸、レンゲ。 私がラーメンの出来上がりを待っていると、店員さんが通りに立てた立て看板を店内に仕舞っています。 なんと12:50でスープ切れ終了、、、ふう、間に合って良かった。 程なくして、味玉香味しそ1,000円。 『濃厚な旨味たっぷりの親鶏と煮干し、鰹、鯖、椎茸、利尻昆布などをじっくりと炊き、鶏挽肉で雑味を抜いた清湯スープ』 鶏ガラを炊き出した毛湯(マオタン)に、鶏挽肉を加えて雑味や油分を吸着させて取り除いた清湯(チンタン)。 つまり、スープを綺麗にしながら旨みを加える掃湯(サオタン)と言う技法で作った清湯スープ。 飲食独学、飲食店未経験、間借り営業初日でこの出来映えは、とても素晴らしく、とても心好い。 トッピングは鶏チャーシュー、青紫蘇、紫玉ねぎ、細切りの青紫蘇、糸唐辛子、姫竹、梅肉。 焼海苔やいわゆるメンマを使わないところに、店主さんのセンスが光ります。 梅肉がスープに沈められていて、食べ進めると少しずつ味が溶け出し、とても面白い。 麺は、菅野製麺所のグラハム粉入り細麺、これまで味わったことの無い食感ですが、とても美味しい。 グラハム粉とは全粒粉の一種で、全粒粉は小麦の表皮と胚芽、胚乳をすべて細かく挽く。 グラハム粉は小麦を表皮と胚芽、胚乳に分け、胚乳は細かく挽き、表皮と胚芽は粗挽きにして混ぜる。 湯切りがかなり緩めですが、今日はオープン初日、すぐに調整されるでしょう。 ラーメンを食べていると、「スープ切れで閉店になりますので、、食べられますか?」と訊かれます。 ええ、是非、と、ラーメンスープの炊き込みご飯400円。 食べてみると、ご飯とラーメンスープ以外にニンジンやゴボウ、鶏挽肉なども一緒に炊かれています。 しっとりさがちょっと足りない食感ですが、とても美味しい炊き込みご飯。 食べ終わったら席を立って、出入り口近くのレジでお会計。 会計は現金のみの様でしたので、財布から1,000円札と500円玉を出します。 が、「炊き込みご飯はサービス致します」と受け取りを断られ、仕方なく500円玉は引き取って。 スルッと食べてご馳走様でした。
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レストランの間借り営業で”土日限定シェアレストラン”というのだそう。そんなわけで平日営業はなし。 掃湯で作られたという澄んだスープは癖の全くない穏やかすぎる鶏の土台にきれいな魚ダシ。柚子の効果もあって雑煮を思い出してしまった(^^; 無化調らしい美味しさにあふれるが後半ちょっと酸味が気になることも。 褐色というより透明感を伴った白色にフスマのつぶつぶで褐色っぽく見える麺は驚きのザクザクゴリゴリした食感。とても特徴的だが、これだとちょっとスープとともに完成される感じに乏しい。しっとり鶏ハムというかムネ肉をロールさせたものも淡白で美味いがここは一つ豚肉の勢いが合っても良かったかも。 それぞれ美味しいパーツが集まっているのだけど1000円もするのだからもう少しまとめ上げていただけると良いかな。