➖ 墨堤に 咲くは菜花 薫は桜 ➖ 浅草での墓参りを済ませ向かった先は「長命寺さくら餅 山本や」 今年で創業三百年、さくら餅一筋の老舗です。 鬼籍に入った伯母の嫁ぎ先の遠縁が当主をつとめている「長命寺さくら餅 山本や」 偶然にも私と苗字が一緒、さらに奥方同士の名前が一緒という縁。 「長命寺さくら餅 山本や」は大川の墨堤のすぐ脇にあり、江戸時代からの桜の名所に有ります。 今で言う、隅田川の土手沿いですね。 春の御彼岸なので隅田川の桜堤にはさすがに桜の蕾しか映っておりませんでした。 あとは東京スカイツリーかな。 この時期はお土産販売のみですが、この時期を外せば店内で“ 召し上がり ” と木箱にのせ煎茶がついて300円で供されます。 今日はお土産に四個入り、そして墨堤で桜の蕾でも愛でながらとテークアウト。 目の前の墨堤に菜の花が咲いているのを発見。 蕾より咲いている花を愛でることにしました。 土手に腰掛け柔らかな陽射しをうけて桜餅を頂ける幸せな時間。 三百年前に桜餅を閃いた山本さんに感謝です。 餡を包む餅だけで充分な菓子に、桜葉で香りを纏わせるという贅沢な逸品に仕立てあげられています。 連休の中日、仲見世から浅草寺までの尋常ではない人混みを離れて、言問橋を渡れば春を待つ長閑な時間が待っていました。 さて、桜餅の葉っぱを食べるのか残すのか? 「長命寺さくら餅 山本や」では、桜葉の香りが充分移った柔らかい餅を味わっていただきたい理由から、桜葉をはがして食べる事を推奨しています。 でも、塩っ気のある桜葉と一緒に食べたい私。 ここは折衷案で半分そのまま食べる案を採用することにしました。 結論 出来立ての桜餅は桜葉と一緒に頂くと香りと塩気で美味しさが膨らみます。 数時間後に家で開けた時には、桜の香りが箱から沸き立ち、桜葉をむいたままで充分に桜の香りと塩気とで美味しくいただけます。 小麦粉を薄く焼いた皮で餡を包み桜葉で巻く。 これが長命寺さくら餅。 桜色に染めた道明寺粉の桜餅とは別物ですね。 桜葉は大島桜を半年ほど塩漬けにしているそうです。 桜花を愛でてなお、葉が散ってなお、次の春に咲き誇る桜を待ち遠しく感じ作られた桜餅。 江戸っ子のスイーツ魂に火をつけたのでしょう。 当時、年間四十万個ほど売れた記録があるそうです。 今では通年で桜餅をいただけます。 やはり桜堤で満開の桜を愛で、隅田川に行き交う舟を眺めながら頂きたい逸品ですね。 ここまで来たら、もう一軒巡るのはお約束ですね。 今日も美味しくご馳走さまでした。 肉の日
Hitoshi Yamamotoさんの行ったお店
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IVY PLACE
代官山駅 / ダイニングバー
- ~4000円
- ~8000円
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支那麺 はしご 本店
銀座駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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麺匠の心つくし つるとんたん 六本木店
六本木駅 / うどん
- ~1000円
- ~5000円
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アカシア 新宿本店
新宿西口駅 / 洋食
- ~2000円
- ~2000円
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焼肉問屋 牛蔵
富士見台駅 / 焼肉
- 営業時間外
- ~5000円
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bills 表参道
明治神宮前駅 / カフェ
- ~2000円
- ~3000円
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香妃園
六本木駅 / 中華料理
- ~2000円
- ~3000円
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キル フェ ボン グランメゾン銀座
銀座一丁目駅 / カフェ
- ~2000円
- ~2000円
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荻窪中華そば春木屋 荻窪本店
荻窪駅 / ラーメン
- ~2000円
- ~2000円
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陸蒸気
中野駅 / 魚介・海鮮料理
- ~1000円
- ~6000円
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中華そば 勝本
水道橋駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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A16 TOKYO
東京駅 / イタリア料理
- ~3000円
- ~4000円
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吉祥寺さとう
吉祥寺駅 / デリカテッセン
- ~1000円
- 営業時間外
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とんかつ まい泉 青山本店
表参道駅 / とんかつ
- ~2000円
- ~3000円
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RAMEN GOTTSU
練馬駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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上野 れんこん
京成上野駅 / 居酒屋
- 営業時間外
- ~4000円
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パティスリー SATSUKI
永田町駅 / ケーキ屋
- ~2000円
- ~2000円
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うどん本陣 山田家 讃岐本店
六万寺駅 / 讃岐うどん
- ~2000円
- ~2000円
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手打ちうどん 鶴丸
瓦町駅 / うどん
- 営業時間外
- ~1000円
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随園別館 新宿本店
新宿三丁目駅 / 北京料理
- ~1000円
- ~4000円