• 休業

八幡

はちまん

予算
~1000円
~1000円
最寄駅
京王線 / 西調布駅 徒歩12分(890m)
ジャンル
中華料理 丼もの テイクアウト ラーメン
定休日
毎週火曜日

わたくし映像のお仕事に長く携わってきましたが、その一方で「妖怪研究家」と紹介されることもありました。 ずいぶん前になりますが「水木しげるの妖怪図鑑」が最初にデジタル化した時(CD‐ROMだった!)のディレクターを担当したこともあるんです。 当時、水木先生を訪ねに来ていたこともあり、私にとって調布は「妖怪のまち」。 かつて水木しげる先生が通った中華料理店へ4年半ぶりの訪問です。 『中華料理 八幡』(はちまん) 創業はなんと昭和39年(1964年)。 建物の上はアパートになっているのですが、実はかつてこの2階の四畳半に、つげ義春先生が住んでいたというのです。 今では建て替えられていますが当時は木造、つげ作品に出てくるような鄙びた風情だったのでしょう。 かつて水木先生のアシスタントをやっていたつげさん、ここから水木プロに通っていたのですね。 もちろん、つげ作品の作中に出てくるラーメン屋もこの『中華料理 八幡』。 代表作「ねじ式」はこのアパートの屋根で布団を干しながら昼寝していた時に見た夢がモチーフとなっているそうです。 建物の裏手に回ると、のんびりとした雰囲気の農地。 つげ作品「李さん一家」のモデルとなった畑ですね。 この畑のはす向かいにある「下石原八幡神社」は猫娘のすみか。 原作「ゲゲゲの鬼太郎」の猫娘初登場回「猫娘とねずみ男」によれば、この神社の軒下に猫娘が住んでいるということです。 そんな『中華料理 八幡』、昨今のラーメン屋、中華料理屋と比べるとゆったりとした店内です。 あくせくしていない、この雰囲気が水木さん、つげさんも好きだったのではないでしょうか。 壁にはたくさんの人から寄せられたファンアートが。 先日大ヒットした劇場版『ゲゲゲの鬼太郎』にもこの店のラーメンが登場したことから、公開当時は大忙しだったそうですよ。 料理はラーメン、餃子をはじめ町中華の定番はもちろん、遊び心のある「おもしろメニュー」も。 私はどうしてもこちらを頼んじゃいます。 何だかわかります? ★カツカレーラーメン ¥1000 謳い文句は「中華×印度×洋食 パワフル合体メニュー」。 これがたまらなくいいんですよ。 餡かけの如きとろみたっぷりのカレースープはいわばカレー餡かけ。 そこに衣ザクザクのカツ。 麺は細麺。 たっぷりのネギと玉ねぎもまたたまりません。 実に変わっている。 変わっているのだけど、やっぱり旨い。 しみじみする。 水木先生やつげ先生のマンガのようです。 そして、個人的おススメ。 ★餃子 ¥605 野菜たっぷり、そのままで美味しい餃子なのですが・・・ これをカレーラーメンのスープに浸していただくんです。 すると・・・・ フハッ! 片栗粉のとろみとカレーの香りが餃子に絡まって、まさに絶品!! ぜひ試してみてくださいませ。 ちなみに水木さんの定位置は入り口入ってすぐ左、窓際の席。 注文はいつもラーメンか五目そば。 締め切りに追われ忙しいときは出前をとっていました。 見えないけれど、きっと今でもふらり立ち寄っているのでしょうね。

松 宏彰さんの行ったお店

八幡の店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

ジャンル
  • 中華料理
  • 丼もの
  • テイクアウト
  • ラーメン
営業時間
定休日
予算
ランチ
~1000円
ディナー
~1000円
クレジットカード
不可

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                京王線 / 西調布駅 徒歩12分(890m)
京王線 / 調布駅 徒歩13分(980m)                        

                        

座席 修正依頼

席数

19席

カウンター
喫煙 不可
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個室