l'élan

レラン

予算
~60000円
営業時間外
最寄駅
東京メトロ千代田線 / 明治神宮前駅 徒歩3分(180m)
ジャンル
フランス料理
定休日
毎週月曜日 毎週日曜日
03-6803-8670

口コミ(7)

    2年振り2回目の訪問。 l'élan(レラン)は、高級感に溢れ、古典を踏まえながらも現代的な料理を楽しめるフランス料理店だ。2年前の初訪問の時に比べて、更に料理が進化していた。 場所は原宿の近く。照明は暗めで、内装も暗色で落ち着いた雰囲気がある。見晴らしが良く、渋谷の高層建築を眺められる。同じフロアに系列のビストロが有り、それと厨房を共用している。コースにペアリングを合わせた。 「アンチガスピヤージュ グジェール フォアグラ さより」 アミューズ ブーシュとして幾つかの品が供される。コンテ チーズのグジュールは、しっとりとした食感。鳥から出汁を取ったスープは滋味溢れる味わい。サヨリに乳製品を併せた品は、滑らかな食感で、添えた豆が味にアクセントを加えている。フォアグラと生のマッシュルームの組み合わせも良い。 「赤貝/フクユタカ」 筍と赤貝は、上品な食感。 最近の店にしては珍しく、パンも店で焼いているそうだが、このバゲットは出色だった。合わせるオリーブ油は、とても濃厚で旨味が有る。 「高農園 うえのはらハーブガーデン  藏光農園」 続く皿は、一言で言えば野菜のサラダだが、これはとても手が掛かっている。多くの素材が盛り込まれているが、それぞれに微妙に異なる調理が施されており、複雑な味わいが生まれている。 「アスペルジュブランシュ スミイカ 晩白柚」 ロワールのアスパラガス(日本産はまだ季節が早い)は、素材が良く、多少硬めに茹でている。スミイカとの意表を突く組み合わせも効果的。 「リードヴォー トルテリーニ  モリーユ ヴァンジョンヌ」 リードヴォー(胸腺)は粗野と上品さのギリギリの境を狙った品で、モリーユ茸との組み合わせが複雑な食感を生み出している。ヴァンジョンヌというワインのソースも見事。 「甘鯛 セロリラブ トマト スープドポワソン」 甘鯛の鱗焼きは、鱗が微かに焦げた出色の焼き方。乾燥したトマトには驚いた。旨みが凝縮されており、かつ甘味も有る。様々な魚から取ったスープは深い味わい。 「ベットラーブ 塩釜 デュッカスパイス」 塩釜焼きにしたビーツを、スパイスに付けて食べる。単純そうだが、手間の掛かる調理で、燻製香が効果的。 「太刀魚 加賀レンコン フヌイユ」 太刀魚の焼き方自体は和食みたいな感じだが、ソースでフランス料理に着地している。 「七谷鴨 パネ ジュ」 シンプルだが見事な焼き方。ソースや野菜の付け合わせも良い。 「フロマージュ」 最近の店にしては珍しく、フロマージュが(オプションでなく)コースに組み込まれている。種類が多く、質もとても良かった。 「せとか ヨーグルト ローズマリー」 口直し的な位置付けの品。柑橘系の酸味をヨーグルトが円やかにしている。 「コスモポリタン」 その場でソムリエがシェークしてカクテルを作るという演出が面白い。 「苺 メレンゲ バジル ソーテルヌ 柚子 ヴァニーユ」 とても凝ったデセールだ。苺を基調として、微かな酸味が味を整えている。メレンゲは儚い食感。 「マカロン ピスターシュ ガナッシュ カシス ブラリネ コロネ」 食後はハーブ ティーで締め括った。お茶菓子も水準が高い。 ソムリエ兼給仕の説明はとても丁寧。詳細な来店記録を取っているみたいで、我々が前回訪れた時のメニューに会話の中で触れることに、驚いた。 食中と最後の二回挨拶に来てくれたシェフは好青年。 各皿とも驚くほど手間が掛かっており、素材の組み合わせや調理方法が練られている。皿数と分量が極めて多いので、皿数を若干減らしても満足度は変わらないと思う。全般的に現代的でありながら、フロマージュのように老舗の名店みたいな楽しみもある。シェフの信太(しだ)竜馬氏は若干35歳。驚くべき才能だ。

    今年最初のフレンチに選んだのはまだ33歳の若き才能溢れるシェフが率いるグランメゾン『èlan』です。 尊敬するフードライターの方が「この店がミシュランの★を獲れなかったのはどうしてなんだろう」ということを書かれていました。 かなり期待値を上げて伺ったつもりですが、食べてる途中で彼女が書いている意味がとてもよく分かりました。 信太竜馬シェフの経歴は辻調グループフランス校を首席で卒業に始まり、当店オープン前は「エスキス」のスーシェフ、2021年のゴ・エ・ミヨで「期待の若手シェフ賞」も受賞しており、これ以上ない程の華麗な経歴です。 店内は広々としています…というか、28席程度の箱ですから然程でもないはずなんですが、天井がとても高いので部屋がより広く感じられます。 照明が落ちた店内に大きな窓から見えるビル群の明かりが映えてメチャメチャ美しいです。 メニューはアミューズの「ホロホロ鳥のスープ/フォアグラ/シャンピニョン」から最後の「ガレット・デ・ロワ」まで10品出されました。 料理のベースとなっているのは奇をてらうことの無い紛うことなきクラシックフレンチですが、ビジュアルも含め、とてもスマートでモダンな皿が続きます。 信太シェフがエスキスにいらっしゃったというのは皿を見ていると「なるほどね…」という感じです。 肝心の味ですが、ズバリ、全ての皿がとてもとても美味しいです。 使われている素材が抜群にいいのは言うに及ばず、シェフの技術がその素材を遥かに昇華させていることがはっきりと分かります。 特に「クエのポアレ」は添えられたソースの塩気や絶妙な火の入りによって奇跡のような味わいでした。 この店のコースの特徴として「フロマージュ」がラインナップされており、びっくりする数のチーズのプレゼンテーションが始まります…そしてそれらは希望があれば全種類取り分けてくれるのです。 私は全種類を皿に取り分けてもらい食べました…こんな種類のチーズを食べたのは初めてです。 また、デザートはド定番の「サバラン」が出されましたが、とてもコンテンポラリーなビジュアルの皿で出されてこれまた印象深いものでした。 ペアリングのワイン群も素晴らしく、途中でシャンパンが出されたり、より香りを楽しめるように若干温度の高いものを出されたり、料理にしっかりと寄り添いながらワイン単体としても楽しめる工夫がされていて感心しました。 冒頭に書いたように当店がミシュランの★を獲れなかったのは「とても不思議だ」というライター女史が仰っていたのは全くその通りで、他のミシュラン★付店と比較しても遥かに凌駕する点はあっても及ばない点は無かったように思えます。 少なくとも食べログの評点3.09なんてのは全く参考になりません。 ご家族の記念日や接待、背伸びしたデートなんかにバッチリ決まる店だと思います。 今年初のフレンチでしたが、2022年ベストの一店になることは間違いありません。 #フレンチ #マイベスト2022 #私が応援したいお店

    食材の味を堪能できる、こだわりのイノベーティブフレンチ。 GYREの中にできたフレンチ。 席数も少なく、お忍び感がすごいです、、! コースはその時その時の美味しい食材を使って 食材の味が生きるような、濃すぎないけどこだわりのある味付けになっていて、食べている時間がとても楽しかった〜♡ そして、デザートの前にチーズを出してくれるのが嬉しい、、!! 夕焼けから夜景までを見ながら、 フレンチが食べられる素敵なお店◎

    élan(エラン)は、高級感に溢れ、古典を踏まえながらも現代的な料理を楽しめるフランス料理店だ。 場所は原宿の近く。照明は暗めで、内装も暗色で落ち着いた雰囲気がある。見晴らしが良く、渋谷の高層建築を眺められる。元々の方針かコロナ禍故か知らないが、客席の間隔はかなり広め。 シェフはまだ30代前半ながら、フランスの高級店で修行した後、銀座の高名店でスーシェフを務めたという実力者だ。コースにペアリングを合わせた。 アミューズ ブーシュとして幾つかの品が供される。ホロホロ鳥から出汁を取ったスープは滋味溢れる味わい。コンテ チーズのグジュールは、しっとりとした食感。雲丹に乳製品を併せた品は、滑らかな食感で、添えた柑橘類が味にアクセントを加えている。 最近の店にしては珍しく、パンも店で焼いているそうだが、このバゲットは出色だった。合わせるオリーブ油は、とても濃厚で旨味が有る。 ホワイト アスパラガスと鰹の皿は、素材や焼き加減が良く、併せた卵黄のサバイオン ソースが上質。 続く皿は、一言で言えば野菜のサラダだが、これはとても手が掛かっている。大根、蓮根、トマト、葉物など数多くの素材が盛り込まれているが、それぞれに微妙に異なる調理が施されており、複雑な味わいが生まれている。微かなバルサミコ酢が味を整えている。 リードヴォー(胸腺)は粗野と上品さのギリギリの境を狙った品で、モリーユ茸との組み合わせが複雑な食感を生み出している。シャンパーニュ ソースも見事。 甘鯛の鱗焼きは、鱗が微かに焦げた出色の焼き方。筍や蛤やツブ貝を組み合わせて、重層的な味を生み出している。 ここまでは量が少な目だったが、続く主菜はアラカルトのような巨大な分量だった。フォアグラと鳩のパイ包みという古典的な料理だが、パイ生地の軽い食感が見事。味噌を合わせて、古典的な料理に捻りを与えている。 最近の店にしては珍しく、フロマージュが(オプションでなく)コースに組み込まれている。種類が多く、質もとても良かった。フロマージュに合わせて、数多くの食後種がワゴンに載せて運ばれてくる。シェフはフランス料理の伝統に敬意を払っているそうだ。 口直しのアヴァン デセールの際の演出が面白い。冷たいソルベだが、その場でソムリエがシェークしてカクテルを作ってソルベに掛けてくれる。 デセールは抹茶味のマスカルポーネ。濃厚ながら軽い食感で、小豆が捻りを加えている。印象的な締めくくりだった。 ソムリエ兼給仕の説明はとても丁寧。冒頭と食後の二回挨拶に来てくれたシェフは好青年。 各皿とも驚くほど手間が掛かっており、素材の組み合わせや調理方法が練られている。全般的に現代的でありながら、終盤は老舗の名店のような楽しみもある。有りそうで中々無い高級店だと思う。

    表参道で素敵なフレンチ♪ 銀座のロオジエやエスキスでスーシェフを務めた方がが手掛ける「メゾンélan」 大きな木のドアをあけて店内に入ると、天井が高く、全面窓ガラスの開放的な空間が。 4階に位置するのですが、周りに高い建物がないので開けており良い雰囲気。 お料理は美しく、最後のお茶菓子まで可愛らしいです。 デートや女子会にオススメです。 15000円のコースにて。 毛蟹 雲丹 カリフラワー レフォール ヤングコーン 烏賊 からすみ コンテ 鮎 パプリカ タイマンゴー 鮎ペースト 太刀魚 カブ フヌイユ 春菊 七谷鴨 月山筍 蕗味噌 酒粕 フロマージュ メロン 花ズッキーニ ミント クラフトジン ダッコワーズ パイナップル シルクスイート 弓削瓢柑 マカロンプラリネ ビスキュイナンテール タルトシトロン #デート #大人女子会 #記念日デートにおすすめ #落ち着いた雰囲気でゆったりできる

l'élanの店舗情報

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予約・問い合わせ 03-6803-8670
ジャンル
  • フランス料理
営業時間
定休日
予算
ランチ
営業時間外
ディナー
~60000円
クレジットカード
  • VISA
  • Mastercard
  • Amex
  • Diners
  • JCB

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                東京メトロ千代田線 / 明治神宮前駅 徒歩3分(180m)
東京メトロ銀座線 / 表参道駅 徒歩6分(470m)
JR山手線 / 原宿駅 徒歩7分(540m)                        

                        

座席 修正依頼

席数

28席

(ダイニング22席、個室1室(最大6席)

カウンター
喫煙 不可
※健康増進法改正に伴い、喫煙情報が未更新の場合がございます。正しい情報はお店へご確認ください。
[?] 喫煙・禁煙情報について
個室

6人用

サービス・設備などの情報 修正依頼

お店のホームページ https://www.elantokyo.com/
Instagram https://www.instagram.com/gyre_elan/
料理の特徴・こだわり 野菜料理にこだわり、魚料理にこだわり、食材産地にこだわり、アレルギー持ちのお客様に対応可能、料理人が海外修行経験あり、料理人が有名店で修行経験あり、有名料理人による調理
予約 予約可
利用シーン 個室、結納の食事会、おひとりさまOK、接待、クリスマスディナー、おしゃれな、禁煙
サービス ソムリエがいる
ドレスコード セミフォーマル
グランドオープン日 2020年1月10日

更新情報

最初の口コミ
大木淳夫
最新の口コミ
Kiyoshi Fujioka
最終更新

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