『スブリム』にいらした加藤氏が銀座の新たなフレンチ店でシェフに就任と聞いてランチで訪問。 場所はティエリーマルクスの跡地で、銀座らしくラグジュアリーな雰囲気。 メニューは昼夜共にコース1本、水はウォーターチャージで炭酸有無共に珍しいニュージーランドのものを使用。 この日はワインはグラスでChampagneを頂き、その後は料理に合わせてペアリングでオーダー。 アミューズの菊芋は中身トロトロでクリーミー、外はカリッとクリスピーに揚げていて食感のコントラストが楽しめるし、たっぷりかかった黒トリュフでリッチな一皿と、続く料理に期待が持てるスターター。 前菜は松葉蟹の解し身がギッシリ! 蟹の甘味に泡状の玉葱の甘味が寄り添い、ゼリーに入った昆布出汁が和の要素を加えつつ生姜がフッと鼻に抜ける、計算し尽くされたバランス感で実に美味! 脂の乗った寒鰤は林檎の酸とパウダー状の山葵で脂を切って旨味が広がるし、ピンクペッパーをガリッと噛み込むと仄かな辛味が広がって味覚のアクセントになりますね、ハーブとペアリングのサンセールが寄り添ってこの日一番のマリアージュ! パンは料理としての扱いとのこと、超多加水でカリッカリなクラムとモッチモチなクラストの対比が驚愕! ホイップバターは焦がしバターを加えてキャラメルの主張が濃厚だし、自家製出来立てバターはどこまでもピュアで引っ掛かりゼロ! レストランで食べるパンとしては過去最高に美味しかったかも、当然ながらバターを食べ尽くすまでお替わりしました! 平金目は備長炭で炭火焼き、しっとりしつつも身が詰まってみっちりテクスチャー。 金目からは甲殻風味を感じるし、乗りきった脂はマリネにしたバターナッツの酸で中和しており皿内で味覚が完結してますね。 メインの京鴨胸肉は弾力あって噛み締めると旨味が広がるし、ソースは鴨に負けない濃厚さがあって実にフレンチらしい一皿。 ビーツやカシスで甘味を、アンディーヴで苦味を追加して味わいに立体感を演出。 デセールはサーブ後にテーブルで液体窒素で凍らせた薔薇をかけるプレゼンテーション。 球体の中にはバニラアイスが入っており、石に見立てたのは甘いメレンゲ、薔薇と共に頂くと香りが広がって美味! 最後のプティフールも隙の無いクオリティ、オリジナルブレンドのハーブティーと共にゆったりと寛ぎタイム。 加藤シェフは前店でミシュラン☆を取得しているので、新店と言えども一定以上の味が担保されていて初訪問でもリラックスして料理が楽しめました。 サービスも安定感あるし、ワインのチョイスもセンス良いし、この内容なら2021年の☆は確実ですね、『スブリム』時代のスペシャリテのマッシュルームは夜のコースで提供とのことなので、次回はディナーでリピります! フレンチ ノルディック 銀座
佐藤 佑樹さんの行ったお店
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おにやんま 五反田本店
五反田駅 / うどん
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T.Y. HARBOR
天王洲アイル駅 / ダイニングバー
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うどん 慎
新宿駅 / うどん
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うどん 丸香
神保町駅 / 讃岐うどん
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つけ麺 五ノ神製作所
新宿三丁目駅 / つけ麺
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タイ国料理 バンタイ
西武新宿駅 / タイ料理
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麺屋 一燈
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鳥茂
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生粋
末広町駅 / 焼肉
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らーめん はやし
渋谷駅 / ラーメン
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- 営業時間外
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自家製麺 伊藤
赤羽駅 / ラーメン
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鳥竹総本店
渋谷駅 / 焼き鳥
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おにやんま 新橋店
新橋駅 / うどん
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とんかつ 檍
蒲田駅 / とんかつ
- ~2000円
- ~2000円
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Hot Spoon
五反田駅 / カレー
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永楽
大井町駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~2000円
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おおぜき中華そば店
恵比寿駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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一滴八銭屋 新宿本店
新宿駅 / うどん
- ~1000円
- ~4000円
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トラットリア・築地パラディーゾ
築地市場駅 / イタリア料理
- ~2000円
- ~8000円
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肉山
吉祥寺駅 / 焼肉
- ~8000円
- ~8000円