『エチオピア』『ばんび』『ヒナタ屋』『MAJI CURRY』『鴻』『ビストロべっぴん舍』とカレー店が犇く神保町三角地帯。 ここに昔から変わらず、当たり前のように存在している洋食屋さん。 『レストラン カロリー』 けれどここ、当たり前のようで当たり前じゃない店なんです。 創業はなんと1950年。 長きにわたり、明治の学生たちに愛され続けてきた食堂でもあります。 低カロリーがもてはやされる今ではギョッとする店名かもしれません。 ですが、戦後わずか5年の復興期においてカロリーは正義。 栄養をしっかり取れるレストランこそが、日本の高度経済成長を支えてきたのですから。 俳優・ミュージシャンの宇崎竜童さんのサインも。 この店でライブをやったこともある宇崎さんも元は明治の学生。 「竜童さんカロリー友の会」なる会もあるそうですよ。 この店の名物は「カロリー焼」。 醤油とニンニクで牛バラ肉と玉ねぎを炒めたもので、様々な組み合わせとバリエーションがあります。 けれども、忘れちゃいけません。 ここはカレーも美味しいんですよ。 ★チキンカツ&ハンバーグカレー ¥1200 老舗洋食店のハンバーグとチキンカツを両方楽しめる素敵なカレー。 メニューには書かれていないのですが、オーダーすれば作ってくれます。 ライスの上にはチキンカツ、ハンバーグ、そして目玉焼き。 これは贅沢ですね! カレールゥ(ソース)はほどよい辛さと甘みに加え、フルーティで華やかな酸味と仄かな苦味が魅力。 他店とは違うオリジナリティがありながら、飽きることないバランスに仕上がっています。 東京で昔から変わらず営業を続ける街の洋食屋さんのカレーって、酸味が強いことが多い気がします。 五反田『スワチカ』しかり、石神井公園『辰巳軒』しかり。 カツの衣は硬めかつ香ばしい仕上がりで油っこさもなく、何もつけずに美味しいチキンカツとなっています。 もちろんフルーティなカレーとの相性も抜群。 ハンバーグは昨今多い粗挽きタイプではなく、肉がギュッと詰まった昔ながらの食感でボリュームも抜群。 これは学生さん喜ぶわー。 サラダ・味噌汁付きなのも学生街らしくて良いですね。 食後の一服はこちら。 ★アイスコーヒー ¥320 「ハンドドリップで抽れる40年来の味」とのことですが、これが実に素晴らしき一杯! そこらのリキッドコーヒーやカフェチェーンのアイスコーヒーとは全く別物の香り深さです。 70年以上続く老舗の底力。 当たり前のように、ずっとそこにあるということは、当たり前ではないのです。
松 宏彰さんの行ったお店
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つけ麺 五ノ神製作所
新宿三丁目駅 / つけ麺
- ~1000円
- ~1000円
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タイ国料理 バンタイ
西武新宿駅 / タイ料理
- ~1000円
- ~4000円
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銀座 佐藤養助
銀座駅 / うどん
- ~2000円
- ~2000円
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カリーライス専門店エチオピア 本店
神保町駅 / カレー
- ~1000円
- ~1000円
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ナイルレストラン
東銀座駅 / インド料理
- ~2000円
- ~2000円
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インデアンカレー 東京丸の内店
東京駅 / カレー
- ~1000円
- ~1000円
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むさしや
新橋駅 / 洋食
- ~1000円
- ~1000円
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ヨシカミ 浅草店
浅草駅 / 洋食
- ~2000円
- ~5000円
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モアナマカイ珊瑚礁
七里ヶ浜駅 / カレー
- ~3000円
- ~3000円
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ERICK SOUTH 八重洲店
東京駅 / カレー
- ~2000円
- ~5000円
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赤坂 金舌
赤坂見附駅 / 焼肉
- ~4000円
- ~15000円
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ピエール マルコリーニ 銀座本店
銀座駅 / スイーツ
- ~2000円
- ~2000円
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キッチンABC 池袋東口店
池袋駅 / 洋食
- ~1000円
- ~1000円
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麺や 庄の
市ヶ谷駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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みのりんご
原宿駅 / カレー
- ~2000円
- ~2000円
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タンドールバル カマルプール
木場駅 / インド料理
- ~1000円
- ~4000円
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とんかつ 檍 大門店
大門駅 / とんかつ
- ~2000円
- ~2000円
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Rojiura Curry SAMURAI. 下北沢店
下北沢駅 / スープカレー
- ~2000円
- ~2000円
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蒙古タンメン 中本 目黒店
目黒駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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大島
船堀駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円