【季節感と彩り、お手頃価格が同居するイタリアン】 ※コメント返しは原則お休みしてますので、記入ご遠慮ください(参考通知とオフ会の御礼は記入OKです) 本日のイタリアン探究は 清澄白河の『il tram (イルトラム)』 2013年創業。 訪問時点、 GoogleMAP評価「4.2」、 某グルメサイト「3.62」 オーナーシェフの川邊亮祐氏は、 都内のリストランテや近隣の 『osteria nico』でキャリアを積み独立。 コチラ、旬の食材を使った おまかせコースが昼夜とも5800円と 比較的手ごろで長らくチェックしてたのです♪ * -Pane- 自家製フォカッチャ * -Zuppa- 季節のお野菜のズッパ * -Stuzzichino- 小さな前菜 * -Antipasto 1- 冷たい前菜 * -Antipasto 2- 温かい前菜 * -Primo Piatto- 本日のパスタ * -Second Piatto- メイン料理 ■ -Zuppa- 季節のお野菜のズッパ 「春キャベツのスープ、パルミジャーノチップスを添えて」 キャベツの青さと ナチュラルな甘さ活かしつつ、 とろとろに仕上げたスープ。 パリパリのパルミジャーノチーズが薫香感強めで、 スープに浸して食べても絶品♪ ■ -Stuzzichino- 小さな前菜 「ブッラータチーズとイチゴの前菜」 まるで刺身のように鮮度の高い、 トロリとしたブッラータチーズに バルサミコ酢の酸味、 イチゴの甘酸っぱさを掛け合わせた一品。 砕いたアーモンドの香りがよい仕事をしていますね。 ■ -Antipasto 1- 冷たい前菜 「那須高原アスパラのグリル」 立派なアスパラのグリル。 下には半熟卵と、 おろし金でおろしたリコッタチーズ、 カラスミが仕込んでありディップしていただく。 リコッタチーズのもつ乳製品のまろやかさと、 カラスミの塩気が口の中でぶつかり、 見事なコンビネーションを発揮。 ホクホクしたアスパラの穂先が美味しかったですね。 ■ -Antipasto 2- 温かい前菜 「スズキのパイ包み、キノコソース仕立て」 パイはサクサクしたミルフィーユ構造。 ホワホワしたスズキの白身と好相性。 お好みでエディブルフラワー入りの ハーブで盛り付けしていただく。 ■ -Primo Piatto- 本日のパスタ 「トマトソースのタヤリン」 ソースはトマトの果肉を ピューレのように仕上げたもので、 トマトのピュアな甘味が引き立ちます。 伊ピエモンテ州の名物として知られるパスタ「タヤリン」は、 線は細いが芯の通ったコシの良さが特筆もので、 咀嚼したときの弾力感も秀逸♪ ■ -Second Piatto- メイン料理 「地鶏のパテ、カリフラワーソースを添えて」 中心に地鶏のパテ、 周りをもも肉で巻いてあります。 パテですがネットリした食感ではなく、 ボンレスハムのように弾力感があります。 店主から「カリフラワーソースは酸味仕立て」と説明がありましたが、 個人的には酸味よりも、むしろまろやかさが勝っているように感じました。 少しピリ辛のパプリカオイルと、 フライした玉ねぎの香ばしさが彩りを添え、 小さな料理ですが、 味や香りの変化幅が大きな一品でした。 ■本日のお酒(コース外) ・ベアードビール島国スタウト ・ヴァン・ド・フランツコロンバール 伊豆のベアードブルワリーの 「島国スタウト」が置いてあったので注文♪ 以前投稿しましたが、ベアードは ビアバーの『中目黒タップルーム』などを直営している ブルワリーですね。 スタウトらしい黒いビジュアルですが、 意外にホップのビター感は控えめで フルーティーなさっぱり感が引き立ちます。 ~あとがき~ 以上、『イルトラム』でした。 肉のメイン料理が 牛肉ではなく鶏肉であるなど、 5800円という価格に抑えるために コスパのよい材料多めですが、 その分を創意工夫でカバーされてるのが伝わってくる好感度が高い店。 旬の食材多めで季節感感じられる点も良かったです。 シェフ2人だけで回しているので、 調理のスピードはややゆっくりですが、 手ごろで使い勝手がよかったので 別のシーズンに再訪してみたいですね。
口コミ(45)
オススメ度:92%
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毎年記念日ディナーに訪れている家チカのイタリアン。 相変わらずの美味しさ、イケメンさ、そして覚えていただけてることが何よりも嬉しい。 料理は言うこと無しです。 訪問は7月2日。
清澄白河、素材やソースに野菜や和の素材をふんだんに使用した個性豊かなイタリアン。 古民家を使用したカウンター4席、2名テーブル2卓、4名テーブル1卓のこじんまりした店内。 シェフおひとりでお料理、サーヴされてます。 ランチは土日のみ¥2800、夜は5800のおまかせ一本。 ネット予約可。 おまかせコース¥5800 ■フォカッチャ ■トマトと梅の冷製スープ ■無花果とブッラータ ■カマスのロースト ■チコリの1時間ロースト ゴルゴンゾーラ・ピカンテを添えて ■イタリア産グリーンピースのペースト、手打ちのフェットチーネ ■地鶏のロースト ■レモンのソルベ(追加+500) 最初にフォカッチャが提供され、小皿3品。 よく混ぜてとくださいとトマトと梅のスープは大根も入っていて、大葉の香りも。野菜の食感とソルベみたいなシャクシャクひんやり。 とろとろの無花果はブッラータと。バルサミコと蜂蜜をかけ、大好きなディルの香り。 肉厚なカマスは玉ねぎとお米のピューレと。別に提供される食用花やパクチーなどのハーブをセルフでかけて。 お皿が小さくてナイフフォークで食べにくいなぁと思ったのですが、周りを見ると本来この最初の3品は一皿ずつ提供されてるよう。この日は時間に遅れてしまったので一緒に提供されただけでした。 トリュフオイルを塗って1時間ローストしたチコリはこちらの定番料理のよう。とろっとろで香り良く、ゴルゴンゾーラの塩味が加わりとてもおいしい。 パスタはグリーンピースのペーストをソースにし、フェットチーネ。 メインはもも肉の中にナンコツとむね肉、モッツァレラを詰めてローストしたお料理で、とうもろこしのソースにクレソンのパウダー、素揚げした玉ねぎ。 ジューシーな鶏肉にとうもろこしが甘いソース。 デザートはないので、追加でソルベをお願いしました。 個人的には量が絶妙でした。 火入れ加減も抜群でオリジナリティがあり、和の食材も用い、野菜のソースを多用され、素材の持ち味を活かし、ソースやトッピングの組み合わせなどギラギラせずどこかほっこり落ち着くお料理でした。 そしてワンオペと思えないくらいに目が行き届いてる。 ガチャガチャ音がするでもなく、いつの間にか料理を作られ、スーッと提供され、こちらから言わなくもドリンクがなくなればジャストタイミングで聞いてくださり、全く無駄のない動き。 ドリンク代で思ったよりいきましたが、とてもCP良いコース内容だと思います。 また暗めな店内なのに加工なくても写真が映える。 また是非行きたいなぁ。 #ランチ #イタリアン
春のイルトラム。清澄白河から歩いて5分少々、ちょっと喧騒から離れたぐらいの場所にある、素敵な雰囲気のイタリアン。まもなく10周年を迎える。 3日ほど前にInstagramを見ていたら、急遽キャンセルが出たということで、久しぶりに訪店。とはいえ、店を訪れてみたら満席。さすがの人気店。カウンターに4席、テーブルは4席が2つと合計12席だが、実はワンオペ。料理やワインの説明をしつつ、調理と提供をしてく手際の良さにはいつも脱帽だ。 コースは6〜7品で税抜5,800円。クオリティも高く、雰囲気良くて、この価格帯は(言いたくないが)コスパ最高と言っていいだろう。 コースに合わせて、適当にワインも選んでもらっての提供。□が料理、☆がワイン。 ☆:最初の乾杯はスプマンテ。と言いつつ、クレマン・ダルザスだった。このクレマン、何度か飲んでいるけどスッキリしてて美味しいんだよね。 □:スープ:新玉ねぎのスープ、カリカリに焼いたパルメジャーノ・レッジャーノ付き。 □:パン:フォカッチャ。このタイミングのフォカッチャ嬉しい。少しスープに付けたりもできるしね! □:冷前菜:いちごとブッラータ。ソースには蜂蜜とバルサミコ、そしてピスタチオ。ブッラータなどのチーズはトマトと合わせることが多いが、いちごとは。甘味と酸味のバランスがいい。 ☆:ドイツのリースリング。底の濃い部分をいただく。意外と辛口でスッキリ。 □:温前菜:那須高原のアスパラ。炙ったアスパラに、半熟の卵、そしてペコリーノロマーノとカラスミをたっぷりかけて。これめっちゃ良かった。卵とペコリーノとからすみを混ぜると素晴らしいソースになるのか。 □:フォカッチャおかわり ☆:トスカーナのオレンジワイン □:魚料理:カマス。ソースはポロネギ(西洋ネギ)。上から5種類のハーブを加えていただく。いつもは6種類だが、今日は菊がなくて5種類とのこと。香草にパクチーが入っているためか、ちょっとしたアジアンテイストもあって、美味しい。 ☆:コート・デュ・ローヌのロゼ □:パスタ料理:ポモドーロ(トマトのパスタ)。シンプルだけど、だからこそ美味い。パスタも程よい平打でソースとの絡み方が絶妙だ。 ☆:軽い目の赤をお願いしたら、山梨の赤ワインが登場。品種はマスカットベリーAだが、軽さの中に良いふくよかさがある。 □:肉料理:鶏肉とグリーンピースのソース。この鶏料理が面白かった。チーズで鶏肉を包んでいるんだろうか、あっさりとしているがコクが有る。ちょっと中華感も感じる。 ☆:最後に食後酒をお願いしたら、南アフリカのベルモットを出していただいた。 この日はスペシャリテのチコリはなかったが、素敵なコースを落ち着いた空間でいただくことができた。 そんな落ち着いた空間に花を添えるのがシェフのお茶目な接客。 ・三浦半島で畑をやっています。が、この日はそこの野菜は一切使っていません(キリッ ・オレンジワインをまもなく出すので、身代わりのオレンジを置いておきます ・軽い目の赤ワインをお願いしたら、秤とともに持ってきて重さを量る ・フォカッチャのおかわりをお願いしたら出てきたのが端っこの大きい部分。業界では「デカッチャ」と呼ぶらしい いつも楽しく料理をいただけて感謝。おすすめですよ、イルトラム。 #イルトラム #イタリアン #ワンオペ
恒例の結婚記念日ディナー20230624。 イケメンシェフと、イケ料理と共に。