朝日山

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Takeshi Suzuki

■ドライカレー(¥950) ■ワンタンメン(¥950) ■焼肉定食(¥900) 町中華での「ドライカレー」。 卵焼きが乗っていて、家庭料理っぽく美味しかったです。 「ワンタンメン」「焼肉定食」も素朴な家庭料理のようでホッとします。

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Takeshi Suzuki

■レバニラ炒め定食(¥950) 町中華でレバニラ。 レバ、ニラ、もやし、玉ねぎ+椎茸、にんじんがバランスよく入っていて、しかも好きな部類の味付けで美味しかったです。

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Akira Sugihara

らーめん亭朝日山@台東区清川！ 台東区ほど振り幅のある地区もないかも知れない。 雑多なアメ横があるかと思えば、閑静な寺町谷中を擁し、江戸下町風情の残る観光地浅草があるかと思えば、山の手の雰囲気を醸し出す美術館・博物館が連なる上野恩賜公園がある。 倉庫・問屋街であった蔵前辺りは「日本のブルックリン」などと呼ばれてオシャレに敏感な世代に人気のエリアとなっている。 山と川という地形の対比、新と旧が入り混じる時間軸の対比が、そうした幅を生み出しているのかも知れない。 台東区の清川あたりは、特に用がない限り一生行かないかも知れない場所だ。 ちょっと行けば浅草山谷地区、信号を渡れば吉原のピンクなネオン街となる。 強いて言えば、名酒場丸千葉、コーヒーの名店カフェバッハ、天麩羅土手の伊勢屋と桜鍋の中江に行く時に通るかも知れないという程度である。 そんな清川に小さな町中華を見つけた。 大昔に母親と一緒に入った記憶もあるような気がした。 店に入るとオバチャン一人のワンオペ。 カウンターに座ろうとすると、「こっちのテーブルの方が涼しいよ」と言って、厨房から一番遠い奥のテーブルを勧めてくれた。 空調の冷たい風が直接当たり、確かに涼しい。 ワンタンメン@900円をお願いした。 ワンタン…メンね？麺の方ね？ と、ワンタンではなくワンタン麺である事を強調して何度か聞き返された。 この店に限らず、ワンタンメンを頼むと麺である事を強調して聞き返される場面に多々遭遇する。 ワンタン単品を頼む人の方が多いのか、ボクの麺（メン）の発音が弱いのか、よく分からない。 全国の町中華で「ワンタンメンのメンの発音が弱い男」として広く認知されていたら、これほど恥ずかしい事はない。 数分してワンタンメンが着丼した。 そのヴィジュアルでだいたい分かる。 絶対うまいヤツだ！ キリリとした醤油スープ、浮かぶ熱々の透明な脂、コリコリの支那竹、斜めに切られたナルトの存在感、厚めのチャーシュー。 立ち込める湯気からは生姜の香りがする。 そして、クニュクニュトゥルンとしたワンタンだ！ ワンタンとは主役であり、名脇役でもある。 餃子や焼売ほどのメインパーソナリティさはない。だが、餃子や焼売は麺類の具材としては個性的過ぎて失格である。 ワンタンは単品でも十分に主役が張れるが、麺類の具材としての名脇役も演じられる。 主演男優賞も助演男優賞も獲れる者がワンタン以外にあるだろうか？ ご馳走さまを言うと、オバチャンは100円玉1枚を事前に用意して待っていた。 だが、こういう時に限って100円玉が財布の中に9枚あった。 ここはオバチャンに気を遣って1000円札で支払うべきだろうか？ だが、1000円札で支払うとボクの財布に100円玉が10枚も貯まる事になる。それだけは絶対に避けたい事象である。 心を鬼にして100円玉9枚で支払った。 するとオバチャンは少し寂しげな目をして、10枚の100円玉をレジに1枚1枚しまった。 少し悲しいムードになってしまったので、話題を変えようと努めた。 「あの〜、観音裏にも朝日山ってお蕎麦屋さんがありますよねぇ〜？」 するとオバチャンは目を輝かせて、「あら、よくご存知で！親戚なんですぅ！」と言って笑った。 自転車にまたがり自宅まで帰ったが、直接当たった冷房のせいでお腹が冷えて、ちょっとウンチ漏らした。

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jk298_

最近少ない細縮れ麺、貴重なお店です