埼玉県川越市 JR川越駅東口1.8km(徒歩23分)
埼玉県を代表する寺院として有名な喜多院(きたいん)さんと、県道川越日高線沿いの成田山 川越別院さんの間にある、1868(明治元)年創業の川越うなぎの老舗「東屋(あづまや)」さん
うな重(上)3,600円
砂糖を使わないというレベルで甘さを抑えた創業時から伝わる秘伝の辛口タレを絡めて備長炭で焼き上げた国産うなぎは、きりっと香ばしく身はふわっと柔らかで、つやつやのご飯との相性は抜群。大正時代建築といわれる歴史ある建物をいかし1933(昭和8)年に現在地に移転し、現在5代目が腕を振るっている。個室からは、喜多院のお堀から水を引いていたといわれる池が中庭となった様子を楽しめる。事前予約がおすすめ。
東屋さんから北へ1.5km先の川越総鎮守の氷川神社さんでは7月1日~9月10日の間、「縁結び風鈴」が楽しめる。また7月22日~8月27日の間は、夏の夕景を楽しむ新行事「恋あかり特別良縁祈願祭」が毎日18:30から執り行われている。
川越にうなぎ屋さんが多いのは川越城が武蔵野台地の北東縁部に築城されたという地政学的な背景と関連がある。大阪城が大阪の上町台地(舌状台地)上の突端に築かれたように武蔵野台地の北東縁部突端上にある川越城は防御力が高いことから、室町時代の1457年関東管領(かんとうかんれい)扇谷(おうぎがやつ)上杉家の家宰 太田道真(どうしん)、太田道灌(どうかん)父子に川越城(河越城)の築城を命じたとされる。周辺には低地が広がり新河岸(しんがし)川、入間(いるま)川、荒川などの河川が流れる地形であったため、川でとれるうなぎを含む川魚が長く住民の貴重なタンパク源となっていたということがうなぎ料理が提供された要因の一つとされる。更に江戸時代に入り江戸の台所(小江戸)として水運・舟運(しゅううん)の町として栄え、穀物・海産物輸送業や醸造品輸送・製造業も繁栄していたため、周辺には今でも醤油蔵元などが多く、うなぎのたれも上質なものとなり、裕福な層が楽しむことができる老舗が集積したとされる。
#川越うなぎ
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