繊細な瀬戸内の味覚と、のんびりペース
広島旅行のハイライトごはんに
カウンター6〜8席の一斉スタートでおまかせコース(12,000円)をいただきました。
店主の丁寧な仕込みと繊細な仕事が光るお料理ばかりでした。
●青茄子のオクラだし:細かく刻んだオクラの出汁がとろろのようで、ツルッと優しく喉を通る一品。
●呉産鱧の酒粕:大号令の酒粕を使った香り高い仕立て。
●太刀魚と真桑瓜 梅の出汁:太刀魚の火入れが絶妙。真桑瓜のメロンのような上品な甘みと梅出汁の酸味の組み合わせが新鮮でした。
●とうもろこしと湯来町の湧き水スープ:とうもろこし本来の甘みと旨みが凝縮された冷製スープ。
●駒鯛とトマト:皮目がパリッと香ばしく、絶妙な焼き加減。
●ちりめん山椒・ナス・豆ご飯
●出汁・デザート
●レモンサワー
太陽の雨音というお酒を使用していて段違いの美味しさ。これは飲むべしです。
◆ 訪問時の注意点(率直な所感)
店主がお一人ですべてを切り盛りされているため、料理の提供ペースはかなりかなりゆっくりです。
一皿ごとにだいたい20分の間隔があり、(鯛のお皿から、豆ご飯の提供までは1時間)食事のリズムを重視する方には待ち時間が長く感じられるかもしれません。
また、一皿ずつのポーションはかなり控えめです。お酒の種類もそこまで多くないため、「じっくり飲んで待つ」か「お腹を満たす」かでいくと、少し物足りなさが残る可能性があります。
お料理の腕前やセンスは素晴らしいだけに、提供テンポとボリューム感が整えばさらに満足度が高まるお店だと感じました。時間にたっぷり余裕を持って、空間の雰囲気をのんびり楽しみたい方向けです。美しいお皿を眺めて過ごしましょう。
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