老舗蕎麦屋さんではカレーそばも絶品
金曜日のランチで訪問しました。 横浜で老舗蕎麦屋さんといえば、「角平」か、こちら「田中屋」か。 両雄とも至福の時間を過ごせますが、メニュー構成やウリのメニューに違いがあり、好みに応じて選ぶことができます。 いずれも裏横浜と呼ばれるエリアの有名店です。 戸部駅と横浜駅の間ぐらいの住宅地に店を構えています。 今回は、100年以上の歴史を持つ老舗蕎麦屋「平沼 田中屋(ひらぬま たなかや)」へ。 現在は、四代目店主が、多くのお客に愛される伝統の味を守り続けています。 蕎麦メニューの中でも特に人気なのは、三代目が開発した「きざみ鴨せいろ」です。 この名物メニューである、登録商標も取得している「きざみ鴨せいろ」が不動の人気を誇ります。 細かく刻んだ鴨肉の旨味と脂が溶け込んだ濃厚で温かい汁に、冷たい蕎麦をつけていただく絶品です。 商標登録品でもあるこの逸品を目当てに、遠方から訪れる方もいるほどの名物となっているそうです。 昼食や夕食はもちろん、お酒を飲んだ後の〆にも、この「きざみ鴨せいろ」を楽しみたいですね。 実は他にも、ほんのりと香るかつお出汁とスパイスのバランスが絶妙なカレーそば「裏横浜カレー」等、老若男女問わず愉しめる蕎麦メニューが幅広く揃っています。 「裏横浜カレー」シリーズでは、カレーせいろやカレーそば、カレーうどんが絶大な人気を誇っていて、スパイシーでコクのある「野菜カレーせいろ」や「竜田カレーうどん」等のカレーメニューも名物として知られています。 はい、名物の「きざみ鴨せいろ」か、隠れ人気メニューの「裏横浜カレー」シリーズか、かなり迷います。 「裏横浜カレーそば」には3種類あって、今回は「竜田カレーそば」を選びました。 温かい「カレーそば」のほか、冷たい蕎麦を温かいカレースープに浸して頂く「カレーせいろ」も選べます。 この季節ならではの「カレーせいろ」の方がさっぱり頂けるメニューですが、今回は最も人気の、熱々でボリューム感のある「竜田カレーそば」を選びました。 ■ 竜田カレーそば 大きな丼からもはみ出そうなほど、さらに大きい鶏の竜田揚げが5個ものった、圧倒的なボリュームの人気メニューです。 醤油ベースの下味がしっかりついた竜田揚げが5個も、和風出汁の香りたつカレーそばの上に鎮座しているのです。 まずは、熱々のカレースープを一口すすり、そして蕎麦を頂きます。 カレースープにはほどよくとろみがありますので、蕎麦にもよくまとわりつきます。 一般的な蕎麦屋さんのカレースープよりもサラッとして少しスパイシーです。 辛さは強くありませんが、複数の香辛料が感じられるカレースープで、このまま飲めるぐらい美味しいです。 そして蕎麦の香りが後から立ち上ってきます。 竜田揚げがこれまた熱々です。 カレースープに浸かっている部分はじんわりと衣に染み込んだカレースープが美味しく、その一方、カレースープに浸かっていない部分はサクッとした食感がこれまたよいのです。 竜田揚げ自体が大振りすので、衣のサクサク感も最後まで楽しめます。 一般的には“カレー南蛮”という名で親しまれているカレーそば。 大きなフライパンでカレー粉と小麦粉を丹念に炒って作る自家製の特製ルーに、出汁の効いたそばつゆを合わせた、スパイシーでコクのあるカレースープが特長とのこと。 こちら「田中屋」では自家製スパイスの研究に取り組み、スパイスの調合から調理法にもこだわります。 すっきりかつスパイシーなカレースープは、かつお節の風味がふわっと香り、喉越しのよい蕎麦との相性もバツグンです。 ちなみに、蕎麦とうどんの相盛りも可なので、このカレースープならばうどんもかなり美味しく頂けそうです。 ランチタイムサービスでは、「姫ライス」か「自家製パン」も付きます。 パン!? 蕎麦屋さんでパンとは珍しい。 ではその「自家製パン」を。 蕎麦を食べた後のカレースープにパンを浸して頂きます。 ホームベーカリーですが、焼きたてのパンなので香ばしさが余韻として残っていて、これがまたよいアクセントとなります。 暑い日にスパイスの効いたカレースープを、胃に負担のかからない蕎麦で頂くなんて、しばらくマイブームになりそうです。 全体的に量も多くてかなり満腹になります。 大変満足なランチとなりました。 「角平」と「田中屋」とは徒歩3分ほどの距離に位置していて、横浜を代表する“2大名物蕎麦”として並び称されています。 両店とも趣きのある造りや雰囲気に、行列ができる人気店です。 濃厚でコクのある鴨出汁なら「田中屋」、豪快な天ぷらと甘辛い濃口つゆなら「角平」がオススメです。 醤油ベースのつけ汁で海老天とともに味わう「つけ天そば」や、巨大な「かつ丼」が有名な「角平」には今日も行列が。 こちら「田中屋」の方が上という方も多いそうです。
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