京都東山の産寧坂を下って、二年坂が見え始める左側に古色蒼然たる門構えの店で、真夏に湯豆腐を食する。同行者の冷奴も賞味した。つゆがうまい。ごくごく飲むと宜しい。なにしろ鍋に敷かれた出汁昆布の面積が手のひらサイズで、これは嬉しい。豆腐はこの店の中で製造している。 写真#1の中央は味噌田楽や胡麻豆腐がスターター・キットで、摺り下ろしの山芋は〆のご飯用である。写真#1の中央にあるのは豆腐のつけ汁容器で食べる寸前に抜き出す。この容器は非常に熱いので注意されたい。 一般に京都の水は軟水で出汁を含みやすいという。湯豆腐は水を味わう料理でもあり、出汁そのものを味わう料理である。本当に日本に生まれて良かったと思うのである。 座敷からお庭と木造の屋敷造の構造を眺めるだけでも来訪の価値がある。座敷で気がついた。産寧坂は尾根伝いの道で、その坂に面している店の裏側は斜面になっているのである。この店の建物と庭はその斜面を巧みに利用して作られている。 以前に食べたことのある南禅寺の奥丹とはオーナーがご兄弟だそうで、どちらも頑固なまでに昔のスタイルを貫いている。和服の中居さんが丁寧に面倒をみて下さるのである。尤も空調は効いているしトイレも水洗できれいである。
個室あり
禁煙
ランチ営業あり
子連れOK
おひとり様OK
貸切OK
日本の歴史と四季を感じる、庭園で味わう本格湯豆腐体験
京都・清水寺参道の二寧坂にたたずむ、創業350年を誇る老舗店。広大な日本庭園を望む座敷からは、外の喧騒を忘れさせてくれる静かな時間が流れます。自家製豆腐や胡麻豆腐、木の芽田楽、精進天ぷらなど豆腐を主役にしたコースは、出汁の旨味が引き立つ京都ならではの味わい。特に湯豆腐は昆布たっぷりの鍋で素材本来の味を楽しむことができ、冷奴やとうふまんじゅうも素朴で奥深い美味しさが味わえます。昔ながらの建物や庭園の美しさ、和服スタッフの丁寧なおもてなしなど、京都の風情を五感で満喫できるお店です。観光の途中や思い出づくりにぴったりの歴史ある一軒です。
























