今日は牡蠣の天ぷらを出していただきました。ご飯は白米と玄米半分ずつをチョイス。食後にホットコーヒーか氷菓が選べます。 週ごとのウエルカムフラワーも目に愉しい。 PayPay対応。
口コミ(5)
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今まで喰った中で最高の鮎でござった 郡上八幡の落ち鮎 店長曰く身は雄が美味い なぜなら卵に全て栄養を与える雌は身が細ってしまうから 「郡上八幡の尺級の雄鮎の塩焼き」 焼く前に見せてもらったら、スイカの香りがプンプンしてござった 頭と背骨は抜いて揚げてある 「郡上八幡の子持ち鮎の塩焼き」 お腹が卵ではち切れんばかりだ やはり頭と背骨は抜いて揚げてある 「郡上八幡の若鮎の郡上煮」 有馬の山椒で煮付けた有馬煮とも呼ばれる日本酒に最高に合う代物 今宵「縁」という日本料理屋で、最高の鮎と最高の日本酒と最高の料理人と出会った 縁とは偶然であり必然である
縁とは偶然であり必然である 俺は鮎が大好きだ 父が鮎キチguyで、子どもの頃から福井県の九頭龍川や足羽川、石川県の手取川や大日川、富山県の庄川や神通川に鮎の友釣りに引き連れられて行き、河原で釣りたてを塩焼きにして食べてきたので、鮎にはちょっとうるさいおっさんに成長したのも当然の帰結である 名古屋市営地下鉄名城線の東別院駅を降りてひと気のない高速道路高架下沿い徒歩5分のところにポツネンと灯りのともる看板がある そこが「縁」である その日本料理店の店長は郡上八幡出身で、毎週郡上八幡に帰り鮎釣りをしてその鮎を店で出すという鮎ずきが高じてほぼ鮎料理専門店を開いちゃったというやっちゃった系のお店である 日本酒においても、我が日本酒の師匠で 「俺は杜氏になる!」とルフィのように高らかに宣言して大企業を辞めちゃったやっちゃった系の侍みたいな男(見た目も行動も893そのもの)を惚れさせるくらいの美味い日本酒を揃えてある その日本酒の師匠が名古屋の超絶ディープなバーの893な店長に教えてもらった超絶ディープな店がここなのだ 店を見た瞬間、駅から近いのはいいけどこんなひと気の無い場所、通りすがりに入るものずきな奴いねえだろ、とまだ入ってもない店の経営を心配してしまうほどディープ感満載でござった まさに縁 店に入ると左手には、鮎釣りを知っている者ならばその価値が分かる鮎の竹竿がかけてある 店長の亡くなったおじさんが鮎用の竹竿の竿師であり、そのおじさんが作った竿との事だ 300万で譲ってくれと言われた事があるらしいが売らなかったらしい つづく