野菜パフェが印象的なお店。 記念日に伺いました。駅近にこんな素敵なお店があるとはびっくり。黒を基調としたシックな佇まいの店内では、時間を忘れて料理を楽しむことができます。 アミューズは枇杷と鶏むねのロースト、べったら漬けに金柑のソースという斬新な組み合わせ。最中に挟んで手でいただきましたが、食べる箇所で味が変わっておもしろい。 スペシャリテはトマトのパフェ。まず見た目の美しさに目を奪われます。上段はトマトのジェラートにとんぶり、ブロッコリースプラウトにチコリ、下はたぶんフロマージュブランにトマトジュレ。トマトの味が濃くて甘い。スプーンを深くすくうとゴロゴロっとした野菜がでてきたり、食感が変わったりとパフェの醍醐味を存分に味わえて、これだけでも来た価値があります。 前菜はコショウダイのカルパッチョ。赤と紫の大根が紫陽花の花びらを、烏賊とオクラが葉っぱを?模しています。タブナードと言われるオリーブのペーストが本当においしかったです。 メインは魚に変更しました。縞鯵のポワレ。ビーツや茄子など地元で採れた野菜と一緒にいただきました。ソースがおいしくてパンをおかわりしてしまうほど。茶色のクランチは八丁味噌だと言うから驚きです。 アヴァンデセールはさくらんぼのムース。グァバの酸味とさくらんぼのほのかな甘味がなんとも合うデザート。 デセールはサプライズをいただきました☺️ 梅のソルベをライムのジュレの絡めながらいただきました。さっぱりした口あたりは少し蒸し暑いこの時期にぴったり。泡のようにみえるのはなんとレモン。気泡が溶けないように大切に食べました。笑 最後のお菓子は琥珀糖。至れり尽くせりです。 ちなみに飲み物はカシスとフランボワーズのソーダにしました。苺やフランボワーズの他にもベリーがごろごろ入っていて飲みごたえがあります。 計算された繊細なお皿の一つ一つに贅沢な時間を過ごすことができました。小さな子どもも一緒に利用できるという嬉しいニュースを耳にしたので、また寄らせていただきたいと思います。
