鴨鍋と十割蕎麦の名店。 ここの蕎麦がきは日本一だと思います。 熱々で粘りとコシがあって香り高い。 鴨鍋の鴨はもも肉で胸肉を抱き冷凍してスライス。 肉と脂のバランスが完璧です。 野菜だけでなく小麦粉やきな粉まで 自家栽培の麦や豆から作ると聞き脱帽。 数年ぶりの訪問でしたが、 ご高齢のためお手伝いをする方がいらして、 以前よりテンポよく料理が出てきます。 写真撮り忘れましたが、 初めて食べたつけとろが絶品でした。 なにしろ12個ものそば臼を蕎麦の種によって 使い分けているこだわりよう。 いつまでも元気で美味しい蕎麦を打ってください。 ご馳走さまです。 #手打ち蕎麦 #十割蕎麦
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東京の蕎麦屋放浪記NO.80 午後から打合せで外出、近くまで来れたので、以前から行きたかった此方の人気店に行きました。念願叶っての初訪問です。 陽の沈みかけた夕暮れ時、喧騒から離れた奥浅草にひっそりと静かに佇むようにその場所にありました。お店入口の灯りがやけに眩しい。御老人夫婦が経営するお店、18時の開店と同時に入店し、一番奥の小上がりの座敷に通されました。 先ず恵比寿の瓶ビールと「たたみいわし」をお願いしました。「たたみいわし」は、漆の小箱に入れられ、しけない様に下から炭火で温められていた。焼き海苔と同じ、パリパリの「たたみいわし」をアテに冷たいビールを流し込む。今日も一日無事終わったという満足感に充たされる。 辛口の日本酒に変えて、焼き味噌と天ぷらを頂く。6角形長方体のお銚子は、お酒を注ぐと音が出て楽しめた。焼き味噌は蕎麦の実の食感と共に何とも美味である。天ぷらは、才巻海老、大葉、舞茸、宿根そばの葉、ししとう、那須、南瓜。宿根そばの葉は、初めて頂いた。 ご参考までに宿根そばとは、3種類に大別されるお蕎麦の一つ。「普通そば」、「苦そば」とも呼ばれる「韃靼そば」、そしてこの「宿根そば」。「宿根そば」は、インド北部若しくは中国が原産地、日本には江戸時代末期から明治時代にかけて中国から入ってきたとされている。普通そばや韃靼そばが栽培種であるのに対し、宿根そばは野生種、茎が太く、葉も大きい多年草。宿根そばは、普通そばの花に似た小さな白い花を付ける。実も付けるが、成熟する前に脱粒してしまうので、粉にして利用するのは難しいとされ、葉を天ぷらにしたりする。ちょっとした山菜の葉という感じでした。 〆のお蕎麦は十割蕎麦、細切りの香り、喉越し共に良いお蕎麦。もりつゆは、蕎麦を生かす筆舌に尽くしがたい美味しい味のつゆでした。蕎麦湯は、サラサラタイプでしたが、熱々で酔い覚ましにとても良かった。 時間が早かったので、一人客でいる時間が多かった。愛嬌のあるおばあちゃんが、気を遣って話し掛けてくれました。浅草のお祭りの神輿が大好きな様で、下町浅草のお祭りの話で盛り上がった。ご主人であるおじいちゃんとも話をさせて頂きました。蕎麦打ち名人である一茶庵の創始者片倉康雄氏に師事し、若い頃朝5時に起きて浅草から足利までご夫婦で修業に行かれた話などを伺った。丁度今日は、この老夫婦を題材にした「そば打ち一代」という見聞録の発刊の日であった様です。これも何かのご縁、直筆のサインと共に本も購入させて頂きました。 帰りには入口までお見送りしてくれたおばあちゃん、出来る限りお元気でお店に出続けて欲しい、そう思いながらお店を後にしました。 ご馳走様でした! #一茶庵系の名店
午後からの浅草橋MTGで早めに出掛けて、浅草は手打ち蕎麦の老舗名店「蕎亭 大黒屋」でランチ!先ずはそば味噌から、焦げがポリポリあられの様で、今迄食べた中で一番かも!?癖になる逸品!美味超絶品!!そばがきもやば旨い!蕎麦も細くて角が立つ美味絶品!また、ゆっくり来たい!!
そばやきみそ、天ぷらちらし(盛り合わせ)、そばがき(粗挽き)、おせいろ。天ぷらのふきのとうは水元(葛飾区)で栽培したとのこと。飲み物はビールの後、繁桝 大吟醸、開運 純米。ヒューヒュー鳴くとっくりとピヨピヨ鳴くぐい呑みは多治見産だそうです。女将さんが大学ノートに注文を書き込みます。ほのぼのとした接客で、気持ちもホッコリします。鴨すきうどんのうどんは国内産小麦の自家製麺とのことなので、次回は食べてみたいと思います。(2018年2月24日)
2016/3/30。 送別の時期。送別会にかこつけて食べたいものを食べる。 大黒屋の常連さんが頼んでいた鴨すき。なんて美味しいのだろう。