No.1297【Tomboの夜限定は、身体に染みて、大人で和風】 「Tombo」で「夜限定 鶏油魚粉ソバ」を頂く! ≪着丼前情報≫ ◆現着時刻:20時23分 ◆並び:無し ◆並び方:食券を買わずに並ぶ。店舗入り口から店に向かって右手に列ができ、店の側面に沿って列が伸びる。店員さんに促されたタイミングで食券を購入。列の先頭に来たら、店員さんに促されたタイミングで入店。 ◆オーダー方法:食券制 ◆オーダー:「鶏油魚粉ソバ」1350円 ◆着丼時間:12時34分(11分待ち) 夜は野暮用で21時に吉祥寺。それならば!とその前に吸い込まれたのが、久々の「Tombo」さん。言わずと知れた「Tokyo Ramen of the Year(TRY)」の名店部門の「しょう油」「しお」両部門に毎年当たり前のようにランキング入りする名店です。店主は「地雷原」出身で、国産豚やブランド地鶏などを使った動物系と魚介を重ねた滋味深いスープが絶品のお店。「醤油」も「汐」も五臓六腑に染み渡るような優しくも奥行きのある旨味を感じるスープが印象的で、シルキーで滑らかな香り高い麺、芳ばしく脂の旨味が広がるチャーシューに、明らかに手が込んでいるゴリンゴリンという歯ごたえと独特な香りが特徴的なメンマと、まさにオールラウンダーで八面六臂の活躍を見せるどれを頂いても期待を裏切らないお店と言えます。 そんな中、以前から気になっていたメニューが夜限定の「鶏油魚粉ソバ」。今日食べないでいつ食べるの?って事で、「夜限定」というmagic wordい惹かれて吸い込まれてまいりました! 現着したのは20時23分。夜営業はすんなり入れることがほとんどです。券売機がリニューアルされていてキャッシュレス対応の物に代わっていました。そんな中チョイスしたのはもちろん「鶏油魚粉ソバ」!店内は店主さんと助手さん、カウンターには先客2名と私1人とまったりモード。テンポの良いBGMが流れる中、曲に反してゆったりとした気分で待っているとおよそ11分で着丼です。 ≪着丼後情報≫ おお!美しい!「Tombo」さんのラーメンはどれも美しいのですが、「醤油」や「汐」の交じりっ気のない純粋な美しさとはとはまた別の、少し武骨な美しさを感じます。 早速スープから!!感想はなんじゃこりゃ(笑)美味しい事はわかっているのですが今までに無い感覚で少しだけ混乱ww「鶏油魚粉」と言うので、家系のようにバツンと鶏油の甘みやコクが香って、さらには魚介豚骨のような魚粉のパンチを感じるストロングなラーメンを想像していたのですが全く見当違いでした。魚粉に感じる、ともすると下品ともいえるインパクトのある旨味というよりは、お吸い物に感じるような出汁感を前面に感じるスープは、魚介が主体。鶏油も感じることは感じますがあくまで動物的なパンチの補助的な役割でバランスを整えているような印象を持ちました。塩味も控えめで、とにかくスープを飲むと身体に染み込んでいくように優しく滋味深いスープは、ついつい麺がスープから顔を出してしまう程飲み勧めてしま程。久々だな、こんなに夢中でスープを飲んだの(笑)それだけ全く抵抗なくスープに驚きました。 それに合わせる麺は、ツルツルシコシコのシルキーな麺!Tomboは麺も素晴らしく、啜り心地がたまらなく良くて勢いよく音を立てて啜りたくなる麺!スープも絶品ですが、麺を頂くとこれを食べに来たんだよなぁってついつい思ってしまいます。 チャーシューは香ばしく炙られた、ドカンと大きめのバラ。分厚い上にちゃんと脂身の存在感があって、肉が甘く、脂が甘い絶品チャーシュー!毎度毎度思うのですが、チャーシュー増やせばよかった…と後悔するレベルのチャーシューです。 メンマはゴリンゴリンと心地よく、噛むと独特なメンマ臭が広がる誠意のあるメンマですし、スープ、麺、具材、どれをとっても絶品でございました。 いやぁ、流石オールラウンダー。醤油、汐だけでなく限定も抜群に美味しかったです。こうなると全メニュー制覇したくなりますよね。近々「汁なし」「つけ麺」頂きにまた来ないと!感動レベルで美味しかったです!ご馳走様でした♪
カウンター席あり
禁煙
ランチ営業あり
おひとり様OK