ピワン

piwang

予算
~2000円
~2000円
最寄駅
JR中央本線(東京~塩尻) / 吉祥寺駅 徒歩2分(160m)
ジャンル
カレー インド料理 パクチー料理 インドカレー
定休日
毎週水曜日

またまた素晴らしいカレー屋さんに巡りあってしまいました。 恐らく、世界中をぐるぐる旅した私にも、露店テイクアウトを除けばこの店が世界最小のカレー屋さんでしょう。(新橋の南は3店舗隣り合ってるから除く) 店内5席。座り3席、立ち席2席。L字型のカウンターで狭い厨房を取り囲み、客達が若くて控えめな店主の所作を見つめます。 あまりにも狭いのでカウンター奥側の人は裏口の戸口から出ていくので、入った時に今までいた客がドロンと消えていてびっくりしました(笑)。 2つの小さな鍋がグツグツと煮えたぎります。よく「カレーなんてよそって出すだけだから早い」などと言いますが、とんでもありません。この小さな店内で彼は実に丁寧に一皿一皿を提供してくれるので、カウンターで待ちながらも時間はかかるのです。この時間に小さな店内の壁を眺め、店主のフエルトの帽子についた缶バッジが気になり、店主の手際を眺め、唾をゴクリと飲むのです。 メニューは、定番のチキンカレーと今日のカレーの2品だけ。2種盛りを大盛で注文しました。1100円です。今日のカレーは、鰆のココナッツミルクカレー。 真ん中のターメリックライスの堰で分けたカレーが出てきました。いずれもインド風カレーのごとくサラサラとしています。しっかりと香るスパイスが芳ばしく、チキンは少し強めの辛味。ぎゅっと詰まった旨味がしみ出します。 鰆のカレーも、まぁ鰆ってこんなに美味しかったっけ?と、カレーの中で魚がとても引き立っているのです。ココナッツミルクとはいうものの、タイカレー感は弱めで、寧ろこの鰆に合わせて絶妙なのです。これは醤油とか日本の調味料をうまいこと使ってるのかなぁ、と勝手に想像しました。 ご飯がまた見事です。インドや東南アジア慣れした人は分かると思いますが、日本で食べる日本の米を使ったインド料理は違和感があります。あのサラサラのカレーにはサラサラと崩れてカレーの中に散っていくバラけ方がインドや東南アジアのカレーには合うのです。ここピワンのターメリックライスは、見た目はジャポニカ米なのに、タイ米のように硬めのサラサラ感があって見事にサラサラとカレーの中に散り、これがとても美味しい食感を生むのです。上手に雑穀類でも使っているのか、あるいは米をブレンドしているのか、でも…味と食感をここまでこだわって演出していて、本当に丁寧に一皿一皿を調理し、盛って提供する一杯が大盛で1100円というのも、もう本当にありがとうという気持ちで食べたのです。最後の方はもうこんなに美味しいもの食べ終わってしまうのが勿体無いという気持ちでした。 今日も、美味しいものに巡りあえて幸せな1日となりました。 写真3枚目は裏口です(笑)

池田歓さんの行ったお店

ピワンの店舗情報

店舗基本情報 修正依頼

ジャンル
  • カレー
  • インド料理
  • パクチー料理
  • インドカレー
営業時間
定休日
予算
ランチ
~2000円
ディナー
~2000円
クレジットカード
不可

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住所
アクセス
                                        ■駅からのアクセス                        
                JR中央本線(東京~塩尻) / 吉祥寺駅 徒歩2分(160m)
京王井の頭線 / 井の頭公園駅 徒歩10分(790m)                        

                        

座席 修正依頼

席数

4席

(立てば8人ほどは入店できる。)

カウンター
喫煙 不可
※健康増進法改正に伴い、喫煙情報が未更新の場合がございます。正しい情報はお店へご確認ください。
[?] 喫煙・禁煙情報について
個室

サービス・設備などの情報 修正依頼

お店のホームページ http://piwang.jp/
Facebook https://www.facebook.com/piwangcurry
X(Twitter) https://twitter.com/piwang_curry
備考 *小店のため、3名以上でいらっしゃる方はお断りしております。