君塚@池袋! ある雑誌が「東京立ち食いそば名店全部まずい」とかいう記事を載せたらしいので、その反抗と店への応援の気持ちから行ってきた。 雑誌については迷惑系Youtuberと同じ、いわゆる炎上商法を得意にしている雑誌なので、気に留める必要はない。 だが、認識があまりに違うので「キモい大人が立ち食いそばについてしたり顔」で語ってみようと思う。 この雑誌の編集者によれば、 「立ち食いそばや街中華など、安くて早くて腹にたまる類のファーストフードを必要以上にブランディングしてありがたがる気持ち悪い風潮があります。この記事はそういった風潮に対するアンチテーゼなんです。」 との事。 なるほど。 まずここに認識のズレがあるとすれば、この事は最近に始まった事ではなく「オヤジギャル」という言葉が流行語となった1990年頃に端を発するとボクは見ている。 つまり、約30年前だ。 オヤジギャルとは…バブル全盛期及びそれ以降、それまでオヤジ達の領域とされた赤提灯や立ち食いそば屋、競馬場やパチンコ屋に堂々と出没したイケイケギャルの事を言う。 オヤジギャルの台頭にはいくつかの理由が考えられる。 一つは、女性の社会進出の本格化。 もう一つは、バブル経済崩壊(もしくはその直前)による現実的な価値観へのシフトだ。 メッシー君にイタメシを奢ってもらえた時代の終焉と共に、自分の稼ぎの中で支払える日常的、且つ、現実的なお店に進出したのだ。 当時は、ワンレンボディコンのギャルがオヤジ達の聖域に進出した事が大きな驚きとなり話題になったが、30年経った現在では、比較的当たり前になり一般化が進んでいる。 例えば、誕生日や記念日にはフレンチやイタリアンに行き、給料日には少し贅沢に寿司や焼肉、週末には人気のバルでワインを傾け、日常的なアフター5には焼鳥屋でレモンサワー!といった楽しみ方が、大なり小なり一般的にされているのではないか?(もちろんコロナ禍以前のことだが) 一部の金持ちや芸能人だけではなく、一般人がS級からB級までの飲食ヒエラルキーの幅を知った事で「有名無実」な店は淘汰されてきた(高級店、有名店に対する妄信もまだまだあるが)。 そんな中でも選択され続けたB級グルメの中の「立ち食いそば屋」という領域は、決して「必要以上にブランディング」された訳ではなく、自然淘汰の中で生き残った名店と、そこから生まれた文化である。 しかしながら、この雑誌の主張も完全には否定できない部分はある。 訳もわからず「行列してるからその行列に並んでみる」という日本人の右へ倣え的な影響を受けやすいメンタリティには、自省の念も込めつつ、反省すべきだとも思う今日この頃である…
Akira Sugiharaさんの行ったお店
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おにやんま
五反田駅 / うどん
- ~1000円
- ~1000円
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アシエンダ デル シエロ
代官山駅 / メキシコ料理
- ~2000円
- ~4000円
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肉の大山 上野店
上野駅 / 洋食
- ~1000円
- ~2000円
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銀座 朧月
銀座駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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カナルカフェ
飯田橋駅 / カフェ
- ~3000円
- ~5000円
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鶯谷園
鶯谷駅 / 焼肉
- 営業時間外
- ~6000円
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神田まつや
淡路町駅 / そば(蕎麦)
- ~1000円
- ~2000円
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新橋 纏
新橋駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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青島食堂 秋葉原店
秋葉原駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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生粋
末広町駅 / 焼肉
- 営業時間外
- ~10000円
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カフェ アクイーユ恵比寿
恵比寿駅 / カフェ
- ~2000円
- ~3000円
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ジャポネ
銀座一丁目駅 / パスタ
- ~1000円
- ~1000円
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もつ焼き 大統領 支店
上野駅 / 居酒屋
- ~2000円
- ~3000円
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ロウリーズ・ザ・プライムリブ 恵比寿…
恵比寿駅 / ステーキ
- ~5000円
- ~15000円
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麗郷 渋谷店
渋谷駅 / 台湾料理
- ~2000円
- ~4000円
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下町バル ながおか屋
上野広小路駅 / スペインバル
- 営業時間外
- ~4000円
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田中そば店 秋葉原店
末広町駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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ひみつ堂
千駄木駅 / 甘味処
- ~2000円
- ~2000円
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自家製麺 伊藤
赤羽駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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鳥竹総本店
渋谷駅 / 焼き鳥
- ~2000円
- ~4000円