雨の日に行きました。 地下室にある店です。店員さんもいなくて、オーナーさんは、自らサービスしてるくれました。 まさか新橋の沸騰漁府のお兄さんですね。 奇遇だ。
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最近ちょっとした(マイ)ブームの「串串(チャンチャン)」。聞き慣れないかもしれないが、火鍋スープに串を入れて食べるスタイルの料理で、四川の成都が発祥と言われている。徐々に東京でもこのスタイルのお店が増えてきている、、、気がする。こちらの「巷子里頭(シャンツィリートゥ)」もそんな串串のお店の一つ。場所は高田馬場を早稲田方面に歩いて3分ほどの北側。ビルの地下1階なので分かりづらいかもしれないが、赤い看板を目印に探してほしい。 階段を降りて扉を開けると細い廊下。手前に個室的なスペースが有り、左手に厨房、そして串コーナーが有って、大きな広間に出る。席数的には16〜20ぐらいか。鍋を置くスペースは2人に一人という感じ。メニューは基本的に中国語で、価格が「日元」と書いてあるが、安心してほしい「円」のことである。店員さんも何人かは日本語を話せるので、メニューに関してわからないことがあったら聞くのが吉。 全員揃うのはもう少し先ということで、ビールと鳥の唐揚げ的なものを。ちなみにビールは500円。ソフトドリンクは300円or400円だ。よく見ると、様々な小物にすべて「巷子里頭」のロゴが入っている。聞いてみたら、今後は日本でもお店をたくさん出していくとのこと。エプロンもロゴ入りでなかなか面白い。 全員揃ったところで鍋をオーダー。辛さが3段階あって小辣は1,200円、中辣は1,500円、大辣は1,800円。辛さで値段が変わるのは香辛料の問題かもしれないが、なんとなくコンサバティブなら我々は小辣の鍋をオーダー。たれも2種類あって「油碟」と「干碟」だったが、「油碟」をお願いした、、と思う。あとは串の並ぶコーナーに行って好きな串を選ぶだけだ!串は1本30円、プレートのようになっているものは1皿600円と、かなりリーズナブル。 ということで串コーナーだが、40種類以上ある串から好きなのを選ぶのはなかなか時間がかかる。練り物から魚系、豚系、牛肉系、羊系など、幅広く揃っている。意外と忘れちゃいけないのがきのこ類だ。そして定番の冷凍豆腐もあり、こちらはお皿。串は30円ということもあり、一つ一つのポーションは小さいが、それだけ多くの種類を楽しむことがで切る。ちょっと高い目の食材は2本・3本の串が刺さっていて、要は60円、90円ということだ。 気づけば周りは全員中国人になっていて、日本人は我々だけ。辛さを一番やさしい目の「小辣」にしたにもかかわらず、汗が止まらないのは辛さのせいなのか冷房のせいなのか。火鍋の出汁も美味しいけど、タレも美味しくて、箸が止まらない。 お腹いっぱいでごちそうさま、となりたいが忘れてはいけないデザート。冰粉(ビン・フェン)を。ゼリーのようなものにナッツやシロップを加えた成都名物のスイーツだ。このゼリー自体にはほとんど味がないので、ナッツやシロップの味を楽しむというスタイルだが、好きな人は好きかもしれない。 そんなこんなで会計はとにかく安かった。一人あたり3,000円ぐらいだったかな。これで採算が取れているのかちょっと心配になるぐらいのやすさ。気になる方はぜひ!