
【2025年11月訪問】
松陰神社駅にあるビストロへ。
店主は京料理のお店で3年、NARISAWAで6年、わさで2年、独立準備期間に池尻大橋のLien、西麻布のmerachiで研鑽を積み独立とあり、個人的にNARISAWAがグサグサ刺さったけど、一般的にはわさが目を引きますかね。
ジャンルとしてはビストロになってるけど、店主は『うまいもんや』を標榜。
メニューは一斉スタートのおまかせ1本で訪問日は16,500円、テーブルチャージ1,000円で修行先の恵比寿時代のわさで使用してた白神山地の天然水がフリー、この日の内容は以下。
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パニプリ ピータン豆腐
生しらすとカラスミの冷製ビーフン
春巻き
棒々鶏
茶碗蒸し
ジャガイモのジェノベーゼ
バショウカジキのベニエ煮浸し風
よだれ牛
秋刀魚のペペロンチーノ
麻婆豆腐
鶏飯
ヨーグルトアイス
ティラミス
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外側のパニプリはインド発祥のストリートフードとのことで薄くパリパリ、中は卵白からの不思議なスパイスが広がり、次第にピータンらしい円やかな卵黄感が広がって粒胡椒なスパイスで〆る印象、久々にピータン食べたけど、ちゃんとしたお店で食べるとちゃんと美味で掴みはOK
まずはたっぷりのカラスミ香でテンアゲ、ビーフンは極細ながらコリコリど弾力強く食べ応えあり、レモン酸味を強めに効かせてたっぷりカラスミながら洋な印象、酸味の立った日本酒やIPAビールと相性良さそう。
揚げ立て春巻きは米粉で薄くパリッと軽い印象、中はスッポンと九条葱で繊維質を感じるほど詰まったすっぽんの旨味を口一杯で堪能。
棒々鶏には贅沢にも低温調理した黒薩摩鶏胸肉を使用、飯田商店も使ってる鶏らしい(笑)
辛味と酸味は穏やかで甘味もほんのりと味覚豊か、キュウリキュウリの清涼感ある香りでさっぱりと。
茶碗蒸しはえのき出汁でさっと直火で火入れした甘海老を乗せて。
トレイスでも感じたけどプロが丁寧に抽出したえのき出汁って本当に美味しい、炙り香も心地好いアクセント。
パスタに見立てたジャガイモをジェノベーゼ、添えられたのは贅沢にも蒸し鮑。
鮑とジェノベーゼが驚くほど好相性、この組み合わせをイタリアンシェフのパスタで食べてみたい、シンプルに鮑とバジルの相性を堪能。
魚料理はベニエに揚げて煮浸し風、添え物はヒラタケと万願寺とうがらし、スープは干し貝柱を使用。
衣は薄くカジキな風味と脂をダイレクトに堪能、茸もガンガン香るが鬼卸しで中和、スープの貝主張は上品であくまでカジキが主役なバランス。
肉料理はよだれ鶏の牛肉版、鹿児島黒毛和牛A4肩ロースさっと湯通しして脂の重みを緩和。
タレは八角香アタックで酸味感じるオイスターソースも感じるかな、牛肉を受け止めるコクもあって白米が欲しくなる。
ここからはトリプル炭水化物ゾーンに突入、最初はパスタで量が選べたので普通盛の50gでオーダー。
ちなみにイタリアンコースだと30gが普通盛なので大盛に相当する量です。
イタリアンと異なりパスタを炊くように最高火力でソースを加熱するため乳化を越えたとろみを感じるテクスチャー、サンマはバーナーで火を入れるため身はレアな旨味を残しており、塩はバシッとキマッて辛味も程よく酒を呼ぶ仕上がり、ビールでもいけるな。
2品目はご飯でお供に麻婆豆腐。
麻婆豆腐は木綿と塩茹で絹の2種類を使用、油を濁らせない調理らしくサラッと軽く雑味ゼロと衝撃の味わい、山椒油で山椒香るし辛味は刺激に感じない程度、柔らか炊きの大分県ひとめぼれがスルスルと無くなる。
3品目は鶏飯、麻婆豆腐で胃が臨界点を迎えたのでご飯少なめコール。
まずは海苔香、スープは鶏出汁の上品な旨味に満たされてるし、甘辛い椎茸や奈良漬けの風味が味変になって美味、汁物じゃなかったら完食は不可だったろうな、もう何も入りません。
デザート1皿目はヨーグルトアイスだけどミルクも感じる、底にはシャインマスカット、軽めなデザートでひと安心。
2品目はティラミス、コーヒー風味が濃くクリームには紹興酒を使用していてフワッと香るのがイタリアンには無い発想で個性的、ほうじ茶をお共に無事完食。
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#中華料理 #松陰神社