
年末に、思いがけず素敵な出会いがありました。 これまで訪れたフレンチの中でも、かなり上位に食い込んできた一軒。 最初から最後まで、一度もテンションが落ちない、そんなお店です。 スタートは、手でつまめる小さなシュークリームのような一品。 中にはチーズの風味が詰まっていて、乾杯のシャンパンと驚くほど相性がいい。 「これは、期待していいやつだな」と一口で確信しました。 続くかぼちゃのスープには、ほんのりコーヒーのニュアンス。 甘さに寄りすぎず、きちんと大人のバランスで、印象に残る一皿です。 そして、個人的ヒットだったのが鳩。 最近いくつか鳩料理をいただく機会がありましたが、 間違いなく、これまでで一番おいしかった。 クセは一切なく、旨みだけがきれいに広がります。 このお店、特に素晴らしいのが魚介の構成。 焼津のエボダイに始まり、鰆、 そして連れが思わず歓声をあげた貝3種の一皿。 私も大好きな組み合わせで、完成度の高さにうなりました。 さらに金目鯛、そしてメインには豚。 どのお皿も「ちゃんとおいしい」。 変に尖らず、でも凡庸ではない、安心して身を委ねられる構成です。 そして驚いたのが、〆にパスタが登場すること。 もちもちとした生パスタで、ここまでで十分満足しているはずなのに、 不思議とするっと入ってしまう。 デザートは3種。 どれも完成度が高く、特に最初のりんごの一皿が忘れられません。 食後に、ちゃんと「感動」が残るデザートって、貴重です。 「来年も来たいですね」と話していたところ、 なんとシェフは2月中旬まで名古屋でスイーツを展開中とのこと。 全国に引っ張りだこなのも、納得しかありません。 ワインのセレクトも終始素晴らしかったです。 今回、このお店は銀座の某棒中華のソムリエさんからのご紹介! やはり、良いお店は、プロが知っている♡ そんな当たり前のことを、改めて実感した夜でした。