
念願の「緒はな」鶏すきコースへ。
まずは春キャベツの温かいすり流し。出汁と塩だけの
シンプルな味付けで、キャベツ本来の甘みと旨みが
際立ってます。
続いては、桜餅風のお椀。中身は旬のホタルイカの餡。
桜の葉とともにいただけば、見た目は春、味は海の香り。
初鰹と北海道の甘エビは、旬のニラ・ニンニクと
ともに焼き海苔で包んで。香り高く、手が止まりません。
そしてメインの鶏すき。特筆すべきは、6年かけて
育てられた鉄板。油や出汁が染み込んだこの鉄板で焼く
鶏肉は、もはや調味料いらず。塩ひとつまみで、
香ばしさと旨みが極まります。
その後のすき焼き、親子丼と続く流れも完璧。
味覚が嬉しい悲鳴を上げるとは、まさにこの事でした。