燻製バーでのランチです。頻繁に行っている新潟栃尾産コシヒカリのご飯が美味しいお店と同じビルにあるお店。灯台下暗しもいいとこで、全く気付かなかった。
行きつけのお店は1階、此方のお店は7階でエレベーターのある入口も別なのでわからなくても当然だと思う。7階の屋上にちょっとしたお店を作ったという感じで、Roof Top Barという名の通り、カウンター7席の小さなお店で、屋上の狭いスペースに4席ほどのテラス席もある。
2013年に中目黒で誕生したホームメイド燻製のお店で、素材選びから燻製加工まで経験を積んだチームが、日々美味しさを追求して製造加工しているという。2017年1月に此方の店舗をBarとしてオーブンさせたようだ。燻製の店頭販売やイートイン、ウイスキー等お酒の提供も深夜3時まで「燻製BAR IBUS」として開いている。
1階に立て掛けられた看板をたまたま見かけて、興味が湧いた。ランチメニューもあるようで、「ミチ子の唐揚げ」というメニューがとても気になった。Rettyのレビュアーさんにもミチ子さんは沢山いる。ランチメニューは、この唐揚げとチキンカレーのみです。
気になった「ミチ子の唐揚げ」880円をお願いした。此方のお店はテイクアウトも出来るようで、店内でもテイクアウト用のランチボックスに入って出てきた。「ミチ子」と命名された大きな鳥の唐揚げが5個にご飯、中華風に味付けしたエリンギと生野菜が付いてくる。ちょっとした唐揚げ弁当という感じ。味噌汁は別売で、市販のインスタントのカップ味噌汁が150円で販売されていた。それなら要らないな(笑)。
唐揚げは揚げたて熱々、醤油の味付けで結構美味しい。後で聞いた話では、唐揚げを揚げているのはクミ子さんという若い女性で、ミチ子さんではないようだ。日本唐揚協会で認定されたカラアゲニストとの事だ。そのような認定もあるんだな。通りで、それならば唐揚げも美味しくない訳がない。余計な詮索だが、ミチ子というのは、クミ子さんのお母さんの名前なのかもしれない。
唐揚げも燻製味なのかと思ったがどうやらそうではなかった。昼間のランチ時に場所を提供しているような感じだ。ランチはともかく、夜のBarの方が気になってきた。結構珍しい燻製があるようで、燻製好きにはたまらないお店だと聞いた。それほど燻製好きでもないのだが、ちょっと気になります。
カウンター席の前の棚には洋酒の瓶が沢山並べられていた。年代物のラフロイグがたくさんあった。ウイスキーまでスモーキーな品揃え、ラフロイグは、正露丸テイストのウイスキーのように思うが、お腹の調子が悪い時に飲むと何だか効きそうな感じがする。
テラス席にちょっと出てみた。ビルの狭間から東京タワーや虎ノ門ヒルズが見える。明かりの灯る夜は、雰囲気が良いかもしれない。機会があったら夜に軽く一杯、というのも良いかもしれない。
店名の「IBUS」は、燻製なので「燻す(いぶす)」というのかと思ったが、「アイブス」と読むようだ。
ご馳走様でした！
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