エシレ・メゾン デュ ブール ECHIRE MAISON DU BEURRE

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予算
~1000円
~1000円
ジャンル
パン屋 ケーキ屋 アイスクリーム テイクアウト ラウンジ チョコレート フレンチトースト クッキー お土産
定休日
不定休
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03-6269-9840

世界が泣いた! 映画の常套宣伝文句です。 これが本当なら世界はいつも泣いています。 泣いてばかりいることになります。 相当な泣き虫です。 男が泣いて良いとき。 1.親が死んだとき 2.彼女に振られたとき 3.財布を無くしたとき 子供の頃にそう教わって忠実に守っております。 勿論、彼女に振られた日に財布を無くしたときは号泣です。 7月12日(水) 鹿児島に来て頂いたAsanoさんとの逢瀬。 SNSなどに興味が無かった私に、食というテーマの面白さ、食に対する拘りと主張、食を巡る追憶と恍惚、更には人間模様の悲喜こもごもを表すことの楽しさを教えてくれたレビュアーさんです。 辛い日も嬉しい日も、苦しいも楽しい日も人は食べています。 いつまでも心に残る名曲や名著や名画の様に、忘れられない食事って有ると思います。 美味しい美味しくないではなくて、そんな食事って有ると思います。 随分昔のことなのに、今でもときどき思い出す、忘れられない食事があります。 上京して遠距離恋愛となり、結婚を約束していた札幌の彼女がクリスマスイブから横浜のアパートに来てくれて、私の仕事納めの日に一緒に私の実家に帰省するはずが、まさかの別離。 1人列車で帰省した田舎の実家には母が1人でご馳走を作って待っていてくれました。 予定と異なり1人で帰った私に母は何も訊きませんでした。 情けないやら悔しいやら…。 無言で母子2人だけで頂いた母の作ったご馳走。 味など感じませんでした。 年が明け、東京へ帰る私を空港行きのバス停まで見送ってくれた母。 ずっと心ここにあらずで、ただ苦しくて何の言葉も交わせずにいましたが、最後の最後にようやく言えました。 「もう付き合ってないんだ」 やっと言えた一言を受け流して、手作りの弁当を持たせてくれた母。 「身体に気をつけて」 私に向けて言ったのはその一言だけでした。 雪の降る中、私の乗ったバスが走り出しても見えなくなるまで道に立っていた母の随分と小さくなってしまった姿と、心配を隠し通そうとする表情を見て、申し訳なさと惨めさが襲ってきてどうしようもありませんでした。 横浜のアパートに帰り、新聞紙の包みを開いた弁当はひじきご飯と牡蠣フライ。 子供の頃に好きだった献立です。 狭いアパートで「有難う御座います」と手を合わせてから1人で頂いた、冷えた弁当の切なくも苦しいほどに有難かったあの味は生涯忘れられません。 …20年以上前の私ごとを恐縮です。 とにかく人は、本質はただの生命活動である食に対して、ああでもない、こうでもないと、理屈を付けて、哲学らしき思いや、私的な記憶を重ねてみたり、本当はどうでも良いことに目くじらを立てたり、笑ったりしたりしています。 食を経験しない人はこの世にいません。 だからこそ、誰もが各々の”思い”を共感し易いものです。 大抵の方はそれぞれが何らかの悩みを抱え、立場や境遇に苦しみ、日々何かに追われながら生きていると思います。 だけどrettyのレビューを書いているときは、素の自分になって、立ち止まったり、省みたりできるということはないでしょうか? 私は有ります。 Asanoさんから別れ際にエシレのサブレを頂きました。 大好物だけど、東京出張しても並ぶ時間がなくて私が買うのを諦めていることをご存知の上でのお気遣いです。 Asanoさんとの逢瀬の途中、唯一お会いしたことの有るrettyレビュアーHaraguchiさんがわざわざ挨拶に寄られ、特別なお茶をくださいました。 自宅に帰りAsanoさんから頂いたエシレのサブレの缶を開けるとふわりと漂うバターの芳しい香り。 Haraguchiさんから頂いた特別なお茶を淹れると立ち上る新緑の様な清らかな香り。 あれから毎日、1枚のサブレと1杯のお茶を頂くのが、深夜に帰宅してからの私の就寝前の日課です。 男が泣いて良いとき。 教わってはいないけど、有難いとき。 勝手に一つ加えます とっておきキャンペーン

コメント 32
  • 昔のお話、、切なすぎます… 母の手料理が恋しくなりました。。

  • ドラマ「北の国から」を見ているような素敵なレビューでした(^_^)/ Asanoさんの素敵な紳士ならではのさすがの気遣いですね!

  • またまた、素敵なレビューありがとうございます! 人は、色々な事を重ねながら生きているものですよね。 喜びも悲しみも… 私は、最近人に対して感謝の気持ちが増えていくばかりです♪      (* ´ ▽ ` *)

  • Taketomiさん、有難う御座います。母の手料理ほど美味しいものはないと思います。煮魚、煮物と再現したくて料理を始めましたが再現には至りません。

  • Kuroseさん、有難う御座います。純との違いは彼にはお袋の味がありませんが、私にはあること。母に感謝です。Asanoさんはダンディで素敵な大人でした。皆さんに感謝、感謝です。

  • Sakiさん、有難う御座います。昔、若者が嫌がる仕事の3Kとして、汚い、臭い、暗いがよく言われていました。 勝手に尊敬している横浜出身の著名人が、悪いことばかり言うな。私の3Kは感謝、感動、感激である。と言っていて、シンプルだけど心に響きました。 言ったのが、アントニオ猪木氏なのでみんな笑っていましたが…。

  • おはようございます*̣̩⋆̩ 普段は私もおちゃらけてレビューしていますが…思いはみんな一緒なのかな…… お母様離れているだけでお元気なのですか? 味の再現はレシピがあっても無理でしょうね…その時の食材の状態もありますけどお母様のオリジナルですからお母様にしか出せない味だと思います。 Rettyを始めていろいろな人との繋がりが出来て当然人と繋がるんだから嫌な事も考えさせられる事もアリなのですがそれ以上にいい出逢いが出来たことに感謝してます✨ 出逢いって人だけではなく食も出逢いだと思います♬*゜ このレビューにも感謝ーー*̣̩⋆̩

  • Ishimaruさん、有難う御座います。母親は離れているだけで元気です。25年間苦しんだ院内感染のC型肝炎が新型インターフェロンで完治したばかりです。医学の進歩にも感謝です。

  • 良かった♬*゜ いろんな所に感謝ですね・:*ೄ‧͙·*  日本の端っこ同士で心配もするでしょうけどみんな( o≧д≦)oガンバレー!!です*̣̩⋆̩

  • Takahiroさん、はじめまして!共感しました。母の有り難さが分かる今日この頃です!

  • なんと素敵なエピソードでしょう。 人の温かさとは、かくも有難きものか…。 優しさや温かさは、食の記憶や食事とともに反芻できることを、レビューを拝読して再認識いたしました。 男性が感涙にむせぶ姿も、素敵だと思います(*´ー`*)

  • Sawadaさん、始めまして、有難う御座います。年齢を重ねれば重ねるほど、申し訳なさも手伝って母に対する思いは強くなります。 生きている間に親孝行をしなくては。

  • Yukariさん、有難う御座います。胸が締め付けられる様な哀しい優しさを前にすると、男も女もなく、ただだだ感謝です。 たかが食事、されど食事。

  • おはようございます☀︎ 朝からですが… 昨年、母を亡くしました。 今、®️に投稿してる殆どのお店は、母と行った、母と食べた…です。 肉が好きな母でした^^; 食は、人生かと思います♪

  • 塚原さん、おはようございます。 天国に旅立たれたお母様が美味しいお食事をされていることをお祈りいたします。 食は人生…。深いですね。

  • こんにちわ。素敵なお話ですね〜 人生には色んな事がありますよね。 エシレのサブレだと香りのいいサブレでしょう

  • 大好きなエシレだ!と思って拝見しましたが、いつも以上のmuraokaワールドにはまり込み、頷きながら三度読み返しました(о´∀`о)

  • Iidaさん、有難う御座います。人間には辛いこと、嫌なことは忘れるという能力があります。だから今日を生きていけるのだと思います。それなのに思い出を辿るのは、深層心理では忘れたくないのでしょうね。 エシレのサブレ、変わらぬ美味しさです。

  • Tsushimaさん、有難う御座います。 読み返してみると終いには何を言いたいのかわからない乱文になっていますね…。 Asanoさんから頂いたエシレのサブレ、最後の1枚まで大事に頂きます。

  • こんにちは^o^ お母様との想い出を大事にしてらっしゃるMuraokaさん。きっとお母様も、同じ想いだと思います。いつだって、母と子は繋がっていますものね。 Asanoさん、ほんの少しお会いしただけでしたが温かいお人柄が溢れる本当に素敵な方でした✨ Asanoさんのエシレのサブレにうちのお茶を!(≧∀≦)恐縮です…ありがとうございます♡

  • Haraguchiさん、お家がお茶メーカーさんだったとは知らずに頂きビックリです。 開封したときに何とも芳しい香りが漂いました。淹れてみるとまた香りが引き立ち、すっきりと深い味わいです。 毎日頂いております 有難う御座いました。

  • 読み耽りました。情景が眼前に現れます。 "食べる"ことは単に栄養素を摂るだけでなく、その場の雰囲気という空気を吸い込み、感情の揺らぎや興奮を嗅ぎ取り、笑顔や涙を視て思いを飲み込むことで、人は細胞を形造っていくのだと思います。 無駄なことなどこれっぽっちもありゃしません。全てが血となり肉となりますよね。 鹿児島のあの一夜は、短い時間の中にもエシレバターをも上回る濃厚さが溢れ、原口さんのお茶のような清涼さが立ち昇ってました♪ 帰京してからずっと、エセ鹿児島県人としてお国自慢をしています(≧∇≦)b

  • Asanoさん、有難う御座います。頂いたエシレのサブレ。毎晩美味しく頂いております。エセ鹿児島人(笑)私も似た様なものです。最近は鹿児島に郷土愛まで芽生えております。

  • 文化だ!

  • 素敵なレビューですね! 歳を重ねたら、悲しい涙より、嬉しくて感動する涙を増やしていきたいですね。

  • Akiraさん、そうかも!

  • Kayaさん、TopUser就任おめでとうございます。 渋谷の街をお父様と2人歩かれたレビューを思い出しました。お家に帰ったらお母様がいらっしゃるのかと思っていましたが…。 全てに感謝して生きていきたいものですが、私は性悪説肯定派ですから、せめて有難うと思う回数を増やしていけるようにしたいと念じております。

  • Asanoさんのおっしゃる通り、美味しい食事、不味かったお料理も辛い経験も、美しい景色も、記憶の片隅で忘れられた出来事や、いつまでも心に残るとこ全てが今の自分を形成しているのだ思います。 その中でも、心の通った人との出会いが素晴らしいスパイスとなって私たちの人生の味わいを深めてくれていますね(*´ー`*人) 本当に全ての経験は無駄な事など何一つないと私もそう思っています。 素敵なレビュー拝見させていただき、コメント長くなってしまってすみません!

  • Kaoriさん、済みませんなんてとんでもありません。真摯なコメント有難うございます。”食事”ってなんなのでしょうね。 病気や環境で食べることさえままならない人達からしたら我々の食の記録の共有は娯楽以外のなにものでもないでしょうし…。

  • 厳しい環境下の方々にとっては生きる為の、生き延びる為の糧、まさに食糧なのでしょうね。 でも娯楽でも良いと思います。そもそも娯楽の語源は、独り悦に入り安寧を得ることだと聞いたことがあります。感じた素晴らしいという思いや、このお店を人にも教えてあげたい分かち合いたいという気持ちをsocialに発することは、公に安寧を広めることにつながるのではないでしょうか? 美味しい、は世界平和につながる!かもしれません^_^; 仏典だけに抹香くさいコメントが長くなってスミマセン(>ω<)↑

  • Asanoさん、流石のご意見! 飢えていないライオンの前をシカが通っても襲われません。 野生動物は必要以上の殺生、養分摂取はしないのでしょうが、私にはライオンが独り悦に入り安寧の気分であるように見えました。奴らにスマホがあれば人と同じようにrettyに投稿するかも知れません。 美味しいは世界平和!壮大ですが、動物であれ植物であれ、生きるものの命を頂き生かされているのは万国共通。 素晴らしい日本語である「いただきます」の言葉の意味を理解して感謝しながらご飯を頂いて参ります。

  • ごちそうさまでした。

行きたい 93

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ジャンル
  • パン屋
  • ケーキ屋
  • アイスクリーム
  • テイクアウト
  • ラウンジ
  • チョコレート
  • フレンチトースト
  • クッキー
  • お土産
営業時間
定休日
カード
予算
ランチ
~1000円
ディナー
~1000円
住所
アクセス
                    ■駅からのアクセス                  

                    ■バス停からのアクセス            
        都営バス 都04 東京国際フォーラム 徒歩2分(110m)
東急バス・東急トランセ 東98 東京国際フォーラム前 徒歩2分(110m)
西東京バス 4 東京駅南(東京国際フォーラム) 徒歩2分(110m)            

          
店名
エシレ・メゾン デュ ブール ECHIRE MAISON DU BEURRE
予約・問い合わせ
03-6269-9840
お店のホームページ

席・設備

個室
カウンター
喫煙席
駐車場
なし

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