日本橋室町中央通りに面したビルの６階にある今店は、醸造機器商社の北村商店が運営する全国銘酒を集めた酒豪垂涎のお店。日本酒の管理状態も万全でいつも感心させられます。まずは、ふくよかな白子の石焼きをポン酢で戴き、しめ鯖、鯵のたたきを摘まみます。この時期旬のセコ蟹は濃厚な内子の味が素晴らしい。そして本日のお勧めの松茸がふんだんに入った鴨のつくね鍋をゆっくりと味わい、最後はその残り汁で極細麺でにゅうめんを作ってもらいました。一つ一つの品々は丁寧な作りで、器も美しい。戴いたお酒は落ち着いた吟醸香と米の旨味。口当たりの柔らかいすっきりとした富山氷見の「曙初嵐」、特別純米の豊潤な旨味とキレの神奈川県相模原市「相模灘」そして、後半の燗酒は深みのある味わいの福島県二本松市の「大七」を飲ませて頂きました。酒肴とお酒の絶妙なマリアージュで今宵の宴は素晴らしかったです。
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中央通りの日本橋室町４丁目交差点そばに立つ北村ビルの６階に、このビルのオーナーが経営する日本酒と酒肴の名店「もろみ家」が有る。元々は造り酒屋向けの「米」卸を家業にしているオーナーが全国の酒蔵を訪問している中で、選りすぐりの名酒を一堂に集めたお店を２０年ほど前に開店し、酒の製造過程にちなんで「もろみ家」と命名した。珍しいお酒に出会える素敵なお店である。まずは突き出しのクラゲとうどの酢のものがさっぱり味の絶品、そして風味豊かなポテトとベーコンのサラダ、新潟のしめさば、ホタルイカの石焼き、白魚の卵とじ、若鮎と季節の野菜の天ぷら等丁寧な作りの酒肴に舌鼓を打つ。そして、合わせて飲んだお酒は、氷見の曙限定生原酒（富山）に始まり、開運無濾過純米（静岡）、水府自慢１０号（茨城）、るみ子の酒（三重）、而今無濾過生（三重）、雨後の月愛山（広島）と全国津々浦々の限定名酒ばかり。沢山のメニューとお酒の中から、ソムリエ女史が好みをききながらマリアージュを考えてくれる素敵な晩餐です。
もろみ家さんの離れ？で宴会。 出てくる料理に合わせて、お酒が出てきます。 鴨ロース煮の写真、撮り忘れた(ノ_＜)
お仕事つながりで夜訪問いたしました、もろみ家。 日本酒がほんっとに豊富で、お姉さんが料理と好みにあう日本酒をオススメしてくださいました。楽しいっ！もちろん、料理もしっかり美味しい。 質や場所を考えるとそれなり金額になります。 あと、早めに閉まっちゃうのが残念。。。
ここでしか食べられないと思うのは、かつ煮。 お出汁しみしみ。卵ふんわり。なのにサクサク。 サクサクが両立するのおかしいよー！って心で突っ込みながらもりもりいただいてます。
