【「鳥かど」跡地に実力店がOPEN!!】 ※コメント返しは原則お休みしてますので、記入ご遠慮ください(参考通知とオフ会の御礼は記入OKです) 誰も投稿してない! Retty初投稿いただき(笑)! 「飲食店を居抜きで開業するメリット」 といえば 前の店の設備を引き継げるので、 開業資金を節約できる事だろう。 …ですが、 一部の居抜き物件には それ以外にも「隠れた付加価値」が あるように思う。 すなわち 「超有名店の跡地に開店する」ケース。 前が超有名店だった事が 「ある種の宣伝効果」を生み出す。 たとえば 都内No.1とんかつ『成蔵』の跡地に 開店した『なりくら』と『Fry家』が好事例。 とんかつ好きな人なら 以前そこに『成蔵』があった事は周知の話で、 しかも跡地に実力店が入った事で 自然と興味を惹きつけ、 宣伝効果を発揮する。 …そんなワケで本日の焼鳥探究は 超有名店『鳥かど』跡地に 昨年末にOPENし話題の 『黒さつま鶏 煉火』 人気焼鳥グループ『やきとり阿部』 の5号店となります。 おまかせ8800円コースを楽しんできました♪ *茶碗蒸し ★前菜 ★はつ *箸休めの大根 ★ねぎまき *砂肝 ★うずら *ジャンボマッシュルーム ★だきみ *トマト ★もも ★デザート ★鶏の白子 ★つくね ★鶏皮の手巻き ★皮(コース外で追加) ★鶏そば ■前菜 ・ももの炙り ・ささみの鶏刺し ・金時草辛子あえ 「ももの炙り」 炙りが香ばしくうま味が強い。 「ささみの鶏刺し」 ネットリしているが味は淡泊で滋味深い。 なんと「金時草辛子あえ」 「金時草」は、 私の地元の金沢では学校給食にも出てくる 伝統的な加賀野菜です。 私が熊本在住時代に知った話ですが、 「金時草」のルーツは実は熊本。 熊本では「水前寺菜」と呼ばれています。 江戸時代に熊本から 上方経由で北前船で金沢に運ばれ 栽培されるようになったのだとか。 モロヘイヤのように 葉に粘り気があり辛子ともよくマッチしてます。 ■はつ 店名どおり『煉火』は 鹿児島の地鶏「黒さつま鶏」を使っており、 鶏の殆どがタレではなく塩でした。 水分を程よく残した ぷっくりジューシーな食感。 ■ねぎまき 手羽に白葱を挟んで上に大分の柚子胡椒。 皮はパリパリ。 柚子胡椒の辛味成分に負けず、 鶏のうま味が強くバランスの良い一品。 ■うずら 噛むと熱々の黄身がプチッと弾ける。 ■だきみ むね皮の希少部位「だきみ」 ウエハースと見まがうような サクサクとした皮が積層されて折り重なった一品。 ■もも 超・正統派かつ王道な「もも」 均整のとれた美しいビジュアルに、 咀嚼するとブリンと噛み応え。 ジワッとうま味が口中に広がる。 ■デザート ローストしたパイナップルに ヨーグルトをかけて。 パイナップルは瑞々しくて普通にフルーツ。 個人的にはローストしてる要素はあまり感じなかった。 ■鶏の白子 鶏の白子!?面白い! 鱈や河豚の白子よりも淡泊で、 水分量も多くクリーミー感ひかえめ、 サラリとした味でした。 ■つくね 軟骨は入れずに、 挽いた肉のアトランダムな ゴロゴロ食感で勝負するタイプの「つくね」 こちらも味付けは塩で 肉のうま味主体。 質実剛健とした「つくね」です。 ■鶏皮の手巻き この一品のみタレ焼きでした。 鶏皮を干瓢と一緒に 手渡しの“手巻き寿司風”に。 シャリは白酢です。 シャリが少し冷えてて、 米のでんぷんが凝固し始めてたのと、 鶏皮は超パリパリでタレは甘辛味、 かなり脂が多めで自己主張が強いです。 独創的で面白いけど 個人的にはバランスが好みではなかった。 ■皮(コース外で追加) 皮・つくね・ねぎま の3品は店によって個性が出やすいので、 定点観測として注文してます。 「煉火」の皮は 炭火で水分を飛ばした「超パリパリ」で、 香ばしさと食感に二点が引き立ってました。 …ちなみに卓上の山椒が、 舌が少しピリッとする辛さで面白かった。 ■鶏そば 見た目は端麗な鶏塩系ですが、 表面はびっちり鶏油(チーユ)でコーティングされており、 しっかりコクがあります。 このコクに対して 「粗挽きの胡椒」と「白髪ねぎの辛味成分」が 引き算として作用しアクセントになる構成。 麺は製造元不明。 エッジの効いた 中細ストレートの全粒粉麺で アルデンテのように芯を残した 力強いコシがありました。 ~あとがき~ 以上、『黒さつま鶏 煉火』でした。 全体的に皮パリ目に仕上げた串が多く、 食感が楽しい店。 ぜひお試しを
口コミ(1)
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