元あざぶ くしま

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Masato Sasa

麻布十番でランチ。「元あざぶくしま」へ訪問。 名店「くろぎ」出身の店主が手掛ける日本料理店。 コンビーフ、〆のしゃぶしゃぶが最高でした。 美味しかったです！ 2025.9.14 17:00訪問

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佐藤 佑樹

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【2024年12月訪問】 麻布十番にある日本料理店へ。 こちらの親方はくろぎ出身かつ黒木親方とは高校の同級生という間柄。 地上にある扉を開き、階段を降りて地下の店内に入っていくのは雰囲気あります、席は大理石のカウンターのみで椅子の5席の他に2,3名用のソファー席もあり。 メニューはおまかせコース1本、訪問時の内容は以下。 ---------- 舞茸 春菊 せこ蟹 コンビーフ飯蒸し 宮崎牛リブロースのしゃぶしゃぶ サラダ仕立 馬刺のタルタル どんこ椎茸 しらかわ 塩煎り銀杏 昆布佃煮 辛子茄子 京都ゆめごこち ヒレ肉 蟹の赤出汁 九条葱 リブロース炭火焼 黒蜜ときな粉の塩アイス 柿とシャインマスカット ---------- 最初は素揚げした舞茸と春菊のお浸し、舞茸が主役級の旨味の濃さで瞠目、春菊のほろ苦味で切る印象。 丁寧に盛り付けられた香箱蟹は冷製、上品な旨味の足の剥き身とプチプチ外子を頂いてると下には内子と蟹味噌があり1杯まるごと独り占め。 とろみあるみたらし風な餡はわさびを忍ばせて香りと辛味を追加、全体をかき混ぜてから頂くとすき焼きのような印象でコンビーフのチープな印象は皆無、味濃くビールをジョッキで飲みたくなる。 リブロースは親方自ら出汁でしゃぶしゃぶ、朱色を残す火入れで歯が不要なほど柔らかく滑らかな身質で脂が甘くスーッと溶ける。 出汁香も纏ってしゃぶしゃぶとしては過去最高の美味さ、ドレッシングは胡麻と胡桃が濃厚ながら酸味でさっぱりと。 馬肉は鮪赤身や鰹のような味覚で一緒に和えたナッツが香りと食感を担い、パンにディップして頂くとねとっとシャキッとサクッと3種のテクスチャーを楽しめる。 炭火焼きの椎茸は肉厚で香り豊か、傘に椎茸出汁とエシレバターが溜まってえも言われぬ芳香、香りのみならず味も極上。 白甘鯛はほろっと解れる繊細な身質で旨味に品がある、皮のコラーゲンのねっとりさも堪らない、肉料理が中心だったので実に印象的だった一品。 銀杏は熱々ほくほくちょっとねちっ、1個食べ始めると手が止まらなくなる(笑) 食事は土鍋炊きの京都ゆめごこちの白米・ヒレ肉の炭火焼き・昆布佃煮と辛子茄子・蟹の赤出汁。 ご飯は粒が立ってて土鍋らしい炊き立ての香り、ご飯はお替り可能なのでもちろん追加。 ヒレ肉は柔らかく粒胡椒でスパイシー、お好みの塩と柚子胡椒は後者の方が好み、昆布は鰹節が効いてるし、茄子はしっかり辛いが癖になる味わい、赤出汁は蟹の主張もあってほっと落ち着く。 食事は2品目もあり、しゃぶしゃぶで登場したリブロースにタレを塗って炭火焼き、九条葱と一緒に炊き上がった土鍋ご飯に投入してよく混ぜたら完成。 炭火とタレの相性は鰻で証明されてるので間違いない組み合わせ、炭香とリブロースの脂の甘味と九条葱の異なる甘味が白米と抜群に合うので、腹パン近いのにこちらもお替りしてた(笑) 黒蜜はみたらし風で甘味はきな粉が担当、アイスはトルコアイスのようにねっとりと伸びやか。 シャインマスカットは凍らせておりシャリシャリした食感とマスカットな甘酸味がグラニテ的に口内をリフレッシュ、柿もベタつかない甘味。 肉料理が中心だったので肉割烹かと思いきや、魚料理や野菜茸な一品もあって日本料理と肉割烹のハイブリッドな印象でした。 港区らしくシャンパーニュとワインも常備、日本酒は5種類だったけど普通に飲む方なら十分な品数かと。 最近は徐々にメディアに露出されてきたので、気になる方は予約楽勝な今のうちにどうぞ。 ちなみにスマホの電波は入りにくいですが店内のWi-Fiが使用可能です。 #初投稿 #日本料理 #和食 #肉割烹 #麻布十番