東京の蕎麦屋放浪記 NO.253 … 山手線ぐるり蕎麦屋放浪14 … 「田町」の次は、→ → 「高輪ゲートウェイ」。 2020年3月に出来た山手線30番目の駅です。出来たばかりなので、駅の周りにはお店などはほとんどありません。なので、歩いて泉岳寺方面に向かう。 此方のお店は、地下鉄泉岳寺駅の直ぐ近くにある町のお蕎麦屋さん。暖簾に赤提灯、夜は蕎麦居酒屋という感じのお店です。近くにある泉岳寺は、忠臣蔵・赤穂浪士四十七士の墓があることで知られる。もう直ぐ12月14日は、その討入りの日になるが、この季節には毎年泉岳寺でお祭りが開催されるとのことだ。コロナ禍騒ぎもあり、今年はどうなのだろうか … 此方のお店では、赤穂浪士の討ち入りに因んで「討入そば」を頂ける。「晩酌セット」(税込1,200円)で、先ずは蕎麦前です。 「晩酌セット」は、生ビールまたは焼酎を2杯、10種類くらいあるつまみの中から2品選ぶというお得なセット。「板わさ」と「かつ頭」を選んだ。「かつ頭(がしら)」とは、丼物のご飯を抜いたもので、蕎麦でいう「天抜き」と同じです。「かつ頭」は、かつ丼の具材のみで「かつ煮」と同じ。親子丼の具材ならば、「親子頭」という。ハーフサイズだが、つまみとしては十分ボリュームがありました。 「討入そば」(税込750円)は温かい蕎麦。討入の二つ巴の陣太鼓をイメージしている。はんぺん、海苔の天ぷらが載り、別皿に揚げ餅が2個付いてくる。餅=「力(ちから)」=大石主税(ちから)にかけているのだと思う。「はんぺん海苔天入り力そば」 … ということになる。 かけつゆは濃く甘めです。海苔天の衣がかけつゆに溶け出し、天ぷらそばの味わいになる。蕎麦は細打ち、茹で加減も丁度良い塩梅で、熱々を美味しく頂いた。 泉岳寺の近くで三代続いている町の蕎麦屋。地域の特徴を活かして地元民に親しまれているようなお店で、コスパも良い。「討入そば」と呼ばれる蕎麦は、両国の「元禄二八蕎麦 玉屋」というお店にもあるらしい。此方のお店は、討ち入られた吉良上野介の屋敷の近くだとか … 機会があったら行ってみたい。 ご馳走様でした! 次の駅は→ 「品川」です。 2021年12月訪問 #晩酌セット #討入そば #泉岳寺 #赤穂浪士四十七士 #山手線ぐるり蕎麦屋放浪 #高輪ゲートウェイ駅
駅から近い
PayPay決済可
ランチ営業あり
甘みのある自家製のお出汁が美味しい、お蕎麦屋さん


























