【Rettyのお陰で再会できた味】 高槻時代にお世話になったお店を阿倍野で発見! 本格派のぶれない明石焼を九州生まれの息子に初めて食べさせることができました。 もちろんかやくご飯に明石焼オン!のここでしか食べられない「まんま」は、絶品です。 マスターも永遠の青年で、安心しました。 また伺いたいです。
口コミ(2)
オススメ度:90%
【Retty初投稿】かやくごはんに明石焼きというだし茶漬け「まんま」!? ◆こんなお店 阿倍野から辻調理師専門学校へ向かう道すがらにある隠れた名店『明石焼 蛸壺 まんま』は、梅田で当時は珍しかった「明石焼き」の人気店で店主のまんまさんが修業の後、高槻で開業。そのあと実家のある阿倍野に移転して現在のお店を開店して14年という明石焼きの専門店です。 その「まんま」は、商品名としても商標登録されていて、KTVの人気番組『さんまのまんま』(2016年9月24日で番組終了)の番組ディレクターがわざわざ来店し「まんま」の商標を買い取りたいとの申し出も頑として首をたてに振らなかったという伝説の男。 その「まんま」さんは、御年72歳!!とは思えないくらい若々しく料理の腕も軽快なトークも冴え渡る大阪キャラが立った方です。今回は初入店、初対面というのに1時間半も長居させていただきました。 ◆ランチタイム実食レポ(税込) ・わさびまんま:750円+サラダとドリンク付き:950円 自慢の「まんま」は、明石焼きに、かやくご飯、それに出汁をかけて食べる茶漬け。十穀米のかやく飯の上に明石焼き8個と海苔、三ツ葉、きのこそしてわさび(梅・鮭も有り)がてんこ盛り。鰹と昆布でとったあったかい出汁をお椀いっぱいに注いで蓮華で食べます。 もともとは、高槻のお店でまかないご飯としてアルバイトのスタッフに食べさせたところお替わりするほど美味しい!となり、お客さんに提供したところたちまちのうちに看板メニューになったんだとか。 夏場なのでかなり熱いかなと思ったものの、お出汁がちょうど良い加減で食欲をそそります。それにしても明石焼きとお茶漬けというのは、唯一無二なメニューで、実用新案も申請しているため、どこにもない!と自負されているとおり、某大手食品会社も数社から商品化のオファーもあったのだそう。 しかしながら、商品化できなかったのは、店主のこだわった食材があまりにも原価率が高い!ためでメーカー担当者も断念せざるをえなかったみたいです。納得(笑) 初めての「まんま」は、ふわふわした明石焼きとこんにゃくや根菜など具たくさんのおいしいかやくご飯を出汁に混ぜながら一気にかき込む快感はなかなか豪快で微妙な食感。妙なマッチング。下品でもあり、なぜか上品な味がしました。 おやつ感覚の明石焼きを主食にした凄さ!こんなん「あり!」なメニューです。 最初に運ばれてくる「サラダ」は泉南の契約農家から取り寄せた無農薬野菜に玄米フレークをトッピングした新鮮なサラダ。ドリンクは大山の無添加ヨーグルトと胚芽ビスケットと自身のカラダに気を遣うようにお客さんにも安心安全の食材を提供するという堅い信念のもと調理されています。 ◆お店の雰囲気・特長 梅田と高槻、そして阿倍野で14年と約30年超、明石焼き一本でやってこられた店主なので明石焼きの味は文句なし。 店内もカウンターのみ8席とこじんまりしたお店ですが、手入れの行き届いていて、なによりようしゃべるおもしろいまんま店主です。関西のコナモンの世界ではかなり有名なお店にも関わらずこれまでRettyで紹介されなかったのが不思議なくらい、ある意味かなりディープなお店です!!