京都のこのバー、すっかり気に入ってしまい短期間で再訪です。今夜はこのお店と店主を深掘りです。 本日は限界の4名で訪問。5名だと受け入れ拒否されます。グループはNG。じっくりお酒を楽しむためのお店です。 4名の中に女性がおります。先ずはレディーに前回学んだカクテル「ティラミス」をお願いします。 と、店主は「あと4日で飲めなくなるカクテルがございます。◯◯屋最高のマスカットを使います。これが後4日で終わります。」 客の注文ですら、素直にハイとは言ってくれません。一房うん千円のマスカットを使ったカクテル。見た目に派手さはありませんが、豪華にスッキリとした甘さが押し寄せてきます。皮を剥いたマスカットを大量に口に頬張り、一気に潰した感じです。 男性陣はと、趣向を告げますと、相当な希少酒を選んでもらいました。 ・CLYNELISH 17年 ・Legend of Cuban Rum 1962 ・LAPHROAIG CAIRDRAS ・GLENMORANGI ・LAPHROAIG DISTLLERY 1997Malt Aide18 ・PORT ELLEN ポートエレンは口の中で華やかに咲きます。強いお酒で喉越しは熱いのですが、余韻はまろやかで芳しく、いつまでも響き続けます。 三十数年前に無くなった蒸溜所の酒とか、もう手に入らない酒とか。酒に詳しい同行者は記念に瓶を持ち帰りました。 レディーには次のカクテル。今度こそティラミスかと思いきや、GODIVAを使ったもう一つ上のスペシャルカクテルだそうで、簡単な解は用意していません。 恐るべし。 楽しく長い夜。男性もいよいよデザート風のカクテルを試したくなります。巨峰を丁寧に剥いて仕上げたカクテル。楽しそうに飲めば店主は益々盛り上がって作ります。 研究熱心な店主。3室で3種類の氷を用意しています。3種類の砂糖で奥行きを出し、高級フルーツを存分に使い、氷の溶け具合を調整したカクテル。一杯がマジック。 カウンターベスト。
口コミ(12)
オススメ度:85%
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以前に一度、インターフォン越しに入店をお断りされて…汗 昨夜リベンジ!! 入店して納得、素敵な男性が一人で切り盛りしていて、またそのこだわりと言ったら半端じゃなくて…。お酒の美味いのなんのって、生まれて初めてあんなに美味いお酒を飲みました。 一人でもデートでも友達とでも、少人数で行くなら、言うことなしの最高のBAR。 確かに日本一のモヒートと言われるだけありますよね。本気でオススメします!!! #日本一かな #東京に欲しい #人柄も最高 #酒が旨い #雰囲気も最高
京都に四日間滞在。 夜はこちらで存分に楽しませてもらいました。 超絶に爽やかな柘榴のカクテル。天使的にスゥイートなマスカットのカクテル。これカクテルかよ?とコーヒープリンのカクテルは、オレンジフレーバーで大変身。 ブルーチーズと白桃のカクテルは不思議な美味さをメキシコのシーズニング、タヒンが演出。 少し口が甘くなればアードベックを飲み比べる贅沢さ。昼間の疲れが静かに癒されて行きます。 良い夜だな。 #お月見キャンペーン #同じお客さんには同じカクテルを出さないという意地 #魅惑のフルーツカクテル #稀少なオールドモルト
心地よい春の夜にようやくうかがったこちら。 店名にもなっているモヒートを飲みたかったのですが、フルーツカクテルが魅力的すぎて、次回もたどり着けなさそう! あまおうのカクテルは、健康的にゴクゴク飲んでしまいたい気持ちを抑え、ゆっくり味わいました。 二杯目は、これも飲みたかった栗のカクテル! マスター自らが、焼き栗を蒸して裏ごししたものをリキュールと合わせ、黒糖と生クリームをプラス。和菓子な感じもしてものすごく美味しかったです。 季節のフルーツカクテルは、パッションフルーツ、白桃、マスカットがおすすめだそう。 香り付けのスモークマシーンが手品みたいで 面白かったです。
【化学の時間です】 1杯飲むだけで1時間半経っていた。と言うのも、1杯の味の変化がすごくて、その経過をに時間を忘れてしまうほど。酒飲み3人で行ってそれぞれが一人一杯ずつを分けながら飲むなんてありえない、なんと価値のあるバーでしょうか。ジュースは一切使わず贅沢に全て生搾り(しかも、えぐみが出ないようにと絞りきってない)で、甘王のカクテルなんか1杯で甘王半パック使うとな。やばい。楽しい。 私が頼んだのはお任せで、ということでシャインマスカットとライムのカクテルが出てきた。シャインマスカット、ヒト房2000円!というソレがふんだんに使われております。最初は実に果実が強いのですが、10分経つと酒感が強くなってくると言う実に不思議な酒。そしてそれを1時間以上もすすることになるとは、、、いやはや、面白い。 ドライマティーニは薫香付きで、薫香はオーク樽を粉砕したチップ。その場で燻す。液体窒素もつかったりするカクテルがある。もう何もかもが面白い。この店のウリはしかし、氷。企業秘密だから教えられないという氷はなに、3週間寝かすとか、用途によって作り分けているとか、店の面積の1/3が製氷スペースだとか、とにかく溶け方が違う(異常に溶けにくい)のとそれの作用の仕方が氷の概念ではないという、とにかく凄いバーでした。京都すごいな。とにかくこだわりと趣向に凝りに凝った素晴らしいバーです。