八坂神社に突き当たって東山通りを南に下ると東側にある店。祇園祭の宵山の一日だけ、役行者山に因んで作られる行者餅が有名である。 今回は「おおきに」、「そら豆」と「音羽山」のセットを購入した。 「おおきに」は写真#1の四色の角砂糖のような寒天を固めた菓子で、茶色は黒糖、白は砂糖、緑は柚子、桃色は梅の味がついていて実に日本風な味がするので、柳桜園のお抹茶で頂いた。 「そら豆」は写真#1で右下に一つだけ包装紙を開いたものである。州浜の生地で餡を包み、粉砂糖をまぶしてある。砂糖のシャリシャリした食感と、州浜のねっとり感を愛でる菓子である。 「音羽山」は写真#1では「おおきに」と「そら豆」に挟まれていて包装紙しか見えないが、写真#2でその形を確認頂きたい。音羽山は清水寺の背景となる山で、それを模してあるのだろう。黄粉を山形に固めて、中に餡を仕込んである。固めた黄粉が崩れる食感と崩れた黄粉の舌触りに餡の甘みが絡んでくる。 この店には一年のうち、その日一日しか作らないお菓子がある。興味のある方はネットで検索してみてほしい。
口コミ(2)
オススメ度:90%
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偶然見つけたネットの記事から気になっていたこちらのお店☆ 柏屋光貞さんは1806年の江戸時代に創業された老舗の和菓子屋さんで、東大路通沿いにあるこじんまりとしたお店です。 こちらの和菓子には添加物が入っていません。 年に1度祇園祭の宵山のみ販売される行者餅が有名で、祇園祭の役行者山にちなんで作られたお菓子だそうです。 今回はネットの記事で気になっていた「おおきに」をはじめ3品購入しました。 品物の包装で待っている間温かいほうじ茶を出していただき、接客も丁寧ですごく好印象でした(^^) ◎おおきに (写真1〜7枚目) 白・ピンク・茶・緑の4色のサイコロの形をした半生菓子で、外側は砂糖でコーティングされシャリっとした食感、中は寒天菓子になっていてなめらかな舌触りでジュワっと軽い食感です♪ 上には葉っぱみたいな砂糖菓子が添えてあり、季節ごとかはわかりませんが他に桜や紅葉の砂糖菓子が添えてあったのをネットで見ました。 4色それぞれ味が違っていて、白色はプレーン味(砂糖)でほんのり優しい味。 ピンク色は梅味でかすかですが梅の酸味を感じました。 茶色は黒糖味でまろやかな甘味を感じました。 緑色は柚子味。 中に黄色い柚子の粒が入っていて、爽やかな柚子の風味が広がりました☆ どれもしつこくなくて食べやすく、4色の中で個人的に緑色が1番好みの味でした♪ ネットで冷凍するとおいしいと書かれていたので半日冷凍していただきましたが、シャーベットを食べているような感じでおいしかったのでおすすめです(^^) ◎里女もなか (写真8〜11枚目) 甘さを抑えて煮た大粒の丹波大納言を良質のもち米で焼いた最中種で挟んだシンプルな一品。 中に粒あんがぎっしり入っていて、濃厚な味ですが後味がしつこくなくてパクッと食べれました♪ ◎音羽山 (写真12・13枚目) 京都の東山にある音羽山にちなんで作られた半生菓子です。 饅頭かと思いましたが、実際はきな粉を丸く固めて作られ中にはこしあんが入っています。 いただくとくにゅっとした食感で、きな粉は口の中でスーッと溶けていきます。 こしあんは甘過ぎず上品な味でおいしかったです(^_^*) ごちそうさまでした♪ ☆食べログ評価:3.55