鹿児島から2019年12月に京都に移転オープンされたイノベーティブレストラン。ミシュランひとつ星を取って悔し涙を流されたという、高みを目指し唯一無二であることにこだわるお店です。 場所は四条河原町。ホテルを併設する京阪系列のグッドネイチャーステーション2Fにあります。 ちなみにこの2Fにあるレストランは5店舗中4店舗がミシュラン店という凄店ぞろい。 こちらでは、エル・ブジのシェフも使っていたガストロバックという減圧調理器を用いて、非加熱で水分や出汁などを食材に浸透させ、まったく独創的で多彩なお料理を展開しています。 店内はカウンター7席、個室有り。カウンターの前はフルオープンの厨房で劇場型の空間です。 この日はランチで訪れたところ客はわたしたちのみで、ラッキーなようななんだか申し訳ないような…。 コースはディナーよりも少ない品数ですがわたしには充分すぎる量でした。ペアリング税サ込みで約30,000円くらい。 正直、手毬寿司などは前衛的過ぎて「ま、これはこれでw」という感想だったけど、豚やパスタは絶品でした。 それに賑やかしの高級食材は使っていないのが素敵♡ ノンアルのペアリングは以下のとおり。それぞれにエキスやアクセントを加えており、お料理にあわせながら非常にクリエイティブで面白い品々でした。 みかん かき ふきのとう、もち米、サワー りんご、サフラン、はっさく 中国茶とべりー いちごとブラッドオレンジ 酒粕としょうが 八つ橋をイメージしてニッキ、ベルガモットなど プーアール茶 カシスとざくろみりん にんじん 接客しているシェフの奥さまがとっても可愛くて愛想もよく、お店の雰囲気をぐんとやわらかく華やかに向上させているのは間違いない。 少々お値段は張るけれど、ペアリング込みでこの価格は納得できるクオリティ。またいつか行ってみたいです:)
口コミ(5)
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贅沢な空間であった。 最初は自分なんかお呼びでない感じがして、とにかく緊張したものの、しばらくしてその緊張も解れ、お料理とお酒を純粋に楽しめる大人空間に、、結果、満足度高し!であった。 イメージとしては美味しい料理の再構築。点と点が結びつき、線となり、面となる、広がっていく無限さ、それを大いに感じる、そんなことを意識させられる、そんな時間でした。 こんなことを言うと堅苦しいイメージだけれど、そんな堅苦しさはなく、私が初めに抱いていた緊張感は、マダムが席についた時から少しずつその優しさで解いてくれ、恐れ多い雰囲気だったはずのシェフも笑顔がチャーミングで話せばとっても優しく、最後はとっても温かな空間であった。 ガストロバックの新鮮さに感嘆し、日本ならではの良さと世界に挑戦する斬新さ、そのバランスがとっても素敵でした。 あのお鮨とペアリングなんかは外国の人が食べたら「amazing‼︎」なんだろうな。世界に打って出るレストラン!!
京都河原町にある、ガストロパックを使うのが特徴的なイノベーティブジャパニーズのお店。 GOOD NATURE STATIONというお洒落なビルの中にあるので、ちょっと早めに来てこのビルでウィンドウショッピングするのも楽しい。 元々は鹿児島にてイタリアンのお店を営んでいて、2019年冬にジャンルを変えて京都に移転してきたらしい。 美味しかったし、感動した。 特に、2万弱で各料理に最適なワインを出してくれる、ワインペアリングサービス。 もうマリアージュです。普段自分が選んでるお酒が、どんだけバランス悪いかよく分かります。 ワインあんまり詳しくないし普段積極的には頼まないのだけど、プロが選ぶとこんなに違うのかと思いました。 ただ、12,3種類のワインをハイペースで飲んでくので、めちゃくちゃ酔っ払います。注意です。 僕は後半ベロベロになってしまいました。 無理せず、量少なくしたり、ペース落としたりした方が良いですね… ガストロパック料理も新感覚でした。 基本的に味が染みてて食材の味が濃く、瑞々しい。なんだけど、漬けみたいなベッチャリ感はなく、自然な感じ。 個人的には、鰆(かな?)が一番好きでした。 ワインペアリング込みで1人7万円くらいしたのでだいぶ高価な体験ではありましたが、 本当に美味しかったので、また次回京都訪問した時に来たいです。 後半ベロベロでうろ覚えなので、次回はほどほどに飲みます… 以下、食べた物メモ。 ◆ 食前茶 ほんのり温かく、甘い香りが楽しい。 ◆ レタス 食材をガストロパックするとどうなるの?というデモの1つとして提供される。 瑞々しく、嫌な香りも一切しない。 ◆ 新玉葱のムース 仄かに玉葱の香りがするけど、臭い感じはしない。 アクセントの菜の花も料理を際立たせる。 なにより、ワインがベストマリアージ。 塩気のある玉葱のムースに甘いワインか…って心配だったけど、口に入れた瞬間、フルーティなチーズケーキに変わる。ムースの油分や香りを引き立ててる。 ◆ 白ワイン TIEFENBRUNNER 2016 Turmhof GEWÜRZTRAMINER イタリア ◆ ビシソワーズ・胡椒の泡・バター?ジェラート 泡単体だと胡椒の香りが分かりづらいけど、3つ一緒に口に含むと仄かに胡椒がわかる不思議。 ◆ 薩摩芋焼酎 STRANGER CAINOYA Original 鹿児島 ◆ 焼アスパラガス 木の芽のソースと、カルボナーラソース。 皮からお出汁を取ってガストロパックしてるって言ってた気がする。 ◆ 白ワイン ANDLAU RIESLING 2018 MARC KREYDENWEISS フランス ◆ 白ワイン Mâcon-Pierreclos “1er Jus de Chavigne” 2017 Guffens Heynen Chardonnay フランス ◆ 酢の物 セロリ?とケイパー ◆ カツオと卵黄の手巻き ◆ お寿司 コハダの手毬寿司、烏賊、エビのライス巻とカラスミ、りんごのガリ ガストロパックで濃くなっている素材の味に負けないようにと、ご飯には赤酢ではなく、別のもの(赤ワインだったっけな。。)を混ぜている ◆ 赤ワイン Viettil 2015 BAROLO CASTIGLIONE Nebbiolo イタリア 鉄分強めでカツオに合わせた ◆ 赤ワイン NONAU 2015 La Neula Cannonau イタリア ◆ 椀物 はまぐり、筍、豚、菜の花 ◆ 鰆 ガストロパックしているため、半生なのにものすごく味が染みていて、かつ、柔らかい またお皿が綺麗 ◆ 白ワイン NEULAS La Neula Vermentino イタリア ◆ クリスタルサラダ ◆ 白シャンパン Ulysse Collin BLANC DE NOIRS EXTRA BRUT Les Maillons N.V. Pinot noir ◆ 和牛ステーキ ◆ 赤ワイン(よく覚えてない。。) ◆ 豚かつ ◆ 赤ワイン AMPELEIA CABERNET FRANC 2018 イタリア ◆ うなぎ蒲焼き(あんまり覚えてない) ◆ 赤ワイン L'Arco Amarone della Valpolicellu Classico 2015 イタリア ◆ ホタルイカとそら豆 ◆ 白ワイン 発売前につきラベルなし ◆ 熱々のコーヒーとアイス ◆ いちごのガストロパックとアイス ガストロパック前のいちごを食事中に見せて、その場で調理してくれる。 ◆ チョコ
とても独創性溢れるイノベイティブフュージョンのお店。 一つ一つがアートでありこだわりを感じる。 特に鰻を赤ワインとバルサミコのソースで焼いたものと鮎のリゾットが素晴らしかった。 但し、相当の品数なので、体調整えていくことはマストかな。
鹿児島時代から通っています☆ 塩澤シェフはかなりの料理変態☆ いつも完璧なお料理を食べさせてくれます!