創業1989年、名古屋インド料理のパイオニア『アクバル』 現存する唯一の店舗へとディナー訪問。 こちら『アクバル』が経営する『インドキッチン』という名のお店だったのですが、他の『アクバル』が全て閉店したため現在はここが『アクバル』の本店となっています。 看板やメニューは今も『インドキッチン』のままですが、Google検索すると『アクバル本店』の名で出てきます。 メニューは正統派も正統派。 北インドのリッチなカレーとナン、そしてタンドール料理。 そもそも店名のアクバル自体、ムスリム王朝としてこれらの料理をインドに浸透させたムガル帝国皇帝の名ですから、全く違和感はありません。 ★オールドモンク ¥450 インドのダークラム。 ソーダ割でお願いしました。 ★ハリヤリティッカ ¥450 ほうれん草ソースのチキンティッカ。 さすが立派なタンドールブースを構えているだけあってクオリティは確か。 そしてメインのカレーです。 ★チキンハイドラバディ ¥1050 ハイデラバードは南インドのムスリムシティ。 この店でほぼ唯一の南インドカレーですが、その北インド的解釈がかなり独自でおもしろい。 クリーミィなカレーの上に粉チーズのようにココナッツファインがかかっているんです。 辛さはごくごく控えめ。 このお店のカレーはみなそうらしく、辛くして欲しい人はオーダー時に言えばOKとのこと。 卓上にもチリパウダーが置いてあるので自分チューニングもできますけどね。 合わせたのはこちら。 ★マータ ピラフ ¥735 メニューにはカタカナ表記で「ピラフ」とありますが、店員さんにはなかなか伝わりません。 それもそのはず、英語表記はPillawつまり「プラオ」なのですから。 ライスは日本米を使用。 ターメリックとクミンで炒めてあります。具材はグリンピースとピーマン、ショウガ、タマネギ。 昭和喫茶のドライカレーを彷彿とさせる味わいです。 まだ名古屋にインド料理がほとんどなかった時代。 その魅力をどう伝えようか、どう受け入れてもらおうか。 そんな苦心の跡が随所に感じられ、さまざまに興味深いお店でした。
松 宏彰さんの行ったお店
-
タイ国料理 バンタイ
西武新宿駅 / タイ料理
- ~1000円
- ~4000円
-
銀座 佐藤養助
銀座駅 / うどん
- ~2000円
- ~2000円
-
カリーライス専門店エチオピア 本店
神保町駅 / カレー
- ~1000円
- ~1000円
-
ナイルレストラン
東銀座駅 / インド料理
- ~2000円
- ~2000円
-
インデアンカレー 東京丸の内店
東京駅 / カレー
- ~1000円
- ~1000円
-
むさしや
新橋駅 / 洋食
- ~1000円
- ~1000円
-
ヨシカミ 浅草店
浅草駅 / 洋食
- ~2000円
- ~5000円
-
モアナマカイ珊瑚礁
七里ヶ浜駅 / カレー
- ~3000円
- ~3000円
-
ERICK SOUTH 八重洲店
京橋駅 / カレー
- ~2000円
- ~5000円
-
赤坂 金舌
赤坂見附駅 / 焼肉
- ~4000円
- ~15000円
-
ピエール マルコリーニ 銀座本店
銀座駅 / スイーツ
- ~2000円
- ~2000円
-
キッチンABC 池袋東口店
池袋駅 / 洋食
- ~1000円
- ~1000円
-
麺や 庄の
市ヶ谷駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
-
みのりんご
原宿駅 / カレー
- ~2000円
- ~2000円
-
タンドールバル カマルプール
木場駅 / インド料理
- ~1000円
- ~4000円
-
とんかつ 檍 大門店
大門駅 / とんかつ
- ~2000円
- ~2000円
-
Rojiura Curry SAMURAI. 下北沢店
下北沢駅 / スープカレー
- ~2000円
- ~2000円
-
蒙古タンメン中本 目黒
目黒駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
-
大島
船堀駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
-
第一亭
日ノ出町駅 / 台湾料理
- ~1000円
- ~3000円