【桜に鶯】 2020年、都内の桜が満開となったのは、3月22日のこと。 その前日、3月21日、所用があって上野公園を通り抜けました。 そのまた前日、3月20日から、上野駅の公園口改札が移動しています。 以前より100m北側となり、上野公園の敷地に直結しています。 東京都は、今年、来園者の散策は規制しないものの、花見宴会は自粛を求めています。 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためです。 例年の賑わいを知っているので、人出の少なさに驚きます。 「新鶯亭」の前を通ったら、ほとんどお客さんの姿がありません。 こんな人気スポットまで、このありさま。 売り上げに貢献しておかなくてはと、小休止を取ることにしました。 店を覆うように、草木が生い茂っています。 脇には、藤棚があり、縁台が並んでいます。 上野の山は、元々、東叡山寛永寺の敷地。 江戸時代から、花見の名所として庶民から親しまれてきました。 日本初の公園として登録されたのは、明治9(1876)年のことです。 そして、「新鶯亭」の創業は、大正4(1915)年。 戦前まで鶯谷にあった貸席料亭、鶯亭の店主が新たに構えた店だから「新鶯亭」。 現在、四代目です。 名物の「鶯だんご」600円と、「アイスコーヒー」500円をオーダー。 「鶯だんご」は創業当時からの変わらぬ味わいを、今に伝えています。 小豆餡、白鷺と呼ばれる白餡、鶯と呼ばれる抹茶餡の三種。 保存料を一切使わない、手作りの味です。 三つ全て、漉し餡。 何という滑らかさ、柔らかさでしょう。 串に刺せないのが良く分かります。 断面の画像を見てください。 小豆餡には、十勝産の小豆と、赤きびの餅。 白餡と抹茶餡には、同じく十勝産大手亡の餡と、上新粉の餅を使っているそうです。 大正初期、上野の山では、各種の行事・催しものが次から次と開催されていました。 「新鶯亭」創業の1年前、大正3(1914)年には、「東京大正勧業博覧会」が開催されています。 この際、不忍池には「ケーブルカー」と称されたロープウェイが架けられました。 上野公園の台地から不忍池まで、日本初のエスカレーターも設置されました。 上野は、日本の「ものづくり文化」の最先端を行く土地でした。
駅から近い
禁煙
PayPay決済可
おひとり様OK
上野公園でゆったり味わう素朴なお団子
上野公園の散策にぴったりの休憩処では、夕方5時まで素朴な鶯団子を楽しめます。もちもちとした食感で甘さ控えめ、老舗らしい落ち着いた雰囲気の中、手軽な価格で心も体も癒されます。観光やお散歩の小休止にぴったりの和スイーツスポットです。


























