下北沢と東北沢のちょうど中間あたりにあるピッツエリア。下北沢から歩くと喧騒を少し離れた住宅街に突如として現れるのでびっくりするが、このあたりも小洒落たお店がいくつかあって、立地的に変ということではない。ガラス張りのお店はオープンで、外からも混雑具合がよく分かる。席数は決して多くはないが、カウンターもテーブル席もあって、アットホームな雰囲気。だいたい25席ぐらいかな。 ピッツァが有名なのは知ってるけど、やっぱり最初は前菜で。生ハムやグアンチャーレ、サラミなどの肉類、ンドゥイヤ、オリーブ、アンチョビなどのおつまみなどのメニューも充実。結局、パルマ産生ハム(900円)とガスパッチョ(500円)、ブッラータチーズとトマト(1,800円)、トリッパの煮込み(1,350円)などを。生ハムはボリュームたっぷり。なかなか東京で単品のガスパッチョを出しているところが少ないので思わず頼んでしまったが、トマトとパプリカとウリを上手く使っておりレベルの高いガスパッチョだった。 最後にラザニアとピッツァを。ラザニアはサマーポルチーニ牛ラグーソースのラザニア(1,600円)。ピッツァはマルゲリータブッファラ(1,880円)とソフィアローレン(2,700円)。マルゲリータはピッツァの王道だけど、チーズをブッファラにしたちょっと贅沢な一品。生地もチーズももっちりしていて口の中が幸せになる。そしてソフィアローレン。ナポリでもソフィアローレンという名前のピッツァたくさんあるようだけど、その理由はいまいちはっきりしない。ゲレロのソフィアローレンはズッキーニにサラミ、燻製の水牛モッツァレラ、リコッタチーズにペコリーノチーズという組み合わせ。比較的爽やかながら塩味がしっかりした食べごたえのあるピッツァだった。オススメだけど、レギュラーメニューではなさそうだった。 下北沢でピッツァを食べるならゲレロかな。 ピッツァ 下北沢 東北沢 ゲレロ
