野暮用で巣鴨まで出かけた帰り、駅までの道筋の途中に神保町にもある人気のジンギスカン屋さんがあるのを予習して知っていたので、可能ならそこで食事をすることに決めていました。時間が読めないため飛び込み利用なので、満席だったら諦めようと店まで行ったら、まだ店内は余裕があり難なく入店できたてラッキーでした。 店内は白い壁と白木が織りなす和風カフェのような明るい雰囲気で、煙臭さが全くなく清潔感があります。神保町とも違う雰囲気でオシャレですね。 メニューを見ると基本は飲み放題付きの食べ放題です。値段は滞在時間で変わるのでわかりやすい‼︎ でもいろいろとルールがあり、食べたいお肉が含まれないと面白くないので量よりも食べたいものを頂こうとアラカルトでいくことにしました。 お疲れ様の泡は軽めに シャンディガフ 580円(全て税別)、枝豆の お通し 350円 とともに運ばれてきました。枝豆の茹で具合がとてもいい‼︎ アラカルトでも初めは スタートメニュー 1000円 から開始します。もやしナムル 350円、炙りラムユッケ 750円もオーダーしました。すぐにジンギスカン鍋がセットされた七輪がテーブルに置かれます。鍋の上にはあらかじめ最初の野菜とラムの脂がのっていました。七輪なので鍋が温まるまで時間がかかります。気長に脂が溶けてくるのを待ちましょう‼︎ 待っている間のアテはナムル、マイルドなタレで和えてあり、なかなか美味い‼︎ 炙りユッケはスライスオニオンが敷いてあり、混ぜると薬味のような役目を果たします。これはアイディアですね。こちらもタレがとても美味しく、これから始まる焼き物にも期待大です(^ ^) スタートメニューのラムはショルダー、まさにチルドらしい一滴のドリップもない薄いピンク色のきれいな肉です。適度に鍋が温まってからジンギスカンのスタートです。この通常のラム肉でまず驚きました。いやぁ、このふっくらさと柔らかさと香りの良さは何⁈一見するとスジがあるように見えますが、これがサシのみで焼くと溶けてなくなるのです。そしてタレがとても良い‼︎ くどすぎず辛すぎず甘すぎず、とにかくバランスが良いのです。卓上には七味や藻塩が完備されているので味変も可能、これは飽きずにいくらでも食べられそうσ(^_^;) スタートメニューとはいえ、このクオリティのラムが5切れもついてくるので、これとライスと漬物かスープでもあれば、それだけで大満足な定食になると思います。 野菜がなくなってきたので山盛りもやし 390円 を追加し、お店一押しの数量限定の ラムみすじ 1100円、それに私の大好きな ラムチョップ 1000円 もオーダーしました。ラムチョップは120g以上ある大きなもので、これは期待できます‼︎ まずはみすじから焼きます。焼き上がって口に入れると、次元の違うフワッと感から肉の旨味が口の中に広がり、これはもう何を食べているかわからないくらい美味しい‼︎ 自然に笑顔になってしまい、人間をダメにするヤツですσ(^_^;) このラムの海でずっと溺れていたい… そして大きなラムチョップです。焼くのは私たちですが、お願いすればスタッフが切り分けてくれるとのこと、じっくりじっくり両面に焼きを入れ、骨の部分にも熱が回るように押しつけ、かれこれ10分近く焼いた後、スタッフにお願いしてカットしていただきました。ひとくちサイズの絶妙な大きさにカットされていて、やっぱりプロは違います。こちらも脂がとろけて甘く、肉はジューシー、塩と七味でキリッとした味わいも楽しめました。もちろん最後に残った骨までしゃぶり尽くしたのはここだけのヒミツです。だって骨の際の肉が最高に美味しいんですものσ(^_^;) 最後は 〆のつけ麺 300円 を勧められるままにオーダー、タレをほうじ茶で割ってつけ汁にするというかなり面白いつけ麺です。このつけ汁がほうじ茶の香ばしさが加わってよい塩梅になるのには驚きました。ただ入れすぎると薄まりすぎるので、味見しながら足すことをお勧めします。ツルッとした麺は普通の中華麺、欲を言えばスープと絡むようにもう少しざらつきのある麺にして、玉ねぎのみじん切りのような薬味があると最強の〆になる気がします。でもこのクオリティのラム肉でこのお値段、絶対に何かがおかしいかも⁈と思ってしまうくらい、ツマミから〆まで含めてトータルに絶品のジンギスカンでした。 巣鴨といえば「お年寄りの原宿」とも言われるように年配の方が多く訪れる場所ですが、そんな方達にも好評だそうです。実際にこのラムをいただけば、すぐに納得できると思います。オフィスの近くにもあるので、これだけ美味しいラムなので是非そちらにも行かなければ、と思ったのでした。
駅から近い
PayPay決済可
おひとり様OK
深夜でも入れる