【≪1961年創業≫『南国酒家』名物あんかけやきそば】 ※コメント返しは原則お休みしてますので、記入ご遠慮ください(参考通知とオフ会の御礼は記入OKです) 原宿駅前のはす向かいコープオリンピアという 黒基調のヴィンテージマンションがある。 原宿のランドマークとして有名で 見た目も目立つので 神宮橋の三叉路交差点を渡る際に多くの方が 目にした記憶があるのではないだろうか? (画像5枚目) 実はこのマンション、国内で初めて 分譲価格が1億円を超えた「日本初の億ション」であり、 その名の通り東京オリンピックの翌年の1965年に建てられている。 …そして同マンションの 一階と地下階に入居するのが『南国酒家』である。 1961年に渋谷区桜丘町で創業し 後にこのコープオリンピアに本店移転。 当時はまだ国内で珍しかった 広東料理のパイオニア店でもあります。 ■やきそば特別ランチセット …¥1980(税別、サ別) ・五目具だくさんあんかけやきそば ・シュウマイ ・本日のデザート 創業当時から続く名物「五目具だくさんあんかけやきそば」の 原宿本店限定ランチメニューを注文♪ 具は 海老・帆立・椎茸・筍・木耳・白菜・豚肉・紅糟叉焼 文字通り具だくさんですね~ 麺は中細麺で部分的に「堅焼き」になってます。 水分量を保った麺と、パリパリの堅焼きの麺両方が楽しめます♪ ベースは醤油餡となっており、 そこに海老や帆立の甘味がシナジー効果を発揮。 特に帆立や椎茸が大きくて食べ応え満点。 筍も節の部分が使われておりポリポリと軽快な食感が楽しい。 そして「紅糟叉焼」がいいアクセントに。 「紅糟」は今年頭に話題になった いわゆる「紅麴」の事。 福建地方や広東地方では この調味料を使った淵の赤いチャーシューがメジャーです。 発酵した紅糟のあの特有の甘い香りとスパイス感が醤油味に深みを与えてくれます。私はこの紅麹系の味が好きなんですよね~ …ちなみに豆知識ですが、 琉球王国の中国への朝貢貿易の使節団の船が 福建省の福州にしばしば寄港していた事で、 「紅糟」が琉球王国に伝わり、 紅麴を使った沖縄料理「豆腐よう」誕生に繋がります。 「シュウマイ」は粒が 大きく赤ちゃんの拳大くらい。 肉汁感は少なめでゴロゴロした食感と玉ねぎの甘味が美味。 この日のデザートは杏仁フルーツポンチでした。 ~あとがき~ 以上、全国に展開する『南国酒家』の 原宿本店で名物の「あんかけやきそば」を堪能。 料理以外の部分での満足度も高めで、 接客が丁寧かつ絨毯が敷かれた店内も内装に高級感あり。 広々とした余裕のある待合室やテーブル席など 外観からは想像できないほど地下階が広く いいランチタイムを過ごせました。 …ちなみに余談となりますが、 日本で初めて「パイナップル入りの酢豚」を提供したのも この『南国酒家』と言われています。 (発祥自体は清王朝時代の大陸とされる説が有力だが) しばしば論争を起こす 酢豚にパイナップル「いる/いらない」問題。 ある意味そのルーツとも言える店です。 話のタネに訪問してみてもよいかも
駅から近い
個室あり
クレカ・PayPay決済可
ランチ営業あり
おひとり様OK
東京都新宿区原宿にある、おしゃれで高級感あふれる老舗の中華料理店
東京都新宿区原宿にある老舗の中華料理店『南国酒家 原宿店』。おしゃれで高級感ある店内で、ランチもディナーもゆったりといただくことができる。料理はさっぱりとした味付けの中にも丁寧さが感じられる、上品な味付け。少々値段は張るが、その分サービスが行き届いている。