行列してでも食べたいシモキタ最古の人気欧風カレー店。 先代が引退し(と言っても移住先でカレー屋をやってますが)、2代目がキリモリする新生茄子おやじは、甘辛でヘルシー感も感じるオリジナリティ溢れる欧風カレーに進化してます。 久しぶりの再訪、2名で行ってきました。 2025年12月12日 金曜日 19:42 *スペシャル *ビーフ *DINNER SET×2 カレー+ドリンク・サラダ・はちみつヨーグルト ビーフ お連れ様がオーダーしたのはビーフ。平に盛られたライスの上に、均等にかかったダークブラウンのカレールー。中央に大きな牛肉とフライドオニオン。かいわれと花型の人参は彩りと女子キュンキュン度アップのアイテム。カレーは最初にスパイスと玉葱のコクがやってきます。優しい甘味があり、それでいて軽やかでヘルシー感もあります。軽やかで食べやすいので調子に乗ってモリモリ食べ進めると、じわじわと辛さがやってきます。まぁ、辛いと言っても大したことありません。一般的な中辛です。ただ、しっかりスパイスが効いているので、後半は少し汗ばむかも。肉も柔らかくて旨味たっぷりです。毎日8~10時間炒めた寸胴1杯分の玉ねぎと、13~15種類のスパイスをベースに作られているだけあり、軽やかなのに深みのある甘辛スパイシーな欧風カレー。 スペシャル 『茄子おやじ』のカレーは、ビーフ、チキン、やさいの3種が基本で、プラス平日限定のきのこ。この4種は全て同じカレールーです。そして、スペシャルはきのこを除く3種にゆで卵を加えた、所謂全部乗せ的なカレー。野菜は大きなナス、歯応えのあるブロッコリー、旨味たっぷりなトマト、ホクホク感でつい笑顔になってしまうじゃがいもなど盛りだくさん。肉はビーフとチキン両方入っているので食べ応えも抜群。しかも、チキンとビーフが喧嘩していないのがミラクル。カレールーのスパイス調合が素晴らしいんですね。ゆで卵は中盤以降に軽く崩してカレーと一緒に食べると、マイルド感とコクが増す味変にもなる。『茄子おやじ』では、スパイスの調合を季節に合わせて変えており、この一手間で季節に合った食べやすさが生まれているのでしょう。 今回はどちらのカレーもDINNER SETでオーダーしたのでサラダ、ドリンク、デザート付き。デザートは「はちみつヨーグルト」で、濃厚なヨーグルトに、底に溜まった蜂蜜をよく混ぜて食べるスタイル。食後の口直しに最適ですよ。 美味しく完食いたしました。 『茄子おやじ』は、1990年4月にオープンしたカレー専門店。下北沢がカレーの街と呼ばれる以前から、路地裏に根を張り続けてきた老舗で、おそらく同地区最古のカレー屋さん。創業者は『阿部 孝明』氏。阿部氏は、吉祥寺の「まめ蔵」立ち上げメンバーとして腕を磨いた方。まめ蔵時代、カレーのトッピング用茄子をつまみ食いする癖があって「茄子おやじ」というあだ名で呼ばれていたのですが、そのあだ名がそのまま店名になってます。 現在の『茄子おやじ』は、2代目店主の『西村 伸也』氏がきりもりしてます。西村氏はバンドマンで「まめ蔵」のカレーファンでもあったのですが、下北沢にまめ蔵立ち上げメンバーのカレー屋があることを知り、『茄子おやじ』へカレーを食べに行ったところすぐに虜に。アルバイトとして『茄子おやじ』で働き始めたのですが、阿部氏が年齢的なこともあって店を退くことになり、2017年1月から店主になってます。 さて、このような場合、一切レシピを変えず変わらぬ味を貫き通すパターンと、アレンジを加えて進化させるパターンに分かれますが、『茄子おやじ』は後者のパターンです。西村氏が進化させたのは「甘味」。スパイスの種類や分量、具材の配合などをアップデート。核となるスパイシーな味わいは変えず、懐かしさを感じる甘味をプラス。カテゴリ分けするならば欧風カレーになると思いますが、甘辛でスパイシーなオリジナリティ溢れるカレーです。 お店は下北沢南口商店街を餃子の王将目指して下り、王将手前の路地を入ってすぐ。店内はマッキントッシュのパワーアンプ(オーディオファン憧れの名機で価格は200万オーバー)にテクニクスのターンテーブルが設置されていて、厨房の裏にはアナログレコードがずらり。クラブのような雰囲気ではなく、ウッディーで温かみのある内装で、BGMを楽しみながら食事にも集中できる寛ぎの空間です。昔と味が変わった事がプラスかマイナスかは人それぞれでしょうが、下北沢で美味しいカレーが食べたい時の選択肢として、外せないお店の一つだと思います。 とってもおすすめ。 〜追記〜 創業者である阿部氏は、埼玉県の小川町で『小川ぐらしの茄子おやじ』としてカレー店を営業されてますよ。 #下北沢グルメ
駅から近い
カウンター席あり
禁煙
ランチ営業あり
おひとり様OK
音楽と共に味わう、下北沢路地裏の香ばしい欧風カレー
下北沢の落ち着いた路地裏に佇む、創業1990年の歴史あるカレー店。丁寧に煮込んだ玉ねぎと15種以上のスパイス、そして欧風らしいコクと甘みが特徴のカレーは、ホロホロのビーフやチキン、とろける茄子や彩り豊かな野菜が贅沢に盛られています。辛さと甘さが絶妙に調和し、ごろっとした具材の食感も楽しい一皿。店内はアナログレコードから流れるこだわりの音楽や、趣のあるインテリアが心地よい空間を演出。カレー・音楽・コーヒーをゆったりと楽しめる、下北沢の老舗らしい温かさと居心地の良さが魅力です。


























