四つ木5丁目ラーメン@お花茶屋! 四ツ木から水戸街道沿いを北上する途中に、その店はあった。 住所はやはり四つ木5丁目になるのだが、四ツ木とお花茶屋と京成立石のちょうど真ん中辺りにあって、一番近い駅はお花茶屋ではないかと思う。 この日(8月26日)の東京の最高気温は35.7度あった。 ちょいと野暮用があり、天気もいいしチャリで行くか!と漕ぎ出したはいいが、死ぬほど暑い。 いや、2回くらいは軽く死んだ。 お腹も空いたしどっかで休憩したいと思った矢先に目の前に現れたのが、この店だった。 窓というか、扉もなく、サッシが外されている。 案の定というか、悪い冗談かと思うが、冷房関連一切ナシ! あっけなく3回目の死がやってきた。 水戸街道沿いに突如現れる海の家のようなホッタテ小屋である。電気、水道、ガスさえ、どうやって通しているのかも怪しい。 ガタイのいい喜納昌吉のような半裸の男が店主で、ワンオペで頑張っているようである。 これはヤバイ店に入ってしまったか…と思ったが、案外物腰の柔らかい接客で、だんだん心地良くなってくる。 メニューの文字が消えてがほとんど読めないが、勘で醤油チャーシューメンをお願いした。 醤油チャーシューメン@850円! 分厚い豚バラ、何故かチキンをフライパンで焼いたものが大量に乗っかってくる。 鰹出汁と昆布出汁を感じるスープに、縮れた中細麺。 なかなかありそうでないラーメンである。 シャキシャキネギにごま油が垂らされ、さらにブラックペッパーが大量に、しかも勝手に掛かって出てきた。 すごい美味しい!と感嘆する程でもないが、また機会があれば食べたくなるような魅力がある。 コッテリなようでアッサリ、アッサリなようでコッテリ。 鐘ヶ淵の「ミンミン」にも似た匂いを感じるものの、あそこまでこちらに向かってくるようなパンチはない。 「マヨネーズ要ります?ちょっと奥に探してきます!」 など、非常にお客さん想いで気を遣ってくれる接客が心地良いのだが、何故マヨネーズを店の奥まで探しに行かないと見つからないのかが、よく分からない。 恐らく、店主は非常にマイペースなのかも知れない。それがかえって、ほのぼのした雰囲気を醸し出し、良い効果を産んでいるように思えた。 常連さんの「今日はさすがに暑すぎるよ!」という文句とも取れる捨てゼリフを聞いて、店主は言った。 「ホットヨガのおかげで慣れました!」
口コミ(8)
オススメ度:79%
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私的に一番お気に入りの塩ラーメン。いつも頼むのは塩チャーシューメンで、チャーシューは鶏、豚2種を注文が入ってから焼き目をつけるので熱々で香ばしい。シャキシャキのネギにゴマ油がかかっていて、食べ進めて中盤にスープに混ぜると風味が変わってさらに楽しめます。麺は中太ちぢれで濃厚スープがよく絡みます。 駅から遠く、お店の外観もびっくりするくらい古くて狭いのですが、近くに来ると必ず食べに行く美味さがあります。
看板はなく暖簾だけに店名が書かれている店舗はおよそラーメン店には見えない。セミオープン状態で綺麗とも言い難いその雰囲気は昭和もビックリ。そんなノスタルジーを感じさせる店舗のラーメンはノスタルジック系をブラッシュアップしたような在りそうでない一杯。 見た目は濁っているが基本的にはクリアな味のスープは実におとなしいが気取らない旨さがしっかりある。完成したラーメンの上から結構な量の黒胡椒が振られており、スープにもかなりの影響を与えている。 黄色い中太麺は若干のチープさが感じられるがバッツリした感じがスープに合っている。ただ若干伸びやすいようなのでさっさと片付けるが吉。フライパンで強めにソテーされたチャーシューは食べごたえがあり、柔らかくもブリッブリっとした食感がナイス。 今どきこのクオリティで600円とは素敵。
柴又に行く道すがら、目にとまったなかなかの きたなトラン! でも、なんだか美味そうな予感がして車を停めて訪店。 予感的中とまではいかなかったけど、味だけでなくここの立地のオープンな感じが、東南アジアのお店の解放感に近くなんだか心地よいお店でした!
塩チャーシューメン900円を注文 チャーシュー以外は美味い。チャーシューはちょっとイマイチかな。 子連れのサービスは良く、子ども連れには嬉しいお店 また再訪します。