侮っていました。すみません。前菜から唸ってしまった店は久し振りです。生ハムの味が違います。香りも違います。鯛のカルパッチョはエディブルフラワーと香草でマルチレイヤーのテイストが襲ってきます。ホエー豚のローストにはノックアウトされました。季節の素材の選択、材料の取合わせ、調味料の選択、熱の加え具合、軽重硬軟乾湿暖冷の組合せ、甘酸塩辛苦の五味の妙、いやはや天才というものは本当に存在するものだと感じ入った次第。 中でも、春野菜と甘鯛のリゾットは春の香りが宜しい。春野菜にはホクホクの空豆、ホワイトアスパラと青菜が入り、ソテーした鰆の上にローズマリーとイタリアンパセリの二種の香草が載ります。 そして、写真の白い皿の縁に散らばっているのはドライプラム、つまり乾かした梅干しで、これをリゾットに混ぜ込むことで食が進みます。うまいこと考えたものです。 細身のホワイトアスパラは、緑のそれと同じぐらい歯応えがあって、空豆はふっくらに出来上がっている。どちらも春の素材の勢いが感じられるのだ。この火の通し方は脱帽だ。 また、ローストビーフのロッシーニ風は、軽さのある甘藷スライスの素揚げを添えることで、どっしり感のあるトリュフとそのソースにバランスをとらせています。さらに菜の花の茎の部分を茹で、その苦味で甘みのあるソースの味に飽きがこない工夫があるようです。 イカスミのスパゲティについては説明を割愛して、「抹茶フォンダンショコラ」の説明。 「フォンダンショコラ」はフランス語でカタカナ表記は難しいが、正しくは「フォンダントショコラ」であり、「溶ける」という「フォンダント」と「チョコレート」の「ショコラ」の合体となっている。生焼けのチョコレートケーキなので、割ると中身がドロドロと出てくる仕掛けになっている。そして苦味のある抹茶味を引き立てるために、隣にリッチミルクジェラートを配して甘みを供給しているのだ。 深いダークブラウンの方形のディッシュの上に、円筒形のチョコケーキを載せ、色みを考えパウダーシュガーをかける。左にはオレンジ、ブルーベリー、クランベリーの瑞々しい色を並べ、右には純なホワイトのジェラートをローストアーモンドの破片に載せ、その外側に抹茶をさらりと散らばせる。この一幅の名画を前に腕組みして感動してしまったのです。 また、来ます。
Hitoshi Tanakaさんの行ったお店
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Brooklyn Parlor SHINJUKU
新宿三丁目駅 / カフェ
- ~2000円
- ~4000円
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おにやんま
五反田駅 / うどん
- ~1000円
- ~1000円
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日本橋 天丼 金子半之助 日本橋本店
三越前駅 / 丼もの
- ~1000円
- ~1000円
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すごい煮干ラーメン 凪 新宿ゴールデン…
新宿三丁目駅 / ラーメン
- ~2000円
- ~2000円
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六厘舎 東京ラーメンストリート
東京駅 / つけ麺
- ~1000円
- ~1000円
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本家 第一旭 本店
京都駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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つけ麺 五ノ神製作所
新宿三丁目駅 / つけ麺
- ~1000円
- ~1000円
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肉の大山 上野店
上野駅 / 洋食
- ~1000円
- ~2000円
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Pizzeria e trattoria da ISA
中目黒駅 / イタリア料理
- ~2000円
- ~4000円
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GURGAON
銀座一丁目駅 / カレー
- ~2000円
- ~4000円
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アンティーカ ピッツェリア ダ ミケー…
恵比寿駅 / ピザ
- ~2000円
- ~4000円
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銀座 佐藤養助
銀座駅 / うどん
- ~2000円
- ~2000円
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丸鶏 るいすけ
西新宿駅 / 焼き鳥
- 営業時間外
- ~4000円
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黒毛和牛バーガー BLACOWS
恵比寿駅 / ハンバーガー
- ~3000円
- ~4000円
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山東 1号店
元町・中華街駅 / 中華料理
- ~2000円
- ~3000円
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ジャッキー ステーキハウス
旭橋駅 / ステーキ
- ~3000円
- ~3000円
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あつた蓬莱軒 本店
熱田神宮伝馬町駅 / うなぎ
- ~4000円
- ~4000円
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青島食堂 秋葉原店
秋葉原駅 / ラーメン
- ~1000円
- ~1000円
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カフェ アクイーユ恵比寿
恵比寿駅 / カフェ
- ~2000円
- ~3000円
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麗郷 渋谷店
渋谷駅 / 台湾料理
- ~2000円
- ~4000円