
品川駅からすぐの好立地にある「六献 品川店」。地下へ降りると、そこには都会の喧騒を忘れさせるような、高級感あふれる個室空間が広がっていました。非常に落ち着いた雰囲気で、接待や大切な会食にも自信を持っておすすめできる一軒です。 今回は「如月【紫陽花】」という佐賀牛を主役にしたコースをいただきましたが、どの一皿も丁寧な仕事ぶりが伝わるものばかりでした。 まずは「佐賀牛炙りユッケ寿司」。ウニと金箔ソースが添えられたその姿は非常に美しく、ユッケの旨みとウニの濃厚さが重なる、期待を裏切らない美味しさです。 「佐賀牛低温調理刺し」は、岩塩プレートに乗って登場します。プレートから移るほのかな塩気がお肉本来の甘みを引き立て、生肉に近いなめらかな食感を心ゆくまで楽しめました。 洋風の「佐賀牛つくね葡萄煮 パイ包み焼き」は、サクサクのパイを崩すと中からビーフシチューのような濃厚な味わいが現れます。つくねとパイの組み合わせが新鮮で、見た目も可愛らしい一品でした。 メインの「特選佐賀牛イチボ・ザブトンのグリル」は、溶岩プレートで。脂の甘みが強く、わさびと塩でシンプルにいただくのが、肉の質を一番に感じられる食べ方でした。 これに石川の地酒「天狗舞」を合わせると、後味がスッキリとしてお肉の美味しさがさらに際立ちます。 「紙鍋しゃぶ煮」では、リブロースとサーロインを出汁で。上質な脂が溶け出した出汁まで美味しく、良いお肉を食べているという実感が込み上げます。 さらに「佐賀牛レアカツ」は、レアならではの食感が心地よく、山葵と芽ネギが肉の旨みを上手くまとめてくれていました。 締めは「佐賀牛とむかごの茶飯仕立て」と、大きななめこの入った白だし味噌汁。素材を活かした優しい味付けが、贅沢なコースの最後にぴったりで、幸せな気持ちで食事を終えることができました。