
天ぷら中山@人形町! 昭和5年(1930年)創業。 あと4年もすれば、創業百年となる。 元々は惣菜店からはじまり、中でも天ぷらが評判となって、後に天ぷら専門店となった。 高級店がひしめく日本橋人形町界隈でも、家族経営の庶民的な天ぷら中山は、なんだかとても居心地がいい。 天丼@1,650円(税込)! 茅場町勤務時代に通った20年前から値上がりはしたが、数百円の差と思われ、企業努力を感じる。 定番の天丼は、海老2本、魚2種、野菜2種の構成。 魚2種の中に穴子が入らないなら、穴子は単品で追加して!と頼んだら、今日はキスと穴子との事。 梅雨時は、「梅雨の水を飲むと美味しくなる魚」がいくつかある。 例えば、いわし、イサキ、アジ、鱧。 そして、シロギス、穴子。 どれも梅雨時頃から脂が乗り始める。 そして、その脂がしつこくなく、梅肉などと相性も良くさっぱり食べられるのも特徴だ。 注文から7分程度で着丼。 丼ぶりにしっかり蓋が閉まって到着。 蓋を開けると胡麻油の香りと共に真っ黒い天ぷらが顔を出す。 カリカリサクサクの天ぷらではなく、しっとりふわふわの中山の天ぷら。 たっぷりの丼ぶり飯に合う味付け。 お惣菜屋さんから生まれた天ぷらであるのが、分かる気がした。