地元蕎麦 NO.46 再訪 … 何度も訪問しているお店だが、昨年の秋頃以来で久し振りの再訪です。日曜が定休日なこともあり、平日には行けない小生にとっては自ずと間隔が空いてしまう。 更科蕎麦に特化したお店で、週替わり的に変わる「おすすめ天ぷら」では珍しい天ぷらを頂ける。この日のおすすめ天ぷらは、山菜のこしあぶら、山うど、アカシア、こごみの4品。… アカシア? アカシアの天ぷらは、ちょっと珍しく今まで頂いたことがなかった。アカシアの花の天ぷらは、長野や秋田の小坂町などで普通に食べられているようだ。アカシアは、花以外の樹皮や葉に、少量ながら有毒成分が含まれているという報告があり、長野県民も花以外は決して食べないらしい。 花を花穂ごと天ぷらにして食べる他、新芽は和え物や油炒めで食べることができるようだ。花をホワイトリカー等につけ込んでつくるアカシア酒は強い甘い花の香りがするという。花からは上質な蜂蜜が採れて、有用な蜜源植物とのことだ。ニセアカシアを蜜源として利用する地域は東日本に多く、特に長野県では蜂蜜の約7割がニセアカシアの花を「蜜源」としているらしい。 前置きが長くなったが、この「アカシアの花」の天ぷらは、見た目はかき揚げ風で、珍しいので相方に少しあげました。食べてみると塩を付けすぎたのか、それほど花の甘い味は感じなかった。もう少し味わって食べれば良かったかと … 2,3個食べてみないと良くわからないという感じがした。山菜の女王と呼ばれる「こしあぶら」「山うど」は、美味しかった。相方はいつもの天もり、海老天2本あったので1本頂く。サクッと揚がった天ぷらは、やはり美味しい。 蕎麦は、丸抜きの白い更科蕎麦。長さが結構あるので、蕎麦猪口に移すのが少し厄介だが、コシのある細打ちで喉越し良く美味しく頂きました。 熱々の白濁蕎麦湯で〆て、ご馳走様でした! 「アカシア」と言えば … ♪アカシアの雨に うたれて このまま死んで しまいたい 夜が明ける 日がのぼる 朝の光の その中で 冷たくなった わたしを見つけて あの人は〜 涙を流してくれるでしょうか … ♪ 「アカシアの雨がやむとき」 (歌:西田佐知子)、関口宏の奥さんだが、ちょっと古いなぁ〜。 「アカシアの花」の天ぷらレビューのようになってしまった。花の咲く時期は、短く限られるようなので、次に頂く機会があれば良く味わって食べてみたいと思うのでした。 #アカシアの花の天ぷら #アカシアの雨がやむとき #山菜の天ぷら #もりそば #更科蕎麦 2023年5月訪問
個室あり
禁煙
ランチ営業あり
おひとり様OK
ゆったりした席で美しい更科蕎麦がいただけるお店